作家・武田泰淳の夫人であり、その死後『富士日記』を始めとする随筆で注目を浴びた、百合子。
編集者として、二人に関わっていた村松氏は、百合子の過去、泰淳夫人としての百合子、女学生時代の百合子、作品内に投影された百合子像などを踏まえつつ、さまざまな面を持った彼女の実像に迫る評伝。
泰淳氏の口述筆記によりその能力を開花させたのだという、世間の評価の見方を否定する村松氏。百合子さんが元来持っていた資質を明らかにしようと、さまざまな面からアプローチした内容になってます。
そこかしこに感じられる百合子さんらしいエピソードが満載で、とても興味深かったです。
<13/4/11,12>
編集者として、二人に関わっていた村松氏は、百合子の過去、泰淳夫人としての百合子、女学生時代の百合子、作品内に投影された百合子像などを踏まえつつ、さまざまな面を持った彼女の実像に迫る評伝。
泰淳氏の口述筆記によりその能力を開花させたのだという、世間の評価の見方を否定する村松氏。百合子さんが元来持っていた資質を明らかにしようと、さまざまな面からアプローチした内容になってます。
そこかしこに感じられる百合子さんらしいエピソードが満載で、とても興味深かったです。
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