自己満日記

最近疎遠になっている方への情報発信のため、
また、低下した自分の記憶力補助のために気づいたことを記録します。

小さなことから・・・

2005-10-06 22:59:28 | Weblog
まだまだ根強くニュース等で話題になっている「愛・地球博」。先日あるニュース番組でコメンテーターが、成功の秘訣は「カイゼン」だと話していました。
「カイゼン」といえば今回の「愛・地球博」の中心企業であるトヨタの十八番。確かにその考えは当たっているよなあ。と思わず納得です。
「愛・地球博」も開催当初からのお弁当持ち込み問題や、暑さ対策など様々な問題が一時期話題となりましたが、その都度「カイゼン」してきました。
結果としてそれが顧客満足に繋がり、さらに以前にも書いたようにリピータ獲得に一役かったのではという気がします。

「カイゼン」といえば、今や英語の単語「kaizen」にもなっているほど世界的に有名な言葉です。
きっとどこの会社でも似たような試みがされていることだと思います。実は自分が勤めている会社も例に漏れず「カイゼン」活動があります。
でもなかなかうまくいってないんですよね。例えば一日の生産個数や販売台数といった目標がある場合には、その数値をもとに「カイゼン」結果を評価することができます。
しかし、システム会社で同様の試みを行う場合、数値的目標というと残業を減らすとか利益率を上げるといったものになりがちです。
ですがその結果を出すための期間が長く、またシステムの要件が一転二転したり、新技術の場合には工数がよみづらかったりと、目標である数値が変動する要素が結構多いんですよね。システム規模が大きくなればなるほど、見積もりも難しくなりますし。だからこそ世間には「赤字プロジェクト」と呼ばれるシステム開発のプロジェクトが蔓延しているんです。見積りの精度アップと、利益率向上というのはシステム開発業界での永遠のテーマのような気がするんですよね。つまりそれだけ難しいと。

でも本当はそのような言い訳じみたことを言うのではなく、昔からよく言われるように自分の考え方から「カイゼン」していかなければいけないんです。
何事もまずは足元から。小さなことからコツコツと。