kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

特別展・古代メキシコ ⑥「パカル王と赤の女王(会場のビデオ 写真有)」

2024年05月11日 | 美術館・博物館
 第3章-4 パカル王と赤の女王

赤の(レイナ)女王(ロハ)と呼ばれる「パカル王妃」


90 パカル王とみられる男性頭像 (複製)

パカル王墓内でみつかり、パカル王の姿とする説が強い。
頭頂部で髪を結わえ、前方に垂らした形は
トウモロコシ神の姿を真似たものと考えられる。


展示会場で流れるビデオから

「碑文の神殿」は、パカル王の没年前後に建造された。



19452年に、パレンケの碑文の神殿から発見されたパカル王墓は、マヤ世界で最初に発見された未盗掘の王墓でした。



碑文の神殿に隣接した13号神殿です。



13号神殿で
翡翠のマスクをかぶった人物の遺体が発見されました。



「赤の女王」と呼ばれる女性のお墓があった13号神殿内所です。












防腐剤の役割をする、真っ赤な辰砂(しんしゃ)の
「硫化水銀(水銀朱)」に、覆われて埋葬されていました。








赤の女王 展示会場

名 前:イシュ・ツァクブ・アハウ
出身地:ウシュ・テ・クフ

身長:約154㎝
死亡:672年11月16日 (享年50~60歳)



配偶者:キニチ・花ーブ・パカル王



息子:キニチ・カン・バフラム
   キニチ・カン・ホイ・チタム



孫 :キニチ・アフカル・モ・ナフフ
ひ孫:キニチ・クック・バフラム



女王を模した「ウイギクガイ」


ぶらぶら美術・博物館

2023年9月20日(水)BS日テレで放送された時から
楽しみにしていた「マヤ文明の至宝が上陸!」でした。

でも突然「ぶらぶら美術・博物館」の放送は説明もなく
番組が無くなりました・・・何があったのでしょう残念です。 


89 96文字の石板

キニチ・クック・バフラム(ひ孫)の
即位20周年に彫られた碑文。



西暦654年にパカル王が建てた宮殿の近くで見つかり
歴代の王の即位が記されている。



マヤの人々は優れた書跡を愛好する最高芸術品でした。


97 キニチ・アフカルを表わす文字

西暦722年に即位したキニチ・アフカル・モ・ナフブは、トニナに対して劣勢となったパレンケの栄華を取り戻すべく、新たに神殿群を造営する。本作は王の名の前半部、キニチ・アフカルを示す。


98 漆喰彫刻

キニチ・アフカル・モ・ナフブが造営した19号神殿の漆喰彫刻。マヤ神話のトウモロコシ神の子である英雄、フーン・アハウとみられる。


117 チチェン・イツァのアトランティス像

王座の下に置かれた、両手で王座と王を支える人物像。
チチェン・イツァでは身なりが異なる複数の像があり、宮廷の様々な人物を表すとみられる。


118 トゥーラのアトランティス像

トゥーラでもアトランティス像は王座の支えだったと考えられるが、宮廷人の姿をとるチチェン・イツァのものと異なり、本作は防具を着けた戦士を表している。

他にもいっぱい撮ってきましたが、長くなりましたので
「赤い女王」から、次へと続きます。(^^ゞ
コメント (2)
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