ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




くはー。

今夜はまた一段と神がかってたように思います。

玉置さんも「何かがステージにいたよ!俺だけの力じゃないよ」と。

大宮、最高でした!

お客さんのパワーも爆発的に凄かったです。

もうね、

…頭からけむが出たんじゃないかなー(笑)。


---追記。---

実は今日は、・・・リハーサルの時のことですが、玉置さんは喉の調子が今ひとつで(それでも僕たちにとっては凄いのですが)、それをとても気にされてたんです。

でも、今までも、そういう時があっても、「絶対に負けないぞ。」って全員の顔を見て力強く言い放って、ステージに上がって、


・・・本当に一度たりとも“負け”ることなんてありませんでした。むしろ、どんどんどんどん、凄いものにしてしまっていると思います。一緒にステージにいて、心からの実感です。松田さんともよくお話をするのですが、決まり文句になってしまったような言葉があります。


「今日も凄かったですね・・・」「うん、どこまで凄くなっちゃうんだろう・・・」


これは、もしも、ここまでの全部のステージをご覧になった方がいらっしゃったら、きっと大きく頷いていただけることだと思います。

いつも、どんなコンディションでも、過密なスケジュールであっても、必ず前回を上回る何かを加えた、一番素晴らしいコンサートにしてしまう、音楽の神様にそういう魔法を授かった方だと思っていました。


だから今日も、僕は、全然心配はしていなかったんです。信じていました。きっと素晴らしいコンサートになるさ、と。


でも、その期待は、見事に裏切られたのです。

勿論、プラスの方向に、です。僕の「いいコンサート」のレベルなんて、あっという間に、しかも遥かに飛び越えてしまった

玉置さんに、何かが宿っていたと、本当に思います。あるいは、何か凄いものが出てきちゃってたか(笑)。


そのエネルギーと集中力は声を通してどんどんその場で“音楽”を作っていってしまいました。


そして、会場の皆さんがそれに敏感に反応されて行く様子が手に取るように伝わってきて、こちらもどんどん乗せられてしまって。


・・・その気持ちよさ、面白さ、楽しさと言ったら


超快感でした。こんな気持ち、味わっちゃっていいの!?ってくらい(笑)。


今日、僕はステージに出る本当に直前の玉置さんがボソッと呟いた言葉を、たまたま耳にしました。



そして終演後に玉置さんに「玉置さん、今日、ステージに出る直前、(舞台)袖で仰ったこと、覚えてますか?」と訊いたんです。


そしたら「え?俺、何か言った?・・・全然覚えて無い」とのことでした。


喉の調子を少し気遣って最後のうがいを終えた玉置さんは、ステージ脇の暗闇で、こう呟いておられたのです。




「ちくしょう。・・・よーし、夢、見させてやる!」



・・・物凄い覚悟と、力を感じました。



結果は、会場にいらっしゃった方々はご存知ですよね。



夢、見れましたよね



僕は、見させてもらいました。最高の夢を





さて、目を瞑って見る夢の前には・・・



冷たいしゅわしゅわしたのを、ぷ、っとね(笑)。


ではー。

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