kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

国立国際美術館・古代メキシコ 「マヤ、アステカ、テオティワカン」

2024年05月01日 | 美術館・博物館

古代メキシコ 「マヤ、アステカ、テオティワカン」展へ
行ったのは4月5日(金)です。



桜を楽しみにながら、国立国際美術館へ向かいました。



紀元前15世紀から後16世紀のスペイン侵攻まで



3千年以上にわたって繁栄したメキシコの古代文明の



「テオティワカン文明・マヤ文明・アステカ文明」を中心に
多彩な遺物約140件が展示されています。


  第1章 古代メキシコへのいざない
1 オルメカ様式の石偶  オルメカ文明 

半人半ジャガーの幼児像。
オルメカはメソアメリカ最古の文明であり、人頭を象(かたど)った巨大な石彫で知られている。


2 ジャガーの土器  マヤ文明

ジャガーの頭部を象った土器。
メソアメリカでは、じゃがーは王や戦士の権威の象徴であり、神秘的な力をもつものとして崇拝された。


4 クモザルの容器  中央ベラクルス

メソアメリカ低地部に生息するクモザルを象った容器。



黒曜石を目に嵌める。小型で素早いクモザルは、道化やいたずら者としてマヤの神話に登場する。


5 チコメコアトル神の火鉢(複製) アステカ文明

熟したトウモロコシの女神であるチコメコアトル神を表した香炉。手にトウモロコシの穂を二重にした形の杓を握る。


8 夜空の石板  アステカ文明

夜空を主題とする浮き彫りの石板。
両脇には金星と星、中央にはワシと兵士が表されている。戦争や生贄で亡くなった兵士の魂は、太陽と共に天球上を旅しなければならなかった。


10 球技をする人の土像  マヤ文明  

チームに分かれた選手たちが腰とお尻だけを使って(足や手を使うことは禁止されていた)ボールを操った。ボールをワンバウンドさせて相手チームのコートの奥の壁に当てればゴールだが、硬くて重いボールが体に当たり、命にかかわるような大けがをすることも少なくなかった。


11・12  ユーゴ(競技用防具)・ゴムボール

ゴムの木の樹液と熱帯朝顔の草汁で作ったボールと、腰に着ける防具。重たい石製ユーゴが実際に使われたかは不明。木や革製が実用品で、石製は祭祀具とする説もある。


13 シペ・トテック神の頭像  アステカ文明

シぺ・トテックとは「皮を剥がれた我らが主」と言う意味で、生贄となった人間の皮をまとう神。戦争とも関連づけられ、アステカの王たちは、戦争時にはこの神に扮した。


18 貴人の土偶  マヤ文明

つばの大きな帽子を被り、美しいコートを羽織った貴人の土偶。1,000年以上経った今でも鮮やかな青色は、マヤ・ブルーと呼ばれる。


19 装飾ドクロ  アステカ文明

頭蓋骨を胴体から切り離し、前頭に毛を押し込み、目のくぼみに貝殻と黄鉄鉱を嵌めたマスク。死者の世界の主であるミクトランテクトリ神を表す。

長くなりますので「テオティワカン文明」へと続きます。

※会場内作品撮影OKですが、撮ってきた写真は多くて全部は掲載できませんが、出来るだけ掲載したいと思っています。
コメント (2)
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