自己満日記

最近疎遠になっている方への情報発信のため、
また、低下した自分の記憶力補助のために気づいたことを記録します。

汚染米って?

2008-09-14 07:38:14 | Weblog
最近、とかく話題となっている「汚染米」。
大好きな焼酎やお菓子等にも使用されていたとなっては、もう自分が口にしていないとはとても言い切れません。

でもどうして「汚染米」って、国内に存在するんでしょうか。
「汚染米」であるならばそれは輸出国の責任であり、米を返送するとともに代金も返金してもらって当然の気がするのですが。
ということで、またもやネットで少し知らべてみました。

ニュースでもよく説明されているように、食用として適さないお米には大きく分けて以下の2種類があるそうです。

 ・事故米
 ・汚染米

前者は輸送中に海水を被ったり、日本での保管中に温度や湿気管理上の問題で変質したものがあります。
これらは輸出した後に発生した問題であり、当然輸入国に責任が生じます。

さて問題の汚染米はというと、ご存知の通り農薬等が基準値を超えて含まれているもの。
これって、輸入時にサンプリングしたお米に対する結果な訳ですから、先に言ったように送り返せばいいだけのような気がします。
ところが今回調べてみて、返送できない理由が解りました。
どうやら輸出時と輸入時の2回、サンプリング検査をしているようなんです。
つまり、今回の例は輸出時の検査では農薬が検出されず、輸入時の検査にて農薬が検出されたケースになる訳です。
輸出時の検査では問題なかったため、輸送完了後に農薬が検出されたとしても、すでに送り返せない状態だと。

でも1回目の検査をすり抜け、2回目の検査にて農薬が検出されるケースがこれだけあるとすると、2回の検査ともすり抜けてしまうケースも多々あるような気がします。
サンプリング検査では、全ての残留農薬を検出するのは難しいことだということは理解できます。
でも口にするものですからね。検査は厳しくて当たり前。
一度でも農薬が検出された輸出業者とは以後取引をしないなど、徹底した管理をお願いしたいものです。

以前の毒ギョウザといい、今回のお米といい、輸入した食品に関しての不安は高まる一方。
最後には安心して口にできる食品は自家製のみ等ということにならないように願うばかりです。