黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『トリニティ・ブラッド Canon 神学大全』吉田直(角川書店/スニーカー文庫)

2005-07-24 | 読了本(小説、エッセイ等)
第一部『正典』では、神父トレスの外伝『ガンメタル・ハウンド』『ヒューマン・ファクター』の短編2編と、書き始められていた『R.O.M.Ⅶ 極光(オーロラ)の牙』の序章を収録。
第二部『神学』では、構想メモや設定資料を基に、ついに書かれることのなかった物語の<始まり>と<終わり>を解説。
そして第三部は、用語集『大聖典』……の三部構成からなるトリ・ブラ世界の補完本。

吉田さんが亡くなられて早いものでもう一年が経ちました。
構想等を読むにつけ、この世界が最後まで描かれずに終わったことが、本当に残念でなりません(一番無念なのは、ご本人でしょうけれど/涙)。

<05/7/24>

『バッキンガム宮殿の殺人』C・C・ベニスン(早川書房)

2005-07-24 | 読了本(小説、エッセイ等)
カナダのプリンス・エドワード島出身のジェイン・ビーは、大叔母の住む英国へやってきた。成り行きからバッキンガム宮殿でメイドとして働くことになったのだが、彼女が掃除中、同僚の死体を発見……しかもその場には女王も!
事態が公になる事を恐れた女王より、密かに事態の究明を託されたジェインは周囲の聞き込みを開始する……。

てっきり、もっと昔の時代設定のお話だと思っていたら、現在の女王が登場してます。
……どこぞから文句とか出ないんでしょうか?(笑)

<05/7/23,24>