文化八年一月。能州から生田家の長姉・伊智が、江戸の四兵衛長屋に現われた。富美と三紗の暮らしぶりを確認にきたのだが、そうとは知らない姉妹は、数之進にいつも通りの横暴ぶりを発揮、怒り心頭の伊智は、ふたりを能州へと連れ帰ると宣言する。
そんな中、数之進が一角と共に潜入することになったのは、下野国黒銀藩の藩邸。藩主の大関信濃守増輔は、算術に長けている以外は凡庸な人物で、親近感を感じる数之進。そんな増輔は、鯱病(登城拒否)を患い、江戸城に登城することができずにいる。
黒銀藩では、女大名の異名を持つ奥方・可寿子が藩政の実権を握り、愛妾・瑠以とその背後にいる江戸家老・竹内仙太夫と対立しているという専らの噂。
さらに増輔が上様からかつて拝領したという宝の行方探しに、奔走する藩士たち……
シリーズ第六弾。長女の伊智さんが登場。美人かつ知恵の働く、素敵なヒトでした(笑)。
今回の藩主と数之進が算術の話で盛り上がってるシーンが、ちょっとほのぼのムードで好きかも。
<12/11/27>
そんな中、数之進が一角と共に潜入することになったのは、下野国黒銀藩の藩邸。藩主の大関信濃守増輔は、算術に長けている以外は凡庸な人物で、親近感を感じる数之進。そんな増輔は、鯱病(登城拒否)を患い、江戸城に登城することができずにいる。
黒銀藩では、女大名の異名を持つ奥方・可寿子が藩政の実権を握り、愛妾・瑠以とその背後にいる江戸家老・竹内仙太夫と対立しているという専らの噂。
さらに増輔が上様からかつて拝領したという宝の行方探しに、奔走する藩士たち……
シリーズ第六弾。長女の伊智さんが登場。美人かつ知恵の働く、素敵なヒトでした(笑)。
今回の藩主と数之進が算術の話で盛り上がってるシーンが、ちょっとほのぼのムードで好きかも。
<12/11/27>