黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『猫は引っ越しで顔あらう 猫探偵 正太郎の冒険4』柴田よしき(光文社)

2006-06-21 | 読了本(小説、エッセイ等)
同居人であるミステリ作家・桜川ひとみの都合により、住み慣れた琵琶湖のほとりの町を離れ、東京で暮らすことになった猫・正太郎。元担当編集者だった糸山大吾の手を借り、新たな住居を見つけるべく物件を回る彼等の行く先々には、何故かカップの天ぷらそばの容器が残されていて……『正太郎と天ぷらそばの冒険』、
新居も無事決まり、出歩くようになった正太郎。隣家で、大家でもある渡会家の猫たち、フルハタとニンザブローたちと出かけた正太郎は、古本市に同居人の新刊を置いて立ち去る男の姿を見かけるが……『正太郎と古本市の冒険』、
正太郎たちの家には幽霊が出るという噂が。しかもその霊は、人間ではなくそこで飼われていた犬・ミミ子だという……『正太郎と薄幸の美少女の冒険』、
家のすぐ近くで通り魔に襲われ恋人・雅人を亡くした沙子。その母である京子が、たまたま出会った3匹の猫たちに何気に話し掛けると……『祈鶴』の4編収録。

正太郎くん、引っ越しの巻。新しいところでも早速仲間を見つけ、楽しそうです♪
『祈鶴』のみ、いつもと趣向が違い、視点が代わってます。

<06/6/21>