
平成16年度から始まった史跡公園化整備工事は (平成21年12月撮影)
平成23年春の完成を予定して、整備が行われている今城塚古墳です。
今城塚古墳(いましろづかこふん)は大阪府高槻市に存在する6世紀前半では最大級の前方後円墳で
天皇陵(大王墓)級の古墳で横穴式石室の基礎が確認されたのは、今城塚古墳が初めてでした。

後円部の墳丘は3段築成になっており、最上段に三つの石棺を収めた横穴式石室では
材質が異なる3種類の家形石棺の破片や金銅装馬具など副葬品の小片約600点が見つかりました。

上画像は、3種類の石棺の搬入ルートを想定したものです。 (ボランティア講座より)
今城塚古墳頂部で出土した石棺材は産地の異なる、熊本県産の阿蘇ピンク石・兵庫県産の竜山石
大阪府と奈良県境にある二上山産の二上山白石、の三つの石棺が安置されていました。
~~~~~~~ 今日の誕生花 日比谷花壇より ~~~~~~~
花名 : ビワ 花言葉 : 愛の記憶
ビワの花は12月から2月にかけて咲きます。江戸時代末に中国から果実の
大きな「茂木ビワ」がもたらされてから果樹としての栽培が広がりました。