黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『シカゴより好きな町』リチャード・ペック(東京創元社)

2009-07-08 | 読了本(小説、エッセイ等)
1937年、父は失業、家も失った一家。
両親は2人しか住めない手狭なアパートに住むことになり、兄・ジョーイは連邦政府機関の市民保全部隊に雇われて植林に従事しており、既に家を出ている為、15歳になったメアリ・アリスはひとり、田舎の祖母の元で暮らすことに。しかもいつものような夏休みの1週間ではなく、ずっと…。
うまくやっていけるのかと途方に暮れながらも始まった生活。
ハロウィンにパイを作るため、かぼちゃを盗んだり、ペカンナッツをせしめたり。11月11日七面鳥撃ちの日、軍人会のスープを金持ちに高く売りつけたり…次第にそんな祖母との生活にも慣れて来た、ある日、彼女が通う学校に転校生の少年ロイス・マクナブがやってきた……

『シカゴよりこわい町』の続編。ジョーイの妹メアリ・アリス視点のお話。
あいかわらずパワフルなおばあちゃんが素敵♪
ラストも良かったですv

<09/7/8>