セミの鳴き声

気がつけば8月も残すところ約1週間。
家の隣の森で鳴く蝉も、アブラゼミからツクツクボウシへと主役の座が交代し、近づく秋の足音が聞こえるようになってきました。
朝の空気も涼しさを増して、耳からだけではなく体全体でも去り行く夏を感じられます。
とはいえ今年は、そのセミの鳴き声の中に「選挙演説」の声も混じり、8月末の「衆議院選挙」に向けて
街中の選挙熱は上がる一方です。

先日、ある党のマニフェストが配布されており、自分も入手しました。
帰りの電車の中で読んだところ、以前の選挙公約のように、「○○党は日本をこう変えます！」といった
耳障りの良い言葉がたくさん並べられていたのですが、そうするための財源や、方法、スケジュールは
ほとんど書かれていませんでした。
限られた時間や紙面で、具体的な実現案までを語ることが難しいのかもしれませんが、
少なくとも「マニフェスト」という表現をするのであれば自分はその部分に一番興味があります。

各政党の耳障りの良い言葉だけに辟易しているのは、自分だけではないと思います。
政党の掲げた目標に対して、責任を持ってどんな方法でいつまでに実現してくれるのか、
またその達成度合いをどう的確に判定してくれるのか。
その上で、どの政党、候補者に投票すべきなのかを判断したい。と考える人も決して少なくないのでは無いでしょうか。

セミに負けじと、選挙演説の声を競い合う各政党。
厳しい残暑の中勝ち残るのは、一体どの政党になるのでしょう。
マニフェスト見比べながら、自分も真剣に判断したいと思います。

同級生

客先からの帰り道に乗ったタクシーから何気なく外を見ていたところ、
偶然、自分の誕生日と同じ年月に架けられた跨線橋(正確には跨線道路橋と言うらしい)を見つけました。
車道側に向かって架設された年月が書かれていたため、ちょうど目に入ったんです。

自分と同じ年齢ということもあり、かなり年月が経った印象で、良く見ると車が激突したと思わしき傷跡が散見されました。
その姿は、さながら「歴戦のつわもの」と言ったところ。

自分も社会人となってから15年以上が経過し、もうすでに立派な中年・・・。
あと何年働けるか解りませんが、この跨線橋に負けないように働きたいと思います。

正直なところ、あまり出かけたくないお客さんではありますが、少しだけ楽しみが見つかりました・・・。

2009海水浴

昨年と同様、今年も自分の家族一行で海水浴に行ってきました。

その時点では梅雨も明けておらず、天気は相変わらず雨が降ったり止んだり。
それでも、二日目には夜中の豪雨もすっかりと止み、晴れ間が見えたおかげで何とか海に入ることができました。
実は自宅に帰ってきた当日に梅雨が明けたという話ありますが、そこにはあまり触れたくありません・・・

自分達が出かけた先は、昨年と同様若狭高浜の白浜海水浴場。
到着当日の夜は花火大会、更にその翌日は砂浜で宝さがし大会が催されており、夏の海を満喫しました。
花火大会では、海上を疾走するボートが投げ入れる水中花火が、目の前のあちこちで炸裂し迫力満点。
翌日の宝さがし大会は、商品を書いた紙が入れられたガチャガチャのケースが砂浜の一角に埋められており、それを掘って探すというもの。
大人も子供も必至にあちこちを掘りまくってました。

　

今年は長引く梅雨の影響もあってか、昨年と比べて海の家も少ないように見えました。
当日は天候も悪かったため、海水浴客も少なめで、ゆっくりできた反面少し寂しい印象を受けました。
子供の頃の楽しい思い出は、ずいぶんいい歳となった今でも鮮明に残っています。
子供の頃、海水浴いえば一年の中でもベスト3に入るビッグイベントでした。

毎年のように海水浴に連れてきてくれた両親に感謝しつつ、一緒に出かけた甥っ子達にとっても良い思い出になってくれれば嬉しいです。

毎年は無理だと思いますが、来年以降もまたゆっくりと海水浴に行きたいと思います。