kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展 「ゴッホが描いた7枚のひまわり」

2020年05月15日 | Weblog
国立西洋美術館「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」は延期ですが
4月7日(火) BS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」の放送を録画した
国立西洋美術館「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」からです。

「ひまわりの画家」とも呼ばれるゴッホが「ひまわり」を最初に描いた4枚は、ゴッホが芸術家の共同体をつくることを夢見た南仏・アルルで、パリからやってくるポール・ゴーガンを迎えるために描かれた「友情の証」ともいえる作品でした。

4枚目 ロンドン・ナショナル・ギャラリーの「ひまわり」1888年

ゴッホがゴーガンとの生活を夢見て描いた4枚の「ひまわり」のうち、ゴーガンの寝室を飾るにふさわしいと自ら認めサインを施したのは2枚だけでした。

1枚は、ロンドン・ナショナル・ギャラリーの「ひまわり」です。
もう1枚は、ミュンヘンのノイエ・ピナコテークの「ひまわり」。

フィンセント・ファン・ゴッホの、花瓶に活けた7枚の「ひまわり」

1. 個人所蔵
2. 所蔵:白樺美術館設立のため 実業家・山本顧弥太氏が購入
     (1945年8月6日 第二次世界大戦の芦屋市空襲により焼失。)
3. 所蔵:ミュンヘン ノイエ・ピナコテーク
4. 所蔵:ロンドン・ナショナル・ギャラリー
5. 所蔵:東郷青児記念 損保ジャパン 日本興亜美術館
      (日本の美術館で見られる貴重な作品。)
6. 所蔵:フィラデルフィア美術館 
7. 所蔵:アムステルダム ファン・ゴッホ美術館

※ゴッホが『ひまわり』を描いたのは、ゴッホの10年ほどの画歴の中で、南仏アルルで暮らした1888年から89年の間のわずか1年ほどの限られた時間帯でした。


ゴッホは「ひまわり」の自筆の複製を3枚描いています。

2枚は
ロンドン・ナショナル・ギャラリー所蔵(4枚目)から描いたもので
● 所蔵:東郷青児記念 損保ジャパン 日本興亜美術館
● 所蔵:アムステルダム ファン・ゴッホ美術館の「ひまわり」。

1枚は
ミュンヘン ノイエ・ピナコテーク所蔵(3枚目 水色の背景)から描いた
● 所蔵:フィラデルフィア美術館の「ひまわり」です。

昨日14日、39県における緊急事態宣言を解除しましたが、北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫の8都道府県は「特定警戒都道府県」になり、解除されませんでした。

国立国際美術館では、2020年7月7日(火)から開催予定です・・・
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