無事厄年も過ぎ、お礼の意味も兼ねて伊勢神宮を参拝してきました。
正式な参拝方法に則り、まずは外宮から。
伊勢神宮というと、やはり「おかげ横丁」等が近くにある内宮が人気なのか、
内宮と比べると、外宮はそれほど混んでいる印象はありません。
単に自分たちが訪れる時間が早いだけかもしれませんが。
過去2年連続で参拝を続けており、最近の混み具合は勉強済み。
特に土日の内宮の混み具合は「さすがお伊勢さん」と痛感するものがあります。
朝の10時を過ぎた時点で、駐車場には「満車」の看板が目立ちはじめ、少しづつ
遠い駐車場に車を停めることになります。
それでも当日は前日までの雨の影響か、参拝者の出足も悪かったようで、
珍しく内宮のすぐ近くの駐車場に停めることができました。
外側の大鳥居をくぐり、五十鈴川にかかる宇治橋を渡ると、周囲の空気ですら
一変したように感じます。
毎年初詣に訪れる実家の神社もそうですが、普段暮らしている場所とは
異なる空気や時間軸を感じるのは、自分が日本人だからでしょうか。
手水場で手を清めた後、五十鈴川でも同様にお清めを行い、厳粛な空気に包まれながら
森の中を正宮へと向かいます。
樹齢数百年を超える木々から受ける力強い生命感、そして長い時間を見守ってきた
包容力からでしょうか、言葉も無く木々に触れていく人々の姿も少なくありません。
森の奥にある大きな石段の階段を上るとついに正宮に到着。
当日は正宮もまだそれほど混んでおらず、厄年を無事に過ごせたお礼も十分にする時間もありました。
最近は「パワースポット」人気のせいか、若い参拝者の姿も珍しくなく、
真剣な面持ちで参拝する人の姿も多く見られます。
理由はどうであれ、実際に訪れることで感じることは多くあるはず。
「百聞は一見に如かず」ではないですが、まだ行かれたとのない方には
是非一度参拝されることをお勧め致します。