いまだ梅雨も明けきらない7/14、一泊で能登輪島に出かけました。
例のごとく、ざっくりとした目的地が決まったのが出発日の5日前。
すでにインターネットで表示される予約可能なホテルはごく僅かという状況でした。
残り一部屋となった輪島のホテルをなんとか押さえ、やっと出発可能な状況になったのが
出発の3日前といったあいかわらずのドタバタさです。
おまけに出発までの1週間は残業続きで、ガイドブックの購入やインターネットでの
下調べすら満足にできていません。
疲れからか出発当日も早起きすることができず、家を出たのが6:30でした。
行き当たりばったりの旅はいつものことながら、ここまでノーガードの旅はあまりありません。
果たして大丈夫なのか・・・
途中のSAでガイドブックを購入し、まず決めるのは「昼食をどこで食べるか」
その後の旅を占う意味でも、これはかなり重要です。
目的地の輪島まで到着してから昼食を取るとすると、ちょうどお昼どきの時間になるため、
かなりの混雑が予想されます。
そこで輪島の少し手前の穴水で昼食を取ることにしました。
悩んだ末に決定したのは、地元で長年やってきたらしいお寿司屋「福寿司」さん。
(以前から、良くても悪くてもここに店名を書くのはほとんどしていないのですが、
今回は紹介の意味で店名を書かせて頂きました)
店内に入ると、昔ながらのお寿司屋さんの良い雰囲気。
壁には有名人のサインがたくさんありました。
その中には、なんと自分の尊敬する「釣りバカ日誌 浜ちゃん」こと
西田_敏行さんのサインも。
確かに「釣りバカ日誌」では能登を舞台にした話があり、そのついで立ち寄った可能性は
充分に考えられます。
(別に飾られていた写真を見たところ、NHKの番組のようでしたが・・・)
お店のご主人と奥さんも非常に気さくな方で、注文した「海鮮丼」を待つ間にいろんな話を聞かせて頂きました。
・能登半島では6年前の震災復興を目的として、いろんなお店で「能登丼」
を企画していること
・「能登丼」にはいろいろな決まり事があり、その全てを満たして
はじめて「能登丼」と認定されること
・使用している器は、すべて本物の輪島塗で、100年を超えたものもあること
・穴水周辺では、最近あまり釣果があがっていないこと。
などとお話をしていると、ついに「海鮮丼」が完了。
珍しい「赤ニシ貝」や、「赤カレイ」「カンパチ」「サザエ」「タイ」といった地魚を中心とした
ネタが山盛りです。
食べてみるとどれもネタの新鮮さが良く分かりました。
今まで海のある場所に旅行に出かける度に、いろんなところで「海鮮丼」を
食べてきましたが、この味は絶品。
是非また来たい!と思わせる味でした。
2,980円といった値段は決して安くはないですが、丁寧に仕込まれたネタを考えると
その値段にも納得です。
(食べることと話に夢中で写真等は一切ありませんが、文章からご想像ください)
今回の旅はまだ始まったばかりですが、これは幸先良い感じです。
パート2に続く・・・
(次回からは写真もたくさんあります)