自己満日記

最近疎遠になっている方への情報発信のため、
また、低下した自分の記憶力補助のために気づいたことを記録します。

これってどう?

2005-07-16 09:07:26 | Weblog
「談合は慣習、一気になくすのは難しい」奥田経団連会長 (朝日新聞) - goo ニュース

いきなりですがちょっと憤慨してます。これってどうなんですか?
「談合」があることで、間違いなく落札価格に対しての自由競争の原理が働いていないわけですよね。特に公共事業では大事な税金が使われてるんです。そのために落札価格を抑えるというのは当然必要なことじゃないんでしょうか。「談合」を行うことで仕事の持ち回りが発生し落札価格が意のままになるとしたら、決して良いことではないでしょう。確かに価格競争があれば、大手が有利になるのには間違いないでしょう。ただし、それはどこの業界でも同じ事。一般消費者を対象とした商品であれば、価格競争に正面から立ち向かうことのできない会社は、付加価値やアイデアで勝負するんです。それが入札に対して許されてるっていうのはどうなんでしょうか。(もちろん他の業界にもいろいろな問題があることは認識してます。その話はあえて今回無視してます)

少なくとも日本経団連の会長がこう発言するというのは、しばらく「談合」を黙認しろ、というのと同義でしょう。なんかここまで言い切られてしまうと、本当に企業のことしか考えてないという気がしてしまいます。確かに「本当にフェアな戦いをすれば、力の強いところが勝ち、弱いところは沈んでしまう」可能性はあるかもしれません。それでも企業である以上、他に存続する方法を考えるべきです。前にも書いたのですが、「国の存続のため」に増税を行うというのであれば、業界の構造改革も止む無しでしょう。あえて誤解を覚悟して書くとするならば「スクラップ&ビルド」ですよ。一旦今までのスタイルを壊してまでも、やり直さなきゃいけないんじゃないでしょうか。それも「しばらく黙認」では無く、「今すぐに」にです。

トラブル対応

2005-07-11 22:13:19 | Weblog
昨日、地下鉄に乗っていた時に、いきなり車内の電気が消えました。と同時に電車も減速を開始。車内の誰もが先日のロンドンでのテロを思い出し、一時車内が不安な空気に包まれましたが、すぐに「2つ先の駅で人身事故が発生した」と車内放送が入りました。その後も数十分程車内で待たされたのですが、その間ホームでは駅員の人がマイクを使って説明をし続けていたんです。その対応の早さと丁寧さに少しだけ驚きました。これもテロの影響でしょうか。

鉄道会社や路線の違いかは解りませんが、電車が一旦停止しても、車内では何も説明が無いという状況に過去何回か出会ったことがあります。それも満員電車にも関わらず。おかげで自分も含めて廻りの人もずいぶんイライラしてました。電車に乗っている人の中には大事な待ち合わせがある人や、満員電車の中で立っているのも辛い人もいるはずです。にも関わらず、説明があるまでにずいぶん待たされました。おまけにその後の状況報告が全くないため、どれだけ待てばいいのかも皆目検討がつきません。事故であれば復旧にかかる時間が判断しづらいのかもしれないのですが、それでもすぐに復旧するのか、それともしばらく時間がかかるのかぐらいは解るはずです。何も状況が解らないと余計に不安が募ります。そういう意味でも速やかな説明をして欲しいものだと思います。それがお客である乗客への義務ではないでしょうか。

システム関連の仕事をしてると、大小はともかくトラブルは避けられません。そのような場合、どうしてもトラブルを解決することに専念してしまいがちですが、原因の説明と、その後の経過や復旧までに要する時間の報告というものは大事なんですよね。自分も肝に銘じておきたいと思います。

盲牌

2005-07-06 23:13:06 | Weblog
先日、サントリー天然水(南アルプス)に付いていた「森と清流」フィギアを集めていた。と書いたんですけど、最近はペプシのスターウォーズが大流行しているらしいですね。映画自体が全世界的な人気ですから、フィギアに人気が出るのも頷けます。そのフィギアですが、さすがにスターウォーズ。今回は全60種類らしいです。一体60種類集めるためにはどれだけのお金と努力が必要なことか・・・。そういえば先日その努力の現場を見かけました。会社の近くのコンビニに入った時のことです。入り口の正面の棚にペプシが並べられてたんですけど、そのスターウォーズフィギアの袋を必死に触りながら、中身を確認しようとしている若いサラリーマンが二人いたんです。気になって自分が買い物している間ずっと見てたんですけど、何かにとりつかれたごとく必死に触ってました。どうやら噂によると、主要キャラはソードを持っているため、指先に全神経を集中させれば判別できるようです。でも何とか集めたい気持ちは十分解るんですけど、いい歳の大人ならもう少し考えて欲しいところです。立ち読みされてぼろぼろになったような本を買うのにはやっぱり抵抗ありますよね。それと同じです。もちろんメインの商品かオマケかの差はありますけど、オマケも商品の一部ですから。自分が集めてたとしてもきっとあれだけ必死に触って確認はできないだろうなあ、とひしひしと感じてしまいました。

自分があのくらい指先に全神経を集中させたのは、学生時代毎日のように楽しんでいた麻雀の盲牌(指先で牌の絵柄部分を触り、目で見る前に何の牌か判断することです)の時ぐらいでしょうか。でも麻雀はそれもゲームの一部。他の人には迷惑をかけませんからね。フィギア当ても、将来誰かが買っていく商品だということを理解した上で楽しんでもらいたいものです。

人の育て方

2005-07-04 23:27:17 | Weblog
自分はご覧の通りgooの無料ブログを利用しています。他のブログのサービスについては良く分からないのですが、gooのブログの場合、管理ページにて自分のブログへの前日アクセスが確認できます。自分は「自己満足」のため、などと言ってブログを書いているわけですが、そこは一応人の子。ちょっとだけアクセス数が気になります。実はおかげ様で最近、順調にアクセス数が伸びておりまして、現金な自分はこうして更新もまめに行うようになっている次第なんです。

昔から人には「ほめられて育つタイプ」と「叱られて育つタイプ」がいると言われてますが、自分は間違いなく前者の方のようです。昔からちょっと褒められると調子に乗るタイプだったしなあ・・・。実は自分は、以前仕事で自部署の新入社員の人を相手にプログラミング教育などと大それた仕事を担当していたことがあったんです。その時にも明らかに前述の2者に該当するタイプの人がいました。ほめるとその後、ノリノリで作業をするのですが、ちょっと注意すると、しばらくどんよりとしてその後萎縮してしまう人。逆に注意すると、なにくそ!と、いっそう気合が入る人。どちらがいいかなどという議論をするつもりは全然ありませんが、少なくとも上に立つ人には部下の正確を理解して欲しいものです。子供もそうですが人を育てるというのは大変なことです。ちょっとしたことで成長する意思を無くしてしまう人もいます。「上に立つのも大変なのに、いちいち下の人間の性格まで気にして指導していけるか!」などと言う人もいるかとは思いますが、それはそれで、下の人間を育てていくのも上司の仕事の一つです。少しでもいいから気をつけて欲しいですね。

最後に何度もいいますが、自分は「ほめられて育つタイプ」です。周りの方々、くれぐれもよろしくお願いします。
でも「ほめ殺し」はやめてくださいね。

顧客情報

2005-07-02 06:23:28 | Weblog
「大変です!!部長。当行でも顧客情報が5万人分どこに行ったかわからないそうです」
「なに?うちもか。とりあえず「行内で誤って廃棄した可能性が高く、外部へ情報が流出した懸念は低いです」とでも言っとけ」
「でもいいんですか?よく調べないままそんなこと言って」
「いいも何も、どこでもそう言ってるんだから大丈夫だよ。ましてや「絶対流出してない」とは言ってないだろ。もし今後流出した証拠でも出てきたら、その時に謝ればいいんだ。万が一「可能性は低いですが、流出も考えられます」なんて言ってみろ、同じ意味なのに受ける印象がぜんぜん違うだろ。」
「そうですよね。どこでも同じようなこと言ってるし、それにどこから漏れた情報かなんて、これだけあったら分からないですよね」
「そうそう。むしろいいタイミングだよ。昔から「木は森の中に隠せ」と言うだろ。これだけ似たようなニュースがあったら、顧客も「またか」と思うだけだ。まして、アメリカでもクレジットカード情報流出の事件もあるし、今がいい時期なんだよ。」

これだけ銀行・信金で同じような問題があると、裏でこんな会話があったんじゃないかって勘ぐってしまいます。それにしても、問題のあった金融機関全てがこれだけ杜撰な顧客情報管理をしていたとはとても思えません。もし言ってることが全て本当だとしたら、むしろその方が怖いですよ。顧客情報をぜんぜん重要だと思ってないわけですから。「氏名、住所、生年月日、口座番号、預金残高」などの情報がどこかに漏れてたとしたらどうでしょう。クレジットカード情報のように直接ネットなどで利用することはできないにしても、どれだけお金を持っているかが一目でわかってしまう訳ですから、様々な商品・株・金融商品の販売なんかに有利に使えそうです。うん?金融商品?もしかして、流出した情報を他の金融機関で密かに利用してたりして。だから、自分のところから流出したからと言ってもお互い様でそれほど驚かなかったなんて、ちょっと考えすぎでしょうか。