この場合、ケンも歩けば、と読んでおいて下さいませ。
(金髪“Dog”建さんのマネというわけではなくね)
札幌は函館に比べて、やはりいくぶん雪が多かったのもありましたが、
とにかく、路面の凍結が半端ではありませんでした。
「札幌はね、大きな通りの歩道とかは凍結防止剤が散布されていたりと、
ちゃんとケアされているので大丈夫。」
と聞いて行ったものの。
いやはやなんの。
本当の大通りはともかく、そこばっかり歩いているわけにもいかないので、
一歩入れば、そこそこ大きな通りの歩道であっても、
これですよ。
これ、氷ですよ。
カッチンコチンの。
で、これでも十分怖いのに、
道路によっては、自動車に踏み固められるのか、
こうですから(笑)。
もうね、摩擦係数、限りなくゼロですよ。
なので、上の写真もそうですが、僕の歩きの遅いこと。
前を行く3名さんは一緒に飲みに行った有志ですが、時折振り返って、
「ケンちゃん、大丈夫?」
と何度も気を使っていただいておりました(笑)。
もうね、普段は、どこにいっても大抵誰よりも歩くのは速いのですが、
・・・あ、
唯一の例外が安全地帯の武沢さんです。僕も歩く速度が速いことには自信があったのですが、
武沢さんはさらに速いので、一緒に歩いていると息が切れることしばしば(笑)。
で、こんな凍結路では、まったくもって、亀の歩み・・・
・・・以下。
ほとんど、道路で立って、もぞもぞとうごめいているる状態。
あの、簡易滑り止めはつけていても、です。
もう少し、僕がお邪魔した時の、札幌の路面具合を見ていただきましょう。
いたるところに、このように氷の川ができており、
これを歩いて渡らないわけには行かないのですよ。
でも、転ぶときは、たとえ一歩でも転びます。
川は、様々な傾斜が付いており、越える時には、体重のかけ方にも気を使います。
まだ明るいうちでも、これです。
ここは、札幌でも一番の繁華街の中心部、いわゆる、“すすきの交差点”です。
人通りも多いこの場所で、信号を渡ろうとするのに、まず、この氷の川、
しかも路面に向かって完全に傾斜が付いているという・・・本当に気をつけないと、バスの下にもぐりますよ、これは。
バスが動いていたら・・・
キャー。
ですよ。
でも、そのくらい怖いことです、これ。
勿論、僕は、この氷の川には入らないように写真を撮っています。
この上で立って、ファインダーを覗き込むなんて、怖すぎます(笑)。
同じ場所です。暑さは3~4センチあります。
まじで、ツルッツルの、カッチンコチンです。
横断歩道に近づけないという現実。
立ってる方は、きっと棒カツシューズですよ。
簡易版の僕は、近づけないままおどおどしていたら、
いよいよあたりは暗くなってきた、という(←それは冗談です。ラーメン食べてたら暗くなったのです)
いやー、ほんと恐ろしい。
とりあえず、温かいお店に入って、
本場の札幌ビールを飲んで、これまた本場のジンギスカンでも食べようかという一枚にて、今夜はー。
あー、しかし、思い出しても怖いですよ。
ほとんどの怖い場所では怖くてカメラが出せてなくて、写真撮れてないので、本当はもっと凄い場所も沢山ありました。
・・・なら、歩き回るなよ、という話もありますが(笑)。
ではー。