CLASS3103 三十三組

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【ドラマ】マスケティアーズ パリの四銃士

2016-09-12 20:39:51 | ドラマ映画テレビ感想
NHK海外ドラマ枠でした
三銃士の新訳といったらいいんだろうか、
実際の三銃士をよく知らないので、
話がどれくらい合ってて、どっからが違うのか
まったくわからないまま見ていましたが
派手なアクションシーンと、中世の再現度が見事な一作
フランスが舞台なのに、製作がBBCだったというのが
不思議でならなかったのですけども
非常に面白く見終えたのであります

敵役が途中で交代するため、枢機卿時代とロシュフォール時代に分かれて
まぁ、どっちもなかなか楽しく見られたのでありました
個人的には、枢機卿時代のほうがなんだかんだ
楽しかったような気がするのでありますけども、
ロシュフォール篇は、最終回が見事だったというか
いい殺陣だったと、しみじみ思わされたのでありました
マスケット銃を使うのはわかってるんだが、
やっぱり、剣戟がいいよなぁと
改めて思い知らされたのであります

なかなか斬新といっていいのか、
よくよく考えてみると酷い話だなという展開だったのですけども、
アラミスと王妃ができちゃって、あまつ、子供まで作るだとか、
ダルタニアンとコンスタンスが不倫から発展したりだとか、
アトスとミレディの爛れた関係だとか
様々、酷くないかと現代から見ると思わされるそれぞれが、
なんか、かっこよく、正義だから、全部正義みたいな感じで
潔く描かれているのが凄いなと思わされた次第
特に王妃については、アラミスとできてしまうのもなんだが、
ロシュフォールとも昔はいい関係で、捨ててたとか
この話、ひょっとすると、王妃さへ居なければ
うまいことフランスは平穏だったんじゃないのかなどと
思わされたりしたのでありますけども、
貴族といえば、そういう醜聞あってしかるべしといったらいいのか
いわゆる、当時の囃し立てる物語にもあった
それこれを、ある意味忠実に再現していたようでもあって
面白かったのであります

で、それとはまったく別にというか、
ただただ、英雄譚といっていいのか、
かっこいい銃士としてボルトスがいたと思うのだけども、
ボルトスの活躍場面が、いちいち好きで
最終回も、相当に活躍したので
もうこれだけで、アクション部分はよかったかななどと
思ってしまったりなのでありました

その後、続いたりしないんだろうけども、
スペインとの戦争で銃士たちはみんな死ぬんだろうなと
不穏なことを思ったりしながら、
そうやって人生が片付いていくというのが
中世っぽいといえばそうなのか、
よくわからんが、国王もしっかりしなさいと思ったりしつつ

非常にベタな内容だけども、
楽しんで見られたドラマでありました


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