黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『毒草師 白蛇の洗礼』高田崇史(朝日新聞出版)

2008-04-27 | 読了本(小説、エッセイ等)
濃茶の席で、裏千家教授・大澤信郎の次男・祐二が変死。毒による中毒死のようだが、その毒が何なのかは不明。その場に居合わせたのは、被害者を含め6人…信郎と、お茶を点てた坂元美和、正客を務めていた龍河誠、客の松江亜子、神凪百合。その他、水屋にいた火渡祥子。
毒物も殺害方法も不明なその事件で、被害者の直前にその茶碗でお茶を飲んだ為に犯人として疑われているらしい百合。彼女が病院に勤めている関係で、上司から、調査を任された、医療雑誌ファーマ・ヴューの編集者・西田は、その事件関係者・美和がお茶の教室を開いているカルチャー・センターでお茶を習うことに。
そこで出逢った百合にほのかな思いを抱き、お茶にもハマった西田だったが、その後も不審な毒殺事件が続き、隣室に住む<毒草師>御名形史紋に相談するが……

それはミステリとしてアリなのか?とツッコミたくなる部分はなきにしもあらず……(笑)。
どーでもいいことですが、個人的に、御名形のクローゼットの中が気になります。

<08/4/27>