黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『名探偵はどこにいる』霧舎巧(原書房)

2006-06-18 | 読了本(小説、エッセイ等)
昭和47年。双子の姉妹・安奈と甘奈は、殺人への決意とともに終ノ島へと向かう。そしてその島で死体となって発見されたのは、彼女たちの通う高校の教師・蟻田太郎だった。
一方、平成6年の現在。中学時代の初恋の思い出とそれにまつわる3つの謎について振り返る刑事・今寺。折しも、件の彼女、三ツ池逸美らしき女性から連絡が。ところが、現在はデザイナー、シュン・ササメユキの妻だと名乗る彼女は、用件もいわずに立ち去ってしまう。
やがてその正体が同じく同級生であった代議士の娘、下田川静流であったことをつきとめた彼は、尊敬していた後動警部補が20年前に解決したという事件を辿ることに……。

<あかずの扉>研究会シリーズの外伝。……本編もだいぶ忘れ気味ですが(笑)。
三ツ池さんの思いがかなり切ない感じ。
そしてあちこちのミスディレクションにひっかかりまくりなわたしだったのでした(笑)。

<06/6/18>