黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『美しいキラル 3』前田珠子(新書館)

2006-06-12 | 読了本(小説、エッセイ等)
魔族で女の子だったら嫁にするのに、と公言して憚らないキラルの兄・ガルファールによって、紫眼の女性の身体に魂を宿し直されてしまったファガル。
そんな中、ファガルたちは、昔世話になった父の友人・デアヴィに再会。サリームが持つと噂される“万能の稀石”について聞かされる。一方、そんな彼から、能力をもつ少年・ナーサリィを結界に守られた街・ロクロイルに送って欲しいと頼まれ……『彼も知らない秘密の事情』、
退屈を囲っていた少年、ファラ・シュは、イーヴァルの街に不思議な気配を感じ、手下を向かわせる。
一方、養い手であったファガルを不慮の事故でなくしたフォスは、デアヴィの元に身を寄せていた。自分の美貌に無頓着な彼は、命を狙われる危険性から屋敷の結界から出ることを禁じられていたものの、遊びに出かけてしまい……番外編『物騒なファガル』、
妹のように可愛がっていた魔族の少女・リムを殺され、復讐を誓う魔族・ランヴィ。彼女を殺したのは、黒髪の破呪師で、美しい連れがいるという話を聞いた彼女は、彼等を探す。
一方、目立つ外見になり仕事をやりにくくなったファガルは、たまたま昔馴染みのファラ・シュに再会。仕事の斡旋を頼むが……『彼の受けた不名誉な誤解』の3編。

再読です。
さて来月は、いよいよ4巻の発売♪
……この調子で、他の中断してるシリーズも再開してくれると嬉しいんですけどね~;

<06/6/12>