ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




かつて、音を大きくする機械、つまりアンプ、というものが生まれた事が、

楽器にとっても、音楽にとっても、大変革だったのです。

 

それまで、生楽器の音の大きさだけで勝負していたのに、

大きなスピーカーから、いくらでも大きな音がでるような世の中になりました。

 

どんな小さな音も、大きく出来る。

逆に言えば、どんな大きな音も、小さく出来てしまう。

 

まさに、音のガリバー旅行記のようなもの。

かつての、ぼくたち小人は、てんやわんやだったに違いありません。

 

ようやくその存在にも、使い方にも慣れてきたかと思う昨今ですが、

いえいえ、実はまだまだ、

 

この音量というものは、ままならないじゃじゃ馬なのです。

 

あ、怨霊、ではないですよ、夏ですが(笑)。

 

でも、このアンプという怨霊増幅器、じゃない(笑)、音量増幅器がなければ、

ロックは生まれなかったですし、育ちもしなかったのですから、

これこそが、

 

生みの親

 

……ってことはないか。

そこまではないか。

 

なら、ロックの助産婦さん、といったところではないでしょうかね。

 

大きな音でロックを聴くのって、改めて思うのですが、

最高にスリリングで、楽しい体験だと思います。

 

いわば、いつでも身近で体験できる、スカイダイビング並の、ものすごいアクティビティなんですよね。

 

スカイダイビングはやったことないですが(やってみたい気もしますが・・・また、できる気もしないものの一つです(笑))。

 

ではー。



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