黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『罪と罰(ツミトバチ)』鈴木有布子(新書館)

2005-04-17 | 読了本(漫画)
一色家の東の廊下の奥にある開かずの間。そこには神様が籠っているという言い伝えがあった……。
失踪中の父の借金で首の回らぬ家の窮状を救う為、家族の反対を押し切ってその扉を開けた次男・太郎。
二百と十四年ぶりに姿を現した神さんは、家を繁栄させる『ざしきわらし』でありながら、何故か一色家を呪っていて……。

表題のシリーズ2編+描き下ろしの12年前のお話と、ノンシリーズの短編2編を収録。
どれもほのぼのとして良い感じでした♪
どうやら続きそうな雰囲気なので楽しみです~vv

<05/4/17>


『劫尽童女』恩田陸(光文社)

2005-04-17 | 読了本(小説、エッセイ等)
父・伊勢崎博士の手により容易ならぬ超能力を与えられた少女・遥。二人は属していた秘密組織『ZOO』から逃亡し、ひそかに暮らしていた。
だが七年を経て、組織の追ってにより、再び戦いの中へ身を投じることになった彼等。激闘で父を失った遥は、同様に特殊能力を持つ犬・アレキサンダーとともに、向かい来る敵に立ち向かう遥は……。

何故か図書館に入らず、読み逃していた作品なので、文庫化を期にようやく読めました。
ちょっと恩田さんの他作品とくらべると、いまひとつな感じが……;
個人的に、博士の意図とかもう少し掘り下げて書いて欲しい気がします。

<05/4/16,17>