水道水が安心して飲める国というのは世界でも珍しいらしいですが、もちろん日本は安心して飲める方に入っています。
しかし、”安心して飲める”と”おいしく飲める”は全く別の話で、水道水がすべておいしく飲めるなら、ミネラルウォーターなんか売れませんって。
食べ物が産地によって味が違うように、水道水も取水地、浄水場によって様々な味があるのです。
味に差があるならば当然出てくる話が、「どこの水道水が一番おいしいか?」。この事について人に聞いた場合、こんな答えが返ってくることが多いんじゃないでしょうか。
「一番おいしいのは知らないが、大阪の水は日本一まずい」
私もずっとこう思ってきましたが、ところで、これ本当に正しいんでしょうか?
先日、テレビ番組でこういう趣旨の発言をした漫画家に対して、大阪府は意地とも言える行動を取ったようです。
大阪の水は日本一まずい? 「汚名返上」に関係者躍起 asahi.com
「大阪の水は、日本一まずい」。テレビ番組での何げない出演者の一言で、大阪府職員らが「汚名返上」に走らされている。水源の淀川の水をオゾンや活性炭の力できれいにする高度浄水処理の成果で、水質には自信がある。悩みの種は、地元大阪でもいまだに「水道水は臭くて飲めない」と思っている人が多いこと。関係者はPRに躍起になっている。
大阪府はわざわざその出演者を浄水場へよび、ミネラルウォーターと飲み比べまでさせたらしいです。結果は水道水の方がおいしかった・・・これは、なんというか常識を覆す出来事です。
何でも、以前は浄水処理が貧弱で、確かに水がまずいという時期はあったらしいです。そのため、
そこで大阪府は94年、大阪市は98年から順次、高度浄水処理を開始。大阪府で約990億円、大阪市で約750億円かかったが、苦情はほぼゼロになった。
確かにお金はかかりましたが、水道はまさに「ライフライン」。市民生活を支える重要な施設であるため、訳のわからない公益法人にお金を注ぎ込むよりもよっぽど有意義でありましょう。
以前に、東京都の水道水を詰めただけのペットボトル「東京水」を紹介しましたが、東京も大阪と同じように高度浄水処理を行っています。
東京も、以前は水道水がまずいと言われていたところ。”水道水がまずい”という常識は、もはや過去の物になってしまったのかもしれませんね。
しかし、”安心して飲める”と”おいしく飲める”は全く別の話で、水道水がすべておいしく飲めるなら、ミネラルウォーターなんか売れませんって。
食べ物が産地によって味が違うように、水道水も取水地、浄水場によって様々な味があるのです。
味に差があるならば当然出てくる話が、「どこの水道水が一番おいしいか?」。この事について人に聞いた場合、こんな答えが返ってくることが多いんじゃないでしょうか。
「一番おいしいのは知らないが、大阪の水は日本一まずい」
私もずっとこう思ってきましたが、ところで、これ本当に正しいんでしょうか?
先日、テレビ番組でこういう趣旨の発言をした漫画家に対して、大阪府は意地とも言える行動を取ったようです。
大阪の水は日本一まずい? 「汚名返上」に関係者躍起 asahi.com
「大阪の水は、日本一まずい」。テレビ番組での何げない出演者の一言で、大阪府職員らが「汚名返上」に走らされている。水源の淀川の水をオゾンや活性炭の力できれいにする高度浄水処理の成果で、水質には自信がある。悩みの種は、地元大阪でもいまだに「水道水は臭くて飲めない」と思っている人が多いこと。関係者はPRに躍起になっている。
大阪府はわざわざその出演者を浄水場へよび、ミネラルウォーターと飲み比べまでさせたらしいです。結果は水道水の方がおいしかった・・・これは、なんというか常識を覆す出来事です。
何でも、以前は浄水処理が貧弱で、確かに水がまずいという時期はあったらしいです。そのため、
そこで大阪府は94年、大阪市は98年から順次、高度浄水処理を開始。大阪府で約990億円、大阪市で約750億円かかったが、苦情はほぼゼロになった。
確かにお金はかかりましたが、水道はまさに「ライフライン」。市民生活を支える重要な施設であるため、訳のわからない公益法人にお金を注ぎ込むよりもよっぽど有意義でありましょう。
以前に、東京都の水道水を詰めただけのペットボトル「東京水」を紹介しましたが、東京も大阪と同じように高度浄水処理を行っています。
東京も、以前は水道水がまずいと言われていたところ。”水道水がまずい”という常識は、もはや過去の物になってしまったのかもしれませんね。