黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

日本チーズモーモー@ビアンポポロ

2011-12-05 | スイーツ

 ロール生地で、チーズクリーム、レモンカード、フランボワーズのソース(?)等が巻かれていて、全体的に甘酸っぱく、さっぱり系。



 表面には、チーズだけに日本地図がプリント(笑)。


 ビアンポポロ:新潟(三条) ※刃物市で購入。


ホワイトチョコと赤い実のケーキ@アンジュ

2011-12-05 | スイーツ
 ホワイトチョコのムースの下に、赤い実(ベリー系?)のクリーム。ちょっとサクサク系のものも挟まれています。
 底は、ピスタチオのダックワーズ。一番上に載ってるのは、フランボワーズ。
 何気にクリスマスっぽいカラーで可愛いですね♪

 パティスリー・アンジュ:新潟(燕)

『おまえさん 下』宮部みゆき(講談社)

2011-12-05 | 読了本(小説、エッセイ等)
先の一件の下手人たちが消え、ひと月が過ぎたが、依然としてその行方は知れぬまま。
そんな中、ごたごたですっかり忘れていた空樽問屋・玉井屋から来てほしいという連絡を受け取り、店に顔を出した岡引の政五郎親分。
主人・千蔵の悪癖から離縁寸前だったはずのおきえの様子が激変。おきえが娘のお末を預けていた、親戚の紙問屋・伊勢屋も味方につけ、あれこれ話し合っている最中に、千蔵が卒中で倒れ、寝たきりになったというのだった……“残り柿”、
猿江町の十徳長屋に住む丸助は、ひょんなことから先の一件を知る立場となった。
そんな彼の元をそれぞれに訪ねていた、おていと、お仲がばったり顔を合わせた。刃傷沙汰を起こし、牢内にいる仙太郎の身を案じるおていに同情したお仲たちは、何とかならないものかと話し合う。
そんな中、平四郎からの礼としてお徳の作った料理を届けに来た、弓之助。さらに、弓之助の兄で河合屋の三男・淳三郎が付いてきて、久々に楽しい時を過ごす……“転び神”、
先の一件からひと月。
自らの失態により下手人たちを取り逃がすこととなった信之輔。その罪を庇って本宮家を出た源右衛門に対しての心苦しさ、さらに失恋の痛手もあり、懊悩の日々を過ごしていた。
そんな彼は、佐多枝の存在に心の安定を見い出すが、彼女の思いは医師・玄徳にあると知ることに。
そんな中、玄徳に思いを寄せていた女中・おしんが自害をはかろうとして……“磯の鮑”、
行方をくらましていた下手人の居場所が判明。
遠く離れた小畑村の、秋本芳斉という医者の家に潜伏しているらしい。中の様子を窺い……“犬おどし”を収録。

本編のつづきの他、三者から語られる事件ひと月後を描いた三編の短編と、その後を描いた一編という構成。
目次を見た時には、おや?と思いましたが(何故上下巻に分けてまで、短編も収録したのかなぁ、と)、話が続いているからだったのね~、と納得。またこれらの短編の存在によって、より話が奥深く、厚みを増している感じがします。
台詞も含蓄のある、名言揃いな作品でした。

<12/12/5>