【2019/05/03(金)】
ついに今回の九州旅も最終日となりました。
この日の夕方には、鹿児島県志布志から「フェリーさんふらわあ」で大阪へと向かいます。
楽しい時間は、あっという間ですね。
■城山展望台
この日も早起きして、「城山展望台」に歩いて行きました。
といっても車を停めている駐車場からは、歩いて数分の場所ですけどね。
遊歩道の入り口にはお土産屋さんもあります。
大きな木々に囲まれた遊歩道を歩いて行くと、眼下に鹿児島市内が見えてきました。
その先には雄大な桜島も。
少し靄がかかっているようですが、それでもその存在感の大きさが分かります。
この姿を毎日見ている方にとっては、やはり特別な存在なんでしょうね。
■仙厳園(せんがんえん)
仙巌園のオープン時間は朝の8:30。
勝手に10:00くらいだと考えていたので、朝にガイドブックを確認していて驚きました。
いつものように朝ごはんを車の中で食べて、そのまま仙巌園へと大急ぎで向かいました。
とはいえ城山公園から仙巌園へは、車で30分もかかりません。
8:20頃に到着しましたが、すでに駐車場には多くの車が停まっており、仙巌園への入場も開始されていました。
隣には鶴嶺神社(つるがねじんじゃ) もあります。
仙巌園は島津家の別邸で、今でも日本を代表する大名庭園です。
園内は広く、綺麗に手入れされています。
幕末の名君、斉彬公による反射炉跡や日本初のガス灯灯篭、その後明治時代に造られた水力発電の跡もあります。
こちらが反射炉跡
日本初のガス灯実験を行った灯篭
水力発電跡です。
目の前には錦江湾と桜島が見え、本当に見事な景色でした。
この仙巌園ですが、園内にはいろいろなお土産や鹿児島県の名産品が売られています。
我が家もこの旅最後のお土産を、ここで買いました。
お土産を買うために、いったん鹿児島駅方面に戻ろうかとも考えていたので、これは助かります。
■安楽温泉
この後はいよいよ「フェリーさんふらわあ」に乗り込み、九州を離れます。
フェリー内には大浴場もありますが、その前に志布志で温泉に入りました。
志布志港に程近い「安楽温泉」です。
こちらの温泉は、さつま揚げ屋さんと一緒になっており、「さつま揚げ温泉」としてTVでも紹介されたことがあるそうです。
料金は大人1人400円。
さつま揚げ屋さんのレジで支払います。
シャンプーや石鹸は自分で用意する必要があります。
ロッカーがなかったので、レジで聞いてみると、預かってくれました。
日中はそれほど人の出入りも多くなかったので、浴槽から見やすい位置に荷物を置けば、そこまで気を使う必要もなかったかもしれません。
泉質は単純泉。
鉱泉とのことですので、一旦温めているようです。
レジで料金を支払い、左手の扉を開けて少し進むと、男湯と女湯の入り口があります。
かなり年季の入った建物ですが、こういった雰囲気が好きな人には堪らないと思います。
慣れない人は少し戸惑うかも。
浴槽から流れ出るお湯で、周囲は赤く錆びたようになっており、鉄分のが多さが分かります。
お湯は、ちょうどいい温度で気持ち良かったです。
外から建物を見ると、2階建てとなっているので、以前は宿泊等もできたのかもしれません。
当日も利用者は地元の方が多く、地元の方に愛されている温泉です。
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