自己満日記

最近疎遠になっている方への情報発信のため、
また、低下した自分の記憶力補助のために気づいたことを記録します。

鯖街道経由、三方五湖のうなぎ&敦賀での釣り パート2

2010-10-10 08:17:45 | Weblog

道の駅「マキノ追坂峠」を出発し、琵琶湖北岸を眺めながらしばらく車を走らせると
遂に鯖街道に入りました。
この鯖街道は、鉄道や車が無い時代に若狭湾で獲れた鯖を、この道を通って京都に運んだ
ということから名前がつけられた街道です。

まずは道の駅「若狭熊川宿」に車を停め、熊川宿の見学を開始。
どうやら、翌日の10/3にイベントが開かれるらしく、一帯はその準備で大忙しの様子でした。



そんな中、伊藤忠商事ニ代目社長となった伊藤竹之助翁の生家をリフォームした
「旧逸見勘兵衛家住宅」を見学。
リフォームしたとのことで、以前の間取りとは違っているようですが、落ち着いた雰囲気の家でした。

 

さらに「若狭鯖街道熊川宿資料館」も見学。
ここでは資料を眺めるだけではなく、熊川宿の歴史等の話を聞くことができ、
熊川宿の理解を深めることができます。
ちなみに、鯖を運ぶ人は一塩した鯖を大量に背負い、京都まで65km程度の道のりを
24時間で鯖を届けたそうです。
これにはびっくり。



この熊川宿、妻籠・馬篭のように、町全体を観光地化しているわけではなく、
普通に生活している家がほとんどのため、外から眺めながら通り過ぎるだけでは、
物足りなさを感じると思います。

宿場町の歴史等を知りたい方には、若干のお金はかかりますが、
是非資料館等を見学することをお勧めします。


さて、熊川宿を後にして目指すは三方五湖。
やっと「うなぎ」を食べられる!。

でもその途中、釣具屋は寄るは、ホームセンターで買い物はするはで、
うなぎ屋さんに着いたのは13:00過ぎ。
でもそのおかげで待つことなく、お店に入ることができました。

ちなみに突然のおでかけで、「うなぎ屋」さんに対する情報があまりないので、
ガイドブックに紹介されている1軒を選びました。

早速、二人してうな重を頼み、待つこと20分程度。
その間もお客さんが次々とやってきて、いやがうえにも高まる期待感。

「さすがに美味しいうなぎを焼くのには時間がかかるんだなぁ」などと話ながら
空腹に耐えていると、ついにやってきました「うな重」!!

これだけ待たされたんだから、美味しくなかったら失望の度合いも半端ではないはず・・・。
「うなぎだ」けに値段もそれなりだしねぇ・。

でもそんな心配はまったくの不要
味つけはガイドブックにあったように、「少し甘めの味付けかな」という感じですが、焼き方が絶妙。
外側はカリっと、中はふわふわの焼き上がりです。
もちろんクサミなどは一切無く、あっという間にたいらげました。

「是非また来たい」と思わせてくれる「うなぎ」に大満足した後は、来る途中にみつけた
「若狭三方縄文博物館 DOKIDOKI館」にも立ち寄り。



この地域は鳥浜貝塚をはじめ、いくつかの縄文遺跡があり、そこでの出土品や縄文時代の暮らしを
紹介する展示物などがありました。
縄文時代に内容が特化されており、なかなか興味深い展示内容です。

その展示によると、縄文時代の人は三方五湖や海の魚介類だけではなく、鴨や猪、鹿等の肉も
食べていたそうです。
衣服や網などを編んだり、漆による色付けもされており、縄文時代の人ってかなり文化レベルの高い生活を
していたんですね。

日帰りドライブの最後には、夕方から釣りも楽しみ、食欲、文化、スポーツと
いろんな秋を楽しむことができました。

ちなみに秋ではなくても、また「うなぎ」は食べにいきたいと思います。


鯖街道経由、三方五湖のうなぎ&敦賀での釣り パート1

2010-10-03 16:36:29 | Weblog

気がつけば今年もついに10月に突入。
ついに嫌いな冬が近づいてきました。

せっかくの行楽シーズンですが、この週末は日曜日に自分が住んでいる地区の
草刈作業が控えており、出かけるならば土曜日一日しかありません。

金曜の夜から土曜日にかけて釣りにでも。とも考えましたが、仕事の疲れが溜まり
仕事が終わってから、そのまま釣りに出かえるのは体力的にきつそう。

ということで、土曜の朝からのんびりドライブでもした後、
土曜日の夕方に釣りをするという計画に。
釣りはいつもの敦賀でするとして、どこに行きましょうか?
ガイドブックを適当に眺めた後、敦賀にほど近い三方五湖で
うなぎを食べることに決めました。

とはいえ、相変わらずの無計画旅。
どこに立ち寄るかなど細かな計画は立てず、木之本から琵琶湖北岸を通り、
鯖街道から三方五湖に抜けようということで金曜の夜に家族会議で決定しました。

当日の天気は、おあつらえ向きの快晴。
奥琵琶湖も完全な凪状態で、水面も鏡面のように静まりかえっていました。



バス釣りをしている人も多く、自分も強烈な誘惑に引かれながらも、
夕方の海釣りに備えて奥琵琶湖をしばし眺めた後、ひとまず鯖街道の
熊川宿を目指します。

途中、道の駅「マキノ追坂峠」を見つけ、当然のように立ち寄り。
決して大きな道の駅ではなく、地元野菜や米粉パンが販売されていました。
最近気づいたのですが、このあたりの道の駅は、岐阜県のものと比べて
比較的規模の小さいものが多いようです。
駐車場のそれほど多くないし、地元野菜やそば、パン屋さんという定番のものが
多くみられます。
それでも道の駅に立ち寄り「何を売っているのかな?」と一通り眺めてみるのは
旅の楽しみの一つ。
トイレ休憩もできますし便利なものです。

せっかくなので、朝食のおにぎりを食べたばかりの状態にも関わらず、
米粉パンを購入。
早速たまねぎ&ウィンナーのパンを食べてみると、これが絶品。

甘いタマネギと、しつこくない味のウィンナーにマヨネーズが絡み、
もちもちのパンにぴったり。
昔から、ウィンナーやソーセージパンが好きで良く食べていますが、
このパンはかなり印象に残りました。

こんなことならもう少しお腹をすかせておけばよかったと、
若干の後悔とともに道の駅を後にし、
次は、またもや道の駅「若狭熊川宿」を目指します。

果たして、このペースで三方五湖のうなぎまで辿り着けるのでしょうか・・・・
後編に続く。