黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『クラッシュ・ブレイズ オンタロスの剣』茅田砂胡(中央公論新社)

2006-07-29 | 読了本(小説、エッセイ等)
一度死んだ身を、ルウの能力により生かされたケリー。その事実を知った不老不死を望む者たちは、ルウを取り込む為、リィへの接触を画策していた。
その頃、そんなこととは知らないリィとシェラのクラスに、トップモデルの美少女・セラフィナが短期受講生としてやってきた。ところがそのマネージャーであるワトキンス氏にモデルにスカウトされてしまい、彼のしつこさに僻易。
何とかしてもらえないものかと友人である大女優・ジンジャーに頼んだところ、代わりに舞台女優の卵・ベティに会って欲しいという。彼女は、自分が演じることになっている無敵の戦士である少女“フレイア”の役柄を掴む為、武道の達人に話を聞きたいのだという。
一方、ルウの元には奇妙な客が訪れていた。妊婦であるその女性は、亡くなった夫に会わせて欲しいのだという。どうやら彼女の信仰する新興宗教の教祖が、彼の名前を出したらしい。その背後にいる存在を知ったルウは彼等の元に赴くが……。

ルウの話がかなりハラハラだったので大分そちらに気を取られてしまいましたが、ベティのエピソードも良かったですね。せっかくだから1冊にまとめず、分けた方が良かったのでは?と思ったり(笑)。
それにしても本文に“オンタロスの剣”が……(笑)。

<06/7/29>


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