黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『乱鴉の島』有栖川有栖(新潮社)

2006-07-30 | 読了本(小説、エッセイ等)
大学入試の採点やフィールドワークに追われ、疲弊していた英都大学助教授で臨床犯罪学者の火村英生は、“北白川の下宿の婆ちゃん”こと篠宮時絵に勧められ、友人の推理小説家・有栖川有栖と共に、彼女の下宿の“卒業生”が営む民宿のある三重県沖に浮かぶ島へ行くことに。
ところが、思わぬ勘違い・手違いから、本来渡るはずだった島ではなく、通称・烏島と呼ばれる黒根島へとやって来てしまった2人はやむをえず、島唯一の人家に厄介になることに。
その家は、伝説的な象徴詩人であり、作家であり、翻訳家でもある海老原瞬の別荘であり、折しも彼の信奉者である人々の集まりが催されていた。
しかし彼等には他に何か隠し事がある様子。
そんな中へ、ヘリコプターより突如として降り立った客……それはハッシーの愛称を持つ、マスコミの寵児である若き起業家・初芝真路の姿だった。
彼は、海老原の元を訪れていた客の一人・藤井医師に用事があるというのだが……。

4年ぶりの作家編の長編新作♪しかも孤島ものですv周りに味方がおらず、ピーンチ!な2人の状況にちょっとハラハラしました(笑)。

<06/7/30>


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