自己満日記

最近疎遠になっている方への情報発信のため、
また、低下した自分の記憶力補助のために気づいたことを記録します。

孤高の司令塔

2005-10-30 18:25:50 | Weblog
昨日、車で少し行ったところにある総合スーパーに出かけました。
家からも比較的近く、よく郵便受けに割引チラシなども入っていたりするのですが、何故か今まで一度も出かけたことがありません。
たまには新たなお店開拓をということで、気分転換に出かけてみた訳です。

名古屋は車社会ですから、どこへでも車ででかけます。そのため駐車場に入りづらいお店はどうしても敬遠しがちになります。
今回はどうかな、などと考えながらお店に近づくと、入り口の所で警備員の人が交通整理をしていました。
さらに敷地内の駐車場では店員と思わしき人の案内付き。おかげでスムーズに車を停めることができました。
その後、車を降りて何気にお店の外側に設けられている階段部分を見ると、なにやらスーツを着た人の姿が。
最初はお店の混み具合を確認しているお店の人かと思いました。が、さらによく見ていると、なにやら大きく手を振っています。
さながら空港で飛行機を誘導している人みたいに。
そこでやっと気がつきました。どうやら先ほど登場した駐車場内を案内している店員に、空いている駐車スペースの案内をしているようです。
これぞまさしく司令塔。

高い位置から駐車場全体を見回しているので、どこが空いたが一目瞭然。
ちょうど良い階段が建物の前面にあることも理由の一つかもしれませんが、おかげで空駐車スペースを探す手間が省けます。
駐車スペース案内のために、店員を何人を投入するのもどうか、という意見もありそうですが、
買い物客の立場から考えれば、スムーズに入店できた方がいい。
やはり、買い物をする前に駐車スペース探しでうろうろするのは、あまり気分が良くありません。
普段のストレスから開放されて、気軽に買い物をする時ぐらい、気分良くいたいもんですからね。
金額が高くて手が出ないものばかり見て、逆にストレスが溜まってしまうことも多々ありますが、それはこの際忘れておきましょう。

常在戦場

2005-10-27 22:14:49 | Weblog
前にも登場した会社近くの地下鉄の駅ですが、自分の利用する出口が、降りたホームの反対側にあるため
電車を降りてからホームの下をくぐる通路を利用する必要があります。
でその通路、狭い上に反対ホームからもたくさんの人が歩いてくるため、右側一方通行となり朝などは大混雑です。
おまけに、出口に向かうためには、階段を上った後に反対方向の列を突っ切るような形で左に曲がって歩かないと駄目なんです。
ですが電車の切れ目というか、人の波が途絶えるタイミングがあるんですよね。
その千載一遇のチャンスに階段を上っている途中、電車が着いたりすると大変。
みんな人が降りてこないうちにと一目散に上を目指します。

ちょうど昨日の朝がそんなタイミングだったんですよね。
電車が着きそうな気配と同時にみんな一様にダッシュ。そんな瞬間に上から転がってくるものが2つ、目に入りました。
どうやら自分の前方を歩いていた若い女の人とおじさんの靴のようです。きっと後ろの人のカバンか靴が、かかとにでも触れたんでしょう。
決してよくある事ではないはずなのに、ほぼ同時にそんな事件が起きるとは不思議なもんです。
気になって階段を上りながら見てたんですけど、女の人は脱げた靴を掴むや否や、再度上を目指してダッシュ。
一方おじさんはと言うと、ぶつぶつ言いながらその場でのそのそと靴を履いてました。おかげで後ろは大渋滞。
靴を掴んで走った理由が、恥ずかしかったからか後ろの人の迷惑になることを考えたかは解りませんが、人それぞれ対応が違うもんですね。

人間、予想不可能な事態に落ちいった際には、思いもよらぬ行動にでるものです。
「常在戦場」と言われる様に、武士は常に戦場にいる緊張感を持っていなければならないと言われてました。
そこまではいかないものの、いつ何が起こるか解らない世の中。
普段から緊張感を持っていたいもんです。ひったくりも多いしなあ。

犯罪多発地帯

2005-10-22 08:16:06 | Weblog
「ひったくり多発地帯!!」(+どくろマーク付き)

こんなお手製のポスターが、日々通勤に利用している地下鉄の駅に張ってあります。
このポスターが貼ってある駅は、名古屋駅からもほど近い名古屋のビジネス街の中心といっても良い場所です。
そこにこんなポスターが貼ってあるんです。
というのも、最近名古屋ではひったくりの被害が激増。毎日のように数件のひったくりが発生しています。(2005/10/30現在でも、毎日5件以上発生中)
で、このようなポスターの登場に相成ったという次第です。
おかげで会社の帰りも周囲に意を払わないといけません。
一時期多発した「おやじ狩り」ではないですが、被害に合わないようにしないと。

2ヶ月程前には地下鉄の車内全体が「車の盗難注意」を呼びかけるポスターで一杯になりました。
確か警察関連が作成したものだと記憶しているのですが、中身はといいますと、
「鍵をかけよう」とか「イモビライザーをつけましょう」といった注意を促す記事が中心です。
昔から言われているように犯罪防止のためには、個人の心がけが大事。
とはいえ、ここまで「各自気をつけて下さい」といった内容には少し驚きました。

犯罪抑止のためには逮捕されたという実績が一番です。
ここまで、ひったくりや車の盗難といった事件が多いのは、
短期間に他の地域の人が多く入ってきたという、万博等の弊害も考えられますが
一番の理由は、犯罪があたかも簡単に成功するような印象が強いからではないでしょうか。

毎日ひったくりの事件は聞きますが、犯人が捕まったというニュースはあまり聞きません。
ひったくりの検挙率が限りなく100%に近づき、犯罪者が「ひったくりなど割りに合わない」と感じるようになれば
きっとひったくりも減ることでしょう。
個人の意識も重要ですが、合わせて警察が夜間見回りを実施したり、多発している場所で張り込んでいるだけでも
予防や逮捕のきっかけになると思うのですが、いかがでしょうか。
そういえば、警察の事務仕事(内勤作業)が多すぎるとかで、
以前に石原都知事が都の職員に事務仕事を手伝わせて警察官は外に出るように。という方法を取ってましたよね。
その後の成果は聞いていませんが、アイデアとしては画期的だと思います。
自分の身を護るため、個人も努力しますが、警察等にもいろいろな工夫をして欲しいもんです。

でも、そこまでしないと夜、安心して街を歩けないというのも少々悲しいですね。

記憶に残る

2005-10-19 21:38:05 | Weblog
「ワッキーの地名しりとり」
ちょっと古い番組なのですが、みなさん知ってますか?。
おまけに東海地方の、とあるTV局で製作されていた番組なので、もしかすると他の地域では全然放送されてないかもしれません。
以前「電波少年」とかがきっかけで、いろんな条件で旅をする番組が流行りましたよね。
いってみればそのような番組の延長です。
どうして今さらこのような番組について書いているかと言いますと、最近土曜日の早朝に再放送されていて、早起きした時に観ているんです。

ちなみにルールは以下の通りです。
 ・一般の人と地名しりとりを行い、実際にその場所に出かける。さらにそこでしりとりの繰り返し。
 ・ただし移動手段として飛行機は不可。
 ・しりとりで答えられる地名はその人が実際に行ったことのある地名のみ。
 ・愛知・岐阜・三重の東海3県を訪れることができたら終了。

ゴールが上に書いた条件なので当初は結構簡単にゴールできるような気がしました。
何しろスタート地点は名古屋の栄ですから、東海地域の人に声をかけていればあっという間に終わってしまうのではないかと。
思った通り愛知県・岐阜県はすぐに終了。ところが三重県が全く出ません。
三重県の観光地といえば、伊勢・志摩・鳥羽・松坂・桑名と有名所がたくさんあります。
でもなかなか出ないんですよね。結局、番組終了まで3年10ヶ月(ロケ日数:304日)もかかってしまいました。

と、ここで少し気になったので、ネットでちょっとだけ調べてみました。
「都道府県別観光客数(2001年度)」とやらを見たところ、三重県のランクは真ん中ぐらい。
これから判断すると、若干時間はかかったとしても、とても3年10ヶ月もかかるとは思えないんですけどね。
観光客数では三重県の約1/2である愛媛県には何回も訪れてますし。
昔は「一生に一度はお伊勢参り」と言われるぐらいの憧れの地だった伊勢ですら出てこないのは、他に魅力的な観光地が増えたせいか、はたまた巷の人々の信仰心が薄れたのかは解りませんが、いずれにしても三重県の観光地は印象に残り辛いんでしょう。

「記録よりも記憶に残る」とは昔から使いまわされている表現ですが、この場合は逆です。
記録ももちろん大事ですが、それ以上に記憶に残ることが大事。
今のところ自分も、この先「記録」に残るのは難しそうですが、「記憶」に残るように頑張りたいと思います。

食わず嫌い

2005-10-12 21:14:50 | Weblog
蛸で有名な明石市の駅前に魚の棚(うおんたな)と呼ばれる商店街があります。
関西では比較的有名な商店街で、神戸に帰省するたびに魚を購入するために顔を出します。そういえば1年程前の「でぶや」も取材に来てましたね。
関東の人にはあまり馴染みがないですが、それぐらい有名なところです。

「魚の棚」というぐらいですから魚を買いに出かける訳ですが、実は自分の楽しみはそれだけではありません。
有名な漁場である瀬戸内に面しているため、名物である蛸やあなごはもちろん魚の種類も豊富です。
季節によって店頭に並ぶ魚も変わるし、その魚を見て廻るのが楽しいんですよね。
普段から買い物につきあって近くのスーパーに出かける際でも、ついつい魚売り場で立ち止まってしまいます。

自分は海の無い県である岐阜県の山間部で育ったため、川の魚や昆虫の名前にはそこそこ詳しいのですが、
海の魚となると図鑑で眺めたり、刺身になった切れ身を見るぐらいでした。
ところが最近はバス釣りだけでなく海釣りをするようになり、海の魚にもそこそこ詳しくなったせいか、昔以上に魚に惹かれてしまいます。
釣りをしてなかったら、スーパーの魚売り場で立ち止まることなんてなかったんでしょうけどね。

改めて考えていたら、逆に自分にとって興味が無いことで、すごく楽しいことを見逃しているような気になってきました。
昔から「食わず嫌い」と言われるように、試しもしないで判断するのではなく、いろんなことに挑戦していきたいものです。
今まで以上に楽しいことがみつかるといいなあ。

小さなことから・・・

2005-10-06 22:59:28 | Weblog
まだまだ根強くニュース等で話題になっている「愛・地球博」。先日あるニュース番組でコメンテーターが、成功の秘訣は「カイゼン」だと話していました。
「カイゼン」といえば今回の「愛・地球博」の中心企業であるトヨタの十八番。確かにその考えは当たっているよなあ。と思わず納得です。
「愛・地球博」も開催当初からのお弁当持ち込み問題や、暑さ対策など様々な問題が一時期話題となりましたが、その都度「カイゼン」してきました。
結果としてそれが顧客満足に繋がり、さらに以前にも書いたようにリピータ獲得に一役かったのではという気がします。

「カイゼン」といえば、今や英語の単語「kaizen」にもなっているほど世界的に有名な言葉です。
きっとどこの会社でも似たような試みがされていることだと思います。実は自分が勤めている会社も例に漏れず「カイゼン」活動があります。
でもなかなかうまくいってないんですよね。例えば一日の生産個数や販売台数といった目標がある場合には、その数値をもとに「カイゼン」結果を評価することができます。
しかし、システム会社で同様の試みを行う場合、数値的目標というと残業を減らすとか利益率を上げるといったものになりがちです。
ですがその結果を出すための期間が長く、またシステムの要件が一転二転したり、新技術の場合には工数がよみづらかったりと、目標である数値が変動する要素が結構多いんですよね。システム規模が大きくなればなるほど、見積もりも難しくなりますし。だからこそ世間には「赤字プロジェクト」と呼ばれるシステム開発のプロジェクトが蔓延しているんです。見積りの精度アップと、利益率向上というのはシステム開発業界での永遠のテーマのような気がするんですよね。つまりそれだけ難しいと。

でも本当はそのような言い訳じみたことを言うのではなく、昔からよく言われるように自分の考え方から「カイゼン」していかなければいけないんです。
何事もまずは足元から。小さなことからコツコツと。

商売繁盛

2005-10-05 23:10:22 | Weblog
会社の近くに、とあるパスタ屋さんがあります。名古屋という場所柄、「あんかけスパ」が売り物なのですが、通常のパスタやお昼には定食もあります。ここまで書いていると、一見どこにでもありそうなお店のようですが、わざわざここに書いているにはちょっとした理由があるんです。

そのお店はと言いますと、味の方はまあまあ。席も比較的多めで満席になれば40人は十分に入ります。
でも接客態度はというと決して良いとは言えません。いや、むしろ悪いぐらい。
客が食べ終わったかどうかというタイミングで皿が片付けられていくし、食べ終わって少しでも話していようものならすぐに追い出されてしまいます。
料金を払って出て行く時も、忙しければ「ありがとうございました」の一言もないぐらいだし、おまけに2週間程前にはそのお店で働くまじめそうな若い男の人が、お店の入り口でオーナーと思わしきおばちゃんに怒られている姿をみかけてしまいました。どんなミスをしたのかは解りませんが、お昼のピークを過ぎている時間とはいえ、店先ではなく人目につかない場所で注意をすればいいんです。
わざわざ人目につくお店の入り口で説教をしなくても・・・。お客にしてみれば、店員が店先で怒られている姿など、あまり気分が良く無いですからね。

でもそのお店に閑古鳥が鳴いているかというと、そのようなことは無くいつも混んでいるんです。こんなことを書き込んでいる自分でさえ、月数回かは出かけてますからね。
何故かといいますと、先にも書いたのですが食べ終わった客がすぐに追い出されるため、お客の回転がいいんです。おまけに、パスタなので注文してから出てくるまでが早い。午後から会議があって、お昼を早く済ませたい時などにすごく便利なんですよね。逆に言えば、時間があってゆっくりしたい時や、デートなどにはまず使えないでしょう。

こう考えると成功の秘訣は、客のニーズにお店のスタイルが合っているということでしょうか。これが、学生街のお店だとしたらとてもやっていけない気がしますが、ビジネス街にあるという立地条件もあるでしょう。常連客もお店の雰囲気はわかっているし、あえて時間の無い時などに利用する訳ですからね。

つまり何事もケースバイケースということです。周りの状況次第ではとても成り立たない商売が、条件が変わることで繁盛する。
そのことをよく理解した上で仕事をすることが、成功の秘訣という訳です。
要はどんな仕事であろうとも、状況に合わせて必要とされるものを提供すれば良いんです。

などと言うのは簡単ですが、実行するのは難しい。
でも自分もいつの日か成功できるよう、心がけていきたいと思います。

人生ゲーム

2005-10-03 19:29:08 | Weblog
新聞記者の「夜討ち朝駆け」ではないですが、システム業界には残業・徹夜がつきものです。
自分も昨夜から今日の夕方にかけて徹夜で仕事をしてきました。実は先々週の日曜の夜も同じようなことをしてきたんですよね。
せっかく土曜日に映画を観て、世間の垢にまみれた心の洗濯をしてきたというのに、翌日には現実の世界に引き戻されてしまいました。
とはいってもトラブル対応や納期遅れというわけではなく、本番環境のデータベース設定を行うために、比較的アクセスの少ない深夜に作業をしたという訳なんです。なので日曜の夜から出勤して月曜の夕方までのシフト出勤でした。

計画的とはいえ徹夜で仕事は久しぶり。それも本番環境設定といった細心の注意を払う作業のため、集中力がどれだけ保てるかちょっとだけ心配してました。それが案外平気だったんです。
夕方家に帰ってきてからもあまり眠くないし、こんな時間にブログを書いているぐらいですから。
学生の頃徹夜で麻雀をした後、頭が冴えてさっぱり寝付けなかった経験をお持ちの方もたくさんいるかと思います。今回もそれと一緒かと思っていましたが、どうやら違ったようです。過信かもしれませんが、自分もまだまだ若いみたい・・・。

一年ほど前は、2徹3徹当たり前といった地獄の最前線で作業をしていた頃の名残で、徹夜に耐えられる体になってしまったのでしょうか。
平気とはいえ、徹夜のような変則的な仕事は、決して体には良くないでしょう。いつ倒れるかもわからないし自分も用心しないといけません。

「仕事」といえば、人によっては仕事が全てで趣味も家族も省みないというケースもありますが、自分の場合はちょっと違うようです。自分の趣味を楽しむために仕事をしていると思っているぐらいですから。このような考え方を野望が無いと考えるか、はたまた自分の生活重視と考えるかは人それぞれですが、いずれにしても自分の信念といったものが大事だと思ってます。普段から自分の信念をもってないと、ただ日々に流されてしまいますからね。流れ流れて大海にたどり着けばよいですが、いつの間にか澱んだ水にとどまってしまう。なんてことが無いようにしたいもんです。


蝉しぐれ

2005-10-02 09:29:52 | Weblog
昨日、映画「蝉しぐれ」を観てきました。実は早朝から釣りに行こうかと画策していたのですが、連日の疲れからさすがに早起き(3:00起床)は無理。昨日は映画の日ということもあり、久しぶりに映画を観に行くことになった次第です。

なぜ「蝉しぐれ」なのかと言いますと、自分は歴史・時代小説が好きでよく通勤の合間に読んでます。原作が「藤沢周平」ということもあり、その流れから当日封切の「蝉しぐれ」にしました。
封切に加えて当日は、映画の日+初回上映ということもあり、座席は9割がた埋まってました。

ところでこの「蝉しぐれ」、実は以前にNHKで「金曜時代劇」として放映されていたそうです。全然知りませんでした。
内容はどうだったかといいますと、思っていたよりも「剣」を使うシーンが少なかったですが、映画としては面白かったです。それも観終わってすぐにみんなで「あー面白かった」と話す雰囲気ではなく、しみじみ「良かったねえ」と感じるといったものです。お客さんに年配の方が多かったということもあるでしょうが、エンドロールが流れ終わって席を立ったみんなが、誰と会話するでもなく、余韻を楽しむかのように粛々と歩いていた姿が印象的でした。

ここまで書くと映画の雰囲気はなんとなく感じていただけるかと思いますが、人間の感情の機微を表現する映像が好きな人であればきっと面白く思えるはずです。逆に言えば、話は淡々と進んでいきますし、そのあたりの表現を退屈と感じる人には向かないかもしれません。特に少年・少女時代を演じた二人の熱演に支えられたという気がしないでもありませんが、そんな「結ばれない恋」といった内容が、最近はやりの純愛韓流ドラマが好きな方々には面白く感じるかもしれません。

興味のある方はこちらを参考にして下さい。
 蝉しぐれ公式サイト

やはり映像は日本の春夏秋冬が随所に表現されており綺麗でした。厳しい生活を送る寒村の雰囲気もうまく表現されてましたし。
このような映画の評価は賛否両論わかれるところかと思いますが、アクション大作だけではなく、たまにはこのような映画を観るのも良いものです。

若さゆえの過ち

2005-10-01 18:42:29 | Weblog
今日起きたら、朝から機動戦士ガンダム(初代)がやってました。このアニメについては今さらここで改めて書くまでもないでしょう。誰もが知っている怪物アニメですからね。久しぶりに観た正直な感想はと言いますと、さすがに映像には古さを感じるものの、懐かしさと展開の早さのせいか、つい真剣に観入ってしまいました。どうやら放映が開始されたばかりらしく、主人公のアムロもまだまだモビルスーツの操縦に不慣れで、自分が望まないまま戦うこうとになったせいか子供のような身勝手な発言ばかりしてました。

なんだかこれを観てたら、ふと最近噂の「TAIZOU」議員を思い出してしまいました。彼の場合、自分から志望したとはいえ、本人も含めて周囲の誰もが当選するとは思って無かったでしょうから、心の中は戸惑いで一杯でしょう。そのせいか当選直後は舞い上がって、あきれるような発言ばかりが目立ってましたが、最近はいろんな人から指導(監視)されているのか、かなり言葉を選ぶようになってます。
そんな彼に対して世間はと言うと、好きなように発言している間は馬鹿にするような意見ばかりだったのに対して、最近は「彼らしさが無くなった」とか言ってるんですからね。勝手なもんです。
でも少しだけその意見も解る気がします。彼の持ち味は、あくまでも「政治素人」であること。そこを前面に押し出すべきだったと思うんです。魔物が跳梁跋扈する「政治」の世界で、周りの誰もが、いきなり彼に大活躍などを望んでいません。それを自分自身でよく理解した上で、「素人」の代表として国民の意見を代弁していけばよかったんですよね。そうしたら親近感のある国会議員として活躍できたと思うのですが、いかがでしょうか。

TAIZOU議員:「新しい時代をつくるのは老人ではない!」「立てよ国民!」
党幹部     :「貴様!上官に向かって!」「このニュータイプのなり損ないが!!」
TAIZOU議員:「エゴだよ!!それは!!」
(一部Zガンダム)

なんて会話があったら、ガンダム世代も大喜びなんですけどね。
冗談はさておき、「出る杭は打たれる」とはよく言ったもので、(彼がどう「出ていた」かは別として)このままでは彼の持ち味がいかせないまま、ただの国会議員の一人となってしまいます。この先彼には是非、国会議員の中の「ニュータイプ」としての活躍を心から期待したいと思います。

ちなみに、このブログを書くにあたって参考に「ガンダム名言集」でググってみました。懐かしい言葉が一杯です。