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【知り得情報】 雑談にも事前準備をするビジネスパーソン

2024-10-02 12:21:00 | 【話材】 お節介焼き情報

 

  【知り得情報】  雑談にも事前準備をするビジネスパーソン  

二兎を追うブログ 

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログです。

 お節介焼きコンサルタントが、毎日複数回つぶやいています。

■   雑談にも事前準備をするビジネスパーソン
 いろいろな人と話をしていて、われわれの雑談というのはムダなことを話していることが多いように思えます。
 若い頃は、商社マンであったこともあり、アメリカ人のビジネスパーソンと話す機会が多かったですが、商談前の雑談がすでにビジネスが始まっていると考えないと失敗しかねません。
 先方は、「敵を知らずして、商談は成立するか」という気持ちから、こちらのレベルを観ようとしているのです。
 商社マンという性格上、上司や先輩と同席する機会が多かったです。その時の会話を聞いていて、「こんなやり方で良いのだろうか」と思うことがしばしばありました。
 その一つが、英語での相槌の打ち方です。相手が言うことに対して、雑談だからという気持ちだからなのでしょうか、相槌として軽い気持ちで「yes」を連発しているのです。yesと相槌を打つことは、yes本来の「同意」というニュアンスが含まれているので、単なる相槌ではないのです。
 相手は、事前にこちらを「調査済」で、それを確認する意味で、雑談的にいろいろと質問してきているのです。それに対して、無防備にyesと相槌を打っているだけの上司や先輩が気になって仕方がありませんでした。
 ところが、こちらは、ちょっと調べたらわかるようなことを、雑談の時間稼ぎのように質問をしていたのです。これでは、相手は、こちらを下に見るに決まっています。
 私は、商談に限らず、人と会うときには事前に「何を話すか」「どの様なタイミングで、どの様に話すか」などを面談シートとして準備をしておきます。
 聞きたいことを漏らさないことが重要ですが、一方で人間関係を構築することを忘れてはなりません。相手の関心がどこにあるのか、相手が必要としている、相手にとって有益な情報を提供することを心がけます。「信頼」を獲得し、「信用」を築くことが商談成功に基本です。
 面談相手の経歴、仕事への姿勢や考え方、家族構成や趣味・スポーツ等々を調べられるだけ調べておきます。近年は、SNSを利用する人が多いので、私の若い頃に比べたら、そのような情報は容易に集まります。
 相手が何を目的にこちらに会いたがっているのか、どの様な情報を求めているのか、何を知りたがっているのか、今後どの様に商談が進むのか、どのレベルの商談を求めているのかなど、商談にスムーズに入れるような質問を投げかけるようにし、商談に入ったら、それを前提に商談を進めます。
 事前の雑談を通しての探りの中で、必ず私が確認することの一つは、相手がどの程度の決定権を持っているのか、最終決定権者は誰なのかを訊き出すことです。

(ドアノブ)

◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

 

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月1日 ◇たわわに実るカリン ◇【杉浦日向子の江戸塾】見えないところでおしゃれ 27

2024-10-02 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月1日 ◇たわわに実るカリン ◇【杉浦日向子の江戸塾】見えないところでおしゃれ 27 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

10月1日

 猫のような額のわが家の庭にも、秋の虫の鳴き声が聞かれます。
 生まれて間もない頃、わが家の庭に遊びに来た子猫も、今は十数才の大きな野良猫となっています。
 秋の虫を捕りに、わが家の庭に来るのですが、今年の秋にはまだ姿を見ていません。
 野良猫の世界は生存競争が厳しいそうですから、今まで生き延びてきたことが奇跡的なのかも知れません。

■【今日のおすすめ】

 【専門業】経営コンサルタント独立起業 5つの要諦1-2 自分自身を見直す方法

  「経営士・コンサルタント」という職業がかっこいい職業と思い込んでいる人が結構います。

 私自身、半世紀もの長きにわたり経営士・コンサルタントをやってきて、自分の天職と思っており、経営士・コンサルタントという職業に誇りを持っています。

 しかし、だからといって、「コンサルタントになりなさい」などと積極的にお薦めするつもりはありません。

 コンサルタント業も難しい職業ですので、安易に飛びついてほしくないのです。

 今日は、ゆったりとした時間を持つことができました。

 かねてより江戸っ子から学ぶことの多さを実感していましたので、紐解いてみました。

◆【杉浦日向子の江戸塾】見えないところでおしゃれ 27

 上方の女性は、お化粧をキチンとするのが「女の身だしなみ」と考えられていました。一方、江戸では、「すっぴんの素肌」を自慢する女性が多かったのです。
 上方では、髪をきれいに結い上げますが、江戸では、濡れ羽色といいますか、まだしめっている、漆黒の「湯上がりの洗い髪」が粋とみなされていました。女性が櫛を横にさしている姿が「あだっぽい」といいますか、絵になりますね。
 おしゃれにも上方と江戸では違いがあります。
 髪型の女性は、綺麗な物を身につけ、さらに飾り付けて、「絢爛」にしていくのがおしゃれです。
 一方、江戸では「省略」が、おしゃれとか粋であるとか通である処に繋がります。
 色を省略していくと、最後に残るのは「黒」なのです。
 江戸では、下着から羽織まで全部黒づくしが粋なのです。ただし、素材に懲ります。「羽織が羽二重、下が縮緬、中が紬」というところで勝負をします。
 これでは、外見にはおしゃれかどうかわかりません。女性がしなだれ、羽織に触るとそれが高級な羽二重であったりしてわかってきます。そうこうしているうちに、見えない部分のおしゃれがわかるのが「粋」なのです。

 遠くから見て目立つのは、格好が悪いのです。触れるほど近寄ってわかる人だけにわかってもらえるのが「粋」というもの。死んでから「あれが本当の通なのだ」といわれるのが江戸っ子の粋とでもいうのでしょうか。

■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【今日は何の日】 10月2日 ■ 望遠鏡の日 発明者はガリレオ? ■ 豆腐の日 健康志向の高まりで見直され

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 たわわに実るカリンと子供と若いママ 1001

 散歩道に、カリンがたわわになっていました。

 通りかかった子供が、

「ママ、リンゴがいっぱいなっているよ。

 採っていこうよ」と、

 お嬢さんといっても良いような若いママでした。

「あのリンゴは、青くて、おいしくないよ」と子供を諭していました。

 バラ科の落葉樹で、果実はカリン酒として利用されます。

 春にはピンクの花が咲きますので、リンゴの花とは区別できます。

 かつてはバラ科ボケ属と言われました。

 ところが、分子系統の研究から、ボケ属に近いがボケ属とは異なり、リンゴやなし属とも異なることが解りました。

 現在では、バラ科カリン属と独立した種として認められています。(【Wikipedia】を参照)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■バックナンバー
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【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  宮島だけではない魅力を発信し活性化に挑戦する自治体 3405-3a01

2024-10-01 12:03:00 | 【経営】 成功企業・元気な会社・頑張る社長

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  宮島だけではない魅力を発信し活性化に挑戦する自治体 3405-3a01

 経営コンサルタントを半世紀にわたってやってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■   宮島だけではない魅力を発信し活性化に挑戦する自治体 3405-3a01
 日本三景の一つで、世界文化遺産・厳島神社を擁する安芸の宮島は、日本を代表する観光地だ。宮島がある広島県廿日市市によると、コロナ後に来島者数が回復し、現在は500万人近くにまでのぼってきている。訪日外国人観光客も数多く訪れている。

 「宮島」のイメージが強い廿日市市だが、北部の中山間地にも魅力ある観光施設が数多く存在している。フィールドアスレチックやアーチェリー、温泉にいちご狩り、冬はスキー。自然のアクティビティに恵まれている。そんな宮島だけではない廿日市の魅力を発信しようと、中山間地に位置する佐伯(さいき)・吉和地区の事業者たちが協議会を組織し、観光客の誘致に取り組んでいる。
 中小機構のサポートを受けながら、自然豊かな地域の特性を生かし、児童・生徒が楽しくSDGsを学べる「体験プログラム」を作成し、プロモーションを展開している。このプログラムを足掛かりに大人世代の観光需要を獲得し、さらにはインバウンド需要の取り込みも視野に入れている。
 そのカギを握るのが、協議会会長のT氏が経営するS社だ。本格的なアーチェリー体験や弓道、茶道、宮島彫体験といった日本の伝統文化を顧客がカスタマイズできるプランを提供。外国人に人気の穴場スポットになっている。「岩国基地に駐留する外国人によく利用していただいている。全国から訪れる方もいらっしゃる」とT氏は語る。
 外国人観光客の感性には驚かされる。日本人にはあまりなじみのない場所に魅力を見出し、新たな観光スポットになったケースは各地に存在する。T氏の施設が拠点となって地域全体が外国人観光客に受け入れられるポテンシャルは十分にある。「宮島に行ったら佐伯・吉和地区には必ず寄らないとね」。協議会の取り組みが進めば、数年後、外国人観光客からそんな言葉が当たり前のように聞かれるかもしれない。

【 コメント 】
 観光地は、伝統の上にあぐらをかいていますと、忘れ去れがちです。常に、サービス開拓の意識を持ち、新しいサービスを提供していく必要があります。

 T氏の協議会は、インバウンド需要に目をつけ、日本人の発想には及ばないようなサービスに着目しています。廿日市市としても、日本三景の宮島だけに頼るのではなく、市民の知恵を借りる姿勢が、市民の活動を刺激しています。
 「官民一体」という陳腐な表現ですが、原点に戻り、あたり前のことをやってゆく姿勢を継続してほしいです。

  出典: e-中小企業ネットマガジン

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【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】 東京都庭園美術館 港区旧宮家邸園と美術館

2024-10-01 12:03:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 26東京都
【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】 東京都庭園美術館 港区旧宮家邸園と美術館 
 今回は、「東京都庭園美術館」を紹介します。          
東京都庭園美術館は、近年は「シロガネーゼ」としても知られる、東京都港区白金台にある都立美術館です。旧朝香宮邸とも呼ばれていて、池泉廻遊式日本庭園があります。
 目黒駅から徒歩で10分足らずのところにあります。武蔵野の面影を残す、国立自然教育園に隣接しています。
 東京都庭園美術館は、美術館の建物部分と庭園部分に大別できます。庭園部分は、芝庭園、日本庭園、西洋庭園に分かれています。美術館に附属する庭園ではなく、旧宮家の邸宅にある「築山池泉廻遊式庭園」で、茶室のある日本庭園としても独立してみることができます。
 今回は日本庭園と茶室を中心に紹介し、最後に、サクラの時期の日本庭園を紹介しています。都心にある旧宮家の雰囲気をご堪能下さい。




映像 18分

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月30日 ◇ウォーキングに持参する物⑤ スマホ ◇人の心すなほならねば

2024-10-01 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月30日 ◇ウォーキングに持参する物⑤ スマホ ◇人の心すなほならねば 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 9月30日は、世界翻訳の日。

 商社マンを10年していましたので、その間には翻訳もずいぶんとやらざるを得ませんでした。
 昨今では、簡易的な翻訳は、スマホでもPCでもすぐにできるようになりました。
 英和翻訳などをみますと、結構スムーズな日本語なのに驚きます。


 TV映画をみていますと、素晴らしい翻訳を見つけることがあります。
 このような訳は、機械翻訳ではできないだろうと感心します。
 私なら、直訳的に、このように訳してしまって、映画を見ている人に落胆や違和感を覚えさせてしまうのではないかと思うことが多いです。

■【今日のおすすめ】

 【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第85段 人の心すなほならねば 自分のものさしは正しいのか

 【原文】
 人の心すなほならねば、偽りなきにしもあらず。されども、おのづから正直の人、などかなからん。おのれすなほならねど、人の賢(けん)を見てうらやむは尋常(よのつね)なり。
 至りて愚かなる人は、たまたま賢なる人を見て、是を憎む。「大きなる利を得んがために、少しきの利を受けず、偽りかざりて名を立てんとす」とそしる。おのれが心に違(たが)へるによりて、この嘲(あざけ)りをなすにて知りぬ、この人は下愚(かぐ)の性(しょう)移るべからず、偽りて小利をも辞すべからず、かりにも賢を学ぶべからず。
 狂人の真似とて大路(おほち)を走らば、則ち狂人なり。悪人の真似とて人を殺さば、悪人なり。驥(き)を学ぶは驥のたぐひ、舜を学ぶは舜の徒(ともがら)なり。偽りても賢を学ばんを賢といふべし。

 【用語】【要旨】【 コメント 】を追記しています。

 今朝の早朝ウォーキングで、自分でどの様にやっているのか反復してみました。

◆ウォーキングに持参する物 1321
 旅行をするのには、旅行の七つ道具がありますように、ウォーキングのも、「これは持っていると良い」という物があります。基本的には、持ち物は最低限のものにし、できる限り身軽な形でウォーキングをするようにしています。私自身が、どの様な持ち物を持っているかをご紹介します。

⑤ スマホ
 ウォーキング途中で連絡があることは、現在の私にはあまりありませんが、持っている方が良いでしょう。
 私は、歩数計アプリケーションを利用しています。歩数に固執するわけではありませんが、モチベーションアップになります。
 ひらめきの「三上」というのがあります。その一つに「馬上」、すなわち移動中にひらめくことが多いと昔の人はいっています。私もウォーキングの途中でひらめくことがありますので、メモが欲しくなります。ウォーキングにメモ用紙と筆記具を持っていくのも煩わしいので、スマホのメモ機能を使います。そのメモとPCを連動させれば、コピー・アンド・ペーストだけで、その情報を保管・管理できます。

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆  高齢者の自動車運転を再考する 930

 昨今では、高齢者による事故が多発しています。アクセルとブレーキの踏み間違いが多いようです。

 その対策の一環として、踏み間違いをしてもアクセルを踏み込んだ状態を回避できる機能や電子制御が紹介されています。

 これらの普及が、対策として効果的と考えますので、政府・自治体等がさらに積極的に取り組むべきではないでしょうか。

 一方で、高齢になるほど、歩行困難になってきて、移動手段の確保が必要と考えます。

 三輪のアシスト自転車はありますが、この種の軽便な移動手段のさらなる開発と普及に一層力を入れるべきではないでしょうか。

 それには、道路整備が不可欠です。

 壮大なる予算が必要ですが、これまでの小手先の政策から、ゼロベース思考による抜本的な対策が求められていることを認めなければならない現状です。


 なんとなく、上記の主張に反するような気もしますが、一方で、元気なお年寄りも多いです。

 その人達が、スムーズに運転免許更新ができるように、体験談からそのノウハウをご紹介しています。

  高齢者運転免許更新体験記
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/acd285fea490945d8958b5bbbaf2db84

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月29日 ◇「経営の秘策」は何か? コンサルタントとして成功する策 ◇機略縦横

2024-09-30 07:28:12 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月29日 ◇「経営の秘策」は何か? コンサルタントとして成功する策 ◇機略縦横  

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

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【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

9月29日

 福岡市教委が給食に使用するモヤシの調達が困難となったため、使用食材を変更するという文書を保護者に出したと報じられました。
 モヤシ納入業者の突然の廃業が理由です。もやしの生産業者は、全国で550社以上あったのですが約30年で2割以下に減り、95社しか残っていないのだそうです。
 食材の優等生であった「卵」に続いて、「モヤシよ、お前もか」と言いたくなります。背景には、モヤシの原料として中国から輸入する緑豆の価格が20年前から4倍以上に高騰している上に、光熱費など、諸経費の高騰が響いているようです。
 これまでのように、スーパーでの安売りの目玉商品にはなれなくなるのかもしれません。

■【今日のおすすめ】

 【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】3-03 機略縦横 難しい経営理論は有益か? 臨機応変に、自在に適切な策略を巡らす

 四字熟語には意味深長で、視点を変えて見ると、意味が異なって見えることもあります。

 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「経営四字熟語」と勝手に命名して紹介しています。

 経営コンサルタントを目指す人の集まりで、ミニセミナーを行いました。
 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。
 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 ◆ 「経営の秘策」は何か? コンサルタントとして成功する策

 私は、「経営に王道なし」「経営に秘策はない」と考えています。

 それでは、どのようにしたら企業が良くなるのでしょうか?

 答は簡単です。

「あたり前のことがあたり前にできる企業作り」を行えば良いのです。

 では、「あたり前」とは何でしょうか?

 そのあたり前が何かは、企業によって異なります。

 各企業のあたり前を、上手に見つけ出したり、企業さんとともに問題・課題をあぶり出せたりするのが、経営コンサルタントの「経験」なのです。

 あたり前探しを、安易に考えて自己満足な自己流のやり方で問題・課題を列挙するという、生兵法は怪我のもと、そこに経営がうまく行かない原因があるのです。

 適切な「あたり前」を明確にして、経営課題に取り組めば、企業は自ずと良くなって行くのです。

 適切な経営コンサルタントを見つけて、適切な方向性を明確にして、適切な方法で経営を行いましょう。

  http://wwws.jmca.or.jp/keieijouhou/index6.html

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 午前0時過ぎに就寝すると寿命が短くなる 睡眠の基本

  「睡眠タイミングが心血管系疾患の発症リスクに影響する!」という記事をどこかで読んだ記憶があります。

 時間を有効に活用するには、質の高い睡眠が不可欠であることは周知のことです。私自身、若い頃は、ベッドに潜ると数分で眠りに落ちることができました。ところが近年、残念ながら私の睡眠の質は必ずしも良いとはいえません。睡眠に関する情報は、それなりに収集し、実行するようにしていますが、一向に改善しません。

 睡眠のタイミングくらいは最適な時間にあわせられる環境にありますので、心臓や心血管系疾患対策になればと、上述の記事を読み、励行しています。

 私達、日本人の多くは、睡眠時間の長さとか、睡眠の質については関心が高いです。中には、「今日中にこれをやらなければならないので、今夜は遅く寝ることになるけど、明日は休日、ゆっくり起きるから問題はない」というように、正常性バイアスを働かせている人が多いのではないでしょうか。

 ところが、最近の研究で、睡眠時間のタイミングが心臓血管の健康に影響を及ぼすことがわかったのだそうです。

 その研究発表の原資は手元にありませんが、記憶を頼りにご紹介致します。関心のある方はネットなどで調べて見てください。

 被験者は、動作検知器を身に付けて、いろいろな時間帯に就寝し、一週間にわたり睡眠データを収集されました。数年間にわたる、その後の追跡調査で、心血管疾患を発症率が調査されました。

 この研究では、10時台に就寝したグループの人は、心臓など心血管系への負荷が最も低くなることが発見されました。午前0時以降に入眠した人の結果が最悪で、それより早く入眠すると発生率が下がり、上述のように10時台がベストな結果となったのです。

 面白いことに10時以前に入眠したグループの発症率は上昇したといいます。この相関関係は、男性よりも女性に多く見られるという結果もあるそうです。女性の方が、時間に繊細に影響されるのですね。

 これは、心血管系疾患という切り口での研究ですが、以前より「就寝は午前0時前」ということが言われていましたので、心血管系疾患という観点でも、それが実証されたと言うことです。

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【経営コンサルタントへの道】1-2 経営コンサルタントになる前に考えよう 大企業それとも中小企業

2024-09-30 00:21:00 | 【専門業】 経営コンサルタント独立起業講座

  【経営コンサルタントへの道】1-2 経営コンサルタントになる前に考えよう 大企業それとも中小企業 

 私は1970年代から、「経営コンサルタントとはお節介焼き」「当たり前のことが当たり前にできる企業作り」「現場を重視」「管理とは温かいもの」をモットーとして経営コンサルタントという職業に就いてきました。
 経営コンサルタントになってから、いろいろな人から「なぜ経営コンサルタントになったの?」「経営コンサルタントになるにはどうするの」あるいはすでに経営コンサルタントになっている人からは「経営コンサルタントとして成功するこつは」などと聞かれてきました。
 経営コンサルタントを目指す人の大半が、世の中に漂う“常識”的な方向定めと方法で準備を開始しています。しかし、経営コンサルタントへの道は厳しいですが、成功法による近道もあります。
  経営コンサルタントを目指す人が一度は辿るこの道に、正しい回答になるかどうか、お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、以下のようにまとめてみました。ご参考にされ、皆様の自己責任でもって判断し、行動して下さい。

* 

■1 経営コンサルタントになる前に考えよう  

 経営コンサルタントになる方法は、経営コンサルタントとして何をやりたいかによって選択が異なると思います。

大企業それとも中小企業

 中小の経営コンサルタント会社では、大企業に入り込むのはかなり難しいのが現状です。大企業を相手に仕事をしたければ、大手のコンサルティング・ファームに若いうちから入社するのがよいでしょう。ただし、コンサルティングという仕事は、ビジネス実務経験が必要で、とりわけ組織的な活動の効率的な進め方は経営コンサルタントになってからも大いに役に立つでしょう。

 私もはじめは日本の代表的な経営コンサルタント会社に入社しました。でも、そこでできることは、大きな歯車のひとつとなって、大きな歯車を部分的に修復したり、置き換えること程度しかできませんでした。

 日本にある企業の99%は中堅・中小企業です。私はそこで困っている経営者の手助けに生きがいを見出しました。ちょっとしたアイディアや改善提案でも業績が急激に改善されることが多々あるからです。私もご多分に漏れず、「先生のおかげで業績が回復してきました。」と言われると無上の喜びを感じました。経営コンサルタントこそわが天分と思いつつ、今日に至っています。

 中堅・中小企業におけるコンサルティングのポイントは、企業は人によって運営されていることを忘れてはいけないことです。大企業は組織で運営されているので「管理」の視点に重点をおいて経営支援をします。

 それに対して、中堅・中小企業は理屈だけでは変化が起こらず、企業の運営は「人」が行っているということを忘れてはなりません。ひとり一人の社員が動けるように心が通いかつ具体的なアドバイスをしていくことを心がけています。それには自分がサラリーマンであった頃の経験が活きてくるのです。

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月28日 元気な会社 信頼される人材・製品・会社を創る 2119-3928

2024-09-29 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月28日 元気な会社 信頼される人材・製品・会社を創る 2119-3928 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

9月28日(土)

 近年の猛暑で、アイスクリーム業界も潤っているようです。単品アイスで最も売れているのは、森永製菓の「チョコモナカジャンボ」だそうです。発売から50年以上たっていて、年間約2億個も売れているのです。
 食べたことのない人が少ない、このアイスクリームですが、小分けにして、食べきれない分を保存しやすいです。また、複数人で分けて食べることもでき便利です。14時〜17時の購入が最も多いそうで、おやつとして買われていることも調査で解ったそうです。
 ロングセラーの裏には、社員が店頭で購買し、パリパリ感などをチェックしているという努力が功を奏しているようです。

■【今日のおすすめ】

  【カシャリ!ひとり旅】 『魏志』倭人伝にも登場する長崎県『壱岐島

 上記のブログを投稿しましたが、自分でも壱岐島での思い出に浸りましたので、ここで再度ご紹介します。

* 

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、顧問先に活かしたいという考えのようです。

 オンラインで情報交換をしました。

■【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 信頼される人材・製品・会社を創る 2119-3928
 中小企業の廃業の要因の一つといわれる、経営者の高齢化と後継者の不在問題。今のままでは日本の経済・社会を支える貴重な雇用や技術が失われる可能性があり、世代交代を契機とした成長のための「事業承継」が課題とされる。自動車部品が主力商品のO社(愛知県岡崎市)のT社長も、事業承継を経験した一人だ。2017年に先代社長(実父)の急逝を受け、会社を引き継いだものの、当初は大変苦労したという。
 同社は1973年に設立。ウレタンフォームという高分子化学素材を用いて、主に自動車のシートクッションや防音用・安全用パーツなどを加工生産し、年間数十億円を売り上げる。だが実際に社長に就任すると、旧態依然の経営体質であり、利益が確保できなくなっていた。顧客ニーズの変化への対応や、核となる人材の育成も遅れていた。「管理職は当事者意識が薄く、受身の指示待ちの考え方だった」と振り返る。
 そこで外部のコンサルタントを活用して管理職教育を開始した。中小企業支援機関から専門家の派遣を得て、社内にプロジェクトチームを編成し、モノづくり現場の作業効率化や不良低減といった業務改善活動に着手した。事業継続力強化計画(BCP)の策定も手がけた。2021年には初めて女性を管理職に登用した。「良い効果が出ていると実感しており、今後も優秀な女性を積極的に登用していきたい」と強調する。
 引き続き課題と考えているのは、人材の採用と育成だ。素材となる軟質ウレタンは、空気を通す柔らかい特性があり、ロボット化や自動化ができない作業が多い。「職人性」が必要な工程は定着と習熟が必要になるので、「上司や先輩社員を含めて皆が思いやりをもって助け合う風土が重要となる」という。このため、常に良い人材を受け入れたいと考えており、ホームページやセミナー、人材マッチングなどを活用して、コロナ禍でも継続して採用活動を行っている。
 自動車業界は今後、電動化や自動運転化が急速に進むことが確実視される。その影響を受け、特にエンジン部品などを手がける自動車部品メーカーは、自社の主力事業が消滅する可能性に戦々恐々とし、将来に向けた業態転換を模索する動きも出ている。ただ同社が扱うウレタン材は、自動車部材の中でも残っていく可能性が高く、事業の将来性は期待できると判断している。
 「自動車部品業界は品質面で顧客から信頼されることが何よりも大切」とT社長。同時に「人を育てることは簡単ではなく、時間もかかるが、今後も人材の確保・育成に投資していく」と言い切る。創立50周年を迎え、信頼される「製品」「会社」創りはもちろん、その基盤となる信頼される「人材」創りにアクセルを踏み込む方針だ。
  出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ パソコンで経営コンサルタントの差異化(差別化) 928
 1970年代後半に、日本語OSができ、PC-8000シリーズが、パソコンの走りとして紹介されました。PC-8800シリーズで漢字が使えるようになったときに、これからは中小企業はパソコンの時代という声を上げますと、あちらこちらから講演の依頼が来ました。
 書籍出版の依頼、雑誌への原稿、等などさながら有名作家のような忙しさが私を迎えてくれました。マニアではなく、文科系の経営コンサルタントという人間がパソコンの話をするから受けたのでしょう。NECとソフトバンクにべったりという業界体質の中で私にも仕事が飛び込んできました。

 まだまだパソコンがおもちゃといわれるこのような時代から、PC-98シリーズが“ガラパゴス”現象で日本市場を席巻するまでになりました。IBMが汎用機からパソコン市場にも進出してきますと、ついにガラパゴス現象の瓦解が始まりました。
 経営コンサルタントが、本来のコンサルティング分野にITという新しい動向を前面に出しますと、他の経営コンサルタントとは違うという見方をされるようになります。
 経営コンサルタントとして、自分のアイデンティティを明確にすることの重要性を、経験を通して感じ、その中で育てられてきた結果、35年の長きにわたって経営コンサルタント業を続けて来られたのです。
 経営コンサルタントを目指す皆さん、他のコンサルティングとはひと味違う何かを見つけませんと、経営コンサルタント業界で生きていくことは難しいですよ。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

>> もっと見る


■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

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【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】3-07 侃侃諤諤 三人寄れば文殊の知恵 信ずることを遠慮せずに堂々と議論を闘わせる

2024-09-28 12:21:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】3-07 侃侃諤諤 三人寄れば文殊の知恵 信ずることを遠慮せずに堂々と議論を闘わせる   


 
  四字熟語というのは、漢字四文字で構成された熟語であることはよく知られています。お恥ずかしいながら、その四字熟語というのは、すべてが中国の故事に基づくものとばかり思っていましたが、実はそうではないことを発見しました。
 経営コンサルタントという仕事をしていますが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが、四字熟語を講演や研修の場で用いたり、自分の仕事や日常会話に活かしたりするようにしましたら、他の人が私を尊敬といいますとオーバーですが、自分を見てくれる目が変わってきたように思えたことがあります。
 四字熟語の含蓄を、またそこから得られる意味合いを噛みしめますと、示唆が多いですので、企業経営に活かせるのではないかと考えるようにもなりました。これを「目鱗経営」と勝手に造語し、命名しました。
 以前にも四字熟語をご紹介していましたが、一般的な意味合いを中心にお話しました。このシリーズでは、四字熟語を経営の視点で診て、つぶやいてみます。以前の四字熟語ブログもよろしくお願いします。

  第3章 経営に戦略的企画力を
 日本の経営者・管理職は、非常によく勉強をしていますが、耳学問が進みすぎて、それらに振り回されすぎているように思えます。いろいろな経営理論を聞きかじり、そのメリットのみが強調されたお話を聞き、消化不良を起こしていることに気がついていません。そのために「知っているつもり」「やっているつもり」という”つもり”が積もっていて、自社にとって最適な方法が提案されても「陳腐な理論」「古い経営手法」というような位置づけでかたづけてしまっている企業が多いです。
 四字熟語の中には、【心 de 経営】の精神に則る、経営者・管理職の心の糧になる発想が多数見つかります。前章の思考法を用いながら、それを企業経営に活かすことが、“戦略的”な経営に繋がります。企業経営で欠けている【心 de 経営】をいかに読み解いて、戦略経営を行うかを感じ取ってください。
 3-07 侃侃諤諤 三人寄れば文殊の知恵
       ~ 信ずることを遠慮せずに堂々と議論を闘わせる ~


 論理思考を行う方法の一環として、発散思考という方法があります。経験や知識・能力の異なる社員が集まって意見を交換することにより、新しい発想が生まれてくる可能性が高まります。会議が多すぎるのも問題ですが、企業における会議というのは、社員が持つ智恵を結集して、それを活用することで企業経営を円滑に、発展的に行う経営の基本です。
 それを四字熟語で表すと「侃侃諤諤(かんかんがくがく」となります。「侃(かん)」は、剛直なこととか気質が強くて心の正しいことを表します。「諤(がく)」は遠慮することなく、はっきり言うという意味です。すなわち「侃侃諤諤」というのは、「侃々諤々」とも書きますが、「正しいと信ずることを遠慮せずに堂々と発言し、議論を闘わせる」ということになります。
「喧喧囂囂(けんけんごうごう)」という同じ意味の言葉もあります。ときどき「喧喧諤諤」と、二つの四字熟語をクロスして誤用している人を見かけますが、注意してください。

 ところで何かトラブルが発生したりしたときに、その原因究明で議論を闘わせることはありませんか?
 そのようなときに、何が原因なのか、考えられる事項をすべて洗い出する手法として、ブレインストーミングに代表されます、発散思考がしばしば用いられます。発散思考というのは、「議論百出(ぎろんひゃくしゅつ)」、すなわち「様々な意見が出されて、議論が沸騰する」ということで、いろいろな意見やアイディア等を出していく方法です。「議論沸騰(ぎろんふっとう)」という類似四字熟語もあります。また「いろいろな意見や憶測が飛び交い、収拾がつかない」という意味で「諸説紛紛(しょせつふんぷん)」もあります。
「満場一致(まんじょういっち)」の方向に建設的な意見で沸騰し、会議がまとまる方向にあれば良いのですが、「甲論乙駁(こうろんおつばく)」では収拾がつきません。甲が意見を言いますと、乙が反駁(はんばく)するというように「お互いが意見を主張しあい、意見がまとまらない」ことを言います。
 ましてや「呉越同舟(ごえつどうしゅう)」、派閥間の争いとなりますと骨肉の争いが演じられることになります。孫子に出てきます四字熟語ですが、中国の春秋時代に呉と越が互いに争っていました。「呉と越は宿敵同士でしばしば戦いを繰り広げたが、その憎しみ合っている両国の人が、同じ舟に乗って川を渡るときに大風が吹いて舟が覆りそうになれば、普段の恨みも忘れて互いに助けあうだろう(新明解四字熟語辞典)」というたとえの故事に由来しています。
 このことから「仲の悪い者同士や敵味方が、同じ場所や境遇にいること。本来は、仲の悪い者同士でも同じ災難や利害が一致すれば、協力したり助け合ったりする(新明解四字熟語辞典)」ということです。

 いろいろな意見で沸騰するということでは、似たような状況を表すのに「百家争鳴(ひゃっかめいそう)」という言葉があります。「百家」の「家」は「逸物(いちもつ)ある人」、すなわち一般的には学者を指しますので、「百家」は、「たくさんの学者」という意味です。「争鳴(そうめい)」は、「争うように鳴く」ということから「議論を闘わせる」という意味で使われます。
 従いまして、「百家争鳴」は、「たくさんの学者や文化人が、何の縛りもなく自由に論争する」ことを指します。似たような表現の「百花繚乱(ひゃっかりょうらん)」は、「いろいろの花が咲き乱れる」ことをさしますが、転じて、「優秀な人材が多く出て、優秀な業績に至る」という意味で使われます。「百家争鳴」と同じような意味で用いられる四字熟語ですが、「千紫万紅(せんしばんこう)」「百花斉放(ひゃっかせいほう)」も類語と言えましょう。
 会議では、様々な立場の人達が、自説を自由に発言できることが好ましいことです。ところが、中小企業にときどき見られる会議というのは、社長などのお偉いさんの独演場で、参加者が意見を言うことはほとんどないのです。会議ではなく、演説の場になってしまっています。
 このような状況の時に「気炎万丈(きえんばんじょう)」という四字熟語が使われます。「気炎」は「さかんな炎」です。「万丈」の「万」は、多いことや大きいことを指します。「丈」は「たけ」すなわち高さですので「万丈」はすごい高さまでという意味になります。従いまして「気炎万丈」は、「さかんな炎が、たけ高く上がるほどの彷彿として議論」という意味です。
「気炎万丈」は、時にはよいのですが、会議の進行を妨げるのも困りものです。蛙や蝉ががやがや鳴くがごとく「蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)」ともいいますが、議長無視の会議でもいけません。
 因みに「気炎万丈」の「気炎」は「気焔」という漢字を当てることもあり、「他の人を圧倒するほど意気盛ん」な状態を表し、「活発に議論する」ことです。「蛙鳴蝉噪」は、「蛙鳴雀噪(あめいじゃくそう)」ともいいます。北総の詩人蘇軾の詩に出てくるのですが、蛙や蝉がやかましく鳴き騒ぐ様子から、百家争鳴のように素晴らしい議論で白熱するというよりは、むしろ議題とは無関係であったり、役に立たない議論が続いたり、発言があれやこれやと乱舞することを指します。時には、内容の薄い文章に例えることもあります。

 現実からかけ離れていて、役に立ちそうもない理論や考えであります「空理空論(くうりくうろん)」に振り回されてしまうこともしばしばあります。「空理」「空論」ともに実際には役に立たない理論や考えという意味で、同じ意味の言葉を重ねて意味を強めた用法です。
 同様に、時間の浪費に繋がる会議が「愚問愚答(ぐもんぐとう)」です。愚にも付かない質問が出されたり、馬鹿げた回答がなされたりという状況です。「空中楼閣(くうちゅうろうかく)」という、もともとは蜃気楼を指す言葉が転じて、根拠や現実性に乏しくむなしい事柄を指す四字熟語もあります。その類例として「空中楼台(くうちゅうろうだい)」「砂上楼閣(さじょうろうかく)」という言葉もあり、類似した意味で使われます。


 会議というのは「会して議する」ところです。会議は、議題により「決議事項」「討議事項」「報告事項」に分類し、できるかぎり「報告事項」は文書で済ませるようにしたいですね。「決議事項」は「討議事項」は、事前に関係者に議題を通知し、それに基づき準備をした上で会議に臨み、意見を戦わせます。決議事項の場合には、議事録に決議内容を記し、その後進捗管理をどの様にするかを明確にしておき、次回の会議の時までに、それを確認しておくことも必要です。
 会議の成功には、事前準備も必要ですし、議長のリーダーシップも成功には大きく影響します。蛙鳴蝉噪になって議題から外れてしまったら議論の方向修正が必要です。空理空論や愚問愚答が頻発するようでしたら、会議のあり方に関する教育も必要かもしれません。
 最近は、立ったまま会議を行うなど、会議のやり方も変化しつつあります。会議という簡単なことのように思えることでも、企業内で「自社の常識は他社の非常識」という状況にないかと言うことを振り返ることも必要ではないでしょうか。
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月27日 1-04 経営資源の良質化が企業を拡大スパイラルに繋げる A719 自動運転・認知症対策

2024-09-28 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月27日 1-04 経営資源の良質化が企業を拡大スパイラルに繋げる A719 自動運転・認知症対策 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

9月27日

  読売新聞の記事によりますと、盛岡市を訪れる外国人の数が増えているそうです。市の集計によりますと、2023年の宿泊客数が、前年比16・3%増の430万968人に上ったそうです。このうち外国人宿泊客数は、前年の約9・5倍にあたる6万5082人(速報値、19年比0・8%減)と言いますので、急増と言えます。
 2023年1月に米紙ニューヨーク・タイムズの記事「行くべき52か所」で、2位にランクされたことが影響していると推定されています。

■【今日のおすすめ】

  【経営コンサルタントの独り言】 ドライバーの認知能力低下を車が検知してくれる

 高速道路で逆走する車が後を絶たないようです。

 その大半が、認知症を患っているといいます。

 その対策の一環を上述のリンクでお話しました。

 また、自動運転車についても下記の通りお届けします。

 今日のオンライン・ミニ・セミナーでは、次のようなお話をしました。

■1-04 経営資源の良質化が企業を拡大スパイラルに繋げる A719

 企業が、生きていくためには、経営資源を充分に活用すると共に、外部からの経営資源の移入がよく行われます。

 経営資源は、有限ですので、必要なときに、必要なだけ取り入れるという、バブル時代のやり方は通用しません。たとえ、それが可能であっても、経営の見通しと、現状とのバランスを考慮に入れなければなりません。

 限られた経営資源を有効に活用することが不可欠です。

 たとえば、人材ですが、ある部門や業務を遂行する上において現有人材では充分ではない面があるとします。右肩上がりの経営環境下であれば、人材募集を行い、外部からの人材資源を移入することができます。

 しかし、昨今のように、経営環境の変化が激しい時代には、固定費の増加は極力抑えなければなりません。その様な部門や業務の穴埋めを、まずは現有人材で、何とかしようという努力から始めるべきです。安易に、雇用という手段で、対処することは、好ましい経営のあり方とは言えません。

 「ヒト・モノ・カネ」という経営資源の中の一つ、人材という経営資源を、教育や人事管理法などを通じて「良質化」をはかりますと、そこで良質化が図れた人材が、良質化された「モノ(サービスなども含む)」を産出してくれます。それにより、収益が増大しますと、金融機関が黙っていません。そこで「良質化されたカネ」が入るようになります。

 「良質化されたカネ」が入るようになりますと、良質化された人材を獲得できるようになります。このようにして、「ヒト・モノ・カネ」という経営資源が良質化します。また、それに伴い、良質化された労働力により、良質化された時間や、情報の良質化など,その他の経営資源も良質化される、善循環(好循環)が起こります。

 この一連の状況を「経営資源の良質化循環」といいます。

【関連情報】 「経営資源の良質化循環を引き起こす社員の動機付け」を参照

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 自動運転が現実のものに 927
「自動運転」が、現実のものになってきました。
 人間が運転操作を行わなくとも、自動で走行でき、目的地まで連れて行ってくれるのです。
 カーナビだけでもありがたいと思っているうちに、技術革新のスピードが上がっているのでしょうか。
 1970年代、アメリカに住んでいた頃、地方に行きますとレンタカーをしました。
 レンタルした車が、「オートドライブ機能つき」、今日の自動運転とは大違い。
 アクセルを踏まなくても、所定の速度で走行してくれる機能です。
 日本ではあまり必要性はないかもしれませんが、地平線の彼方までまっすぐ続く高速道路では、非常にありがたい思いをしました。
 ところが、人間というのは、微妙にアクセルをコントロールしているのですね。
 例えば、下り坂やカーブに入る前に、意識はしていませんがアクセルを緩めてスピードを落としているのですね。
 ところが、この機能が付いていると一定のスピードですので、坂やカーブではスピードが上がってしまう感覚を持ちます。
「自動運転車」は、その様なことはないと思いますが、始めはそのような違和感を持つこともあるかもしれませんね。
 因みに、自動運転車は、英語では下記のように言うそうです。(【Wikipedia】)
  Self-driving car  autonomous car   Robot car

  UGY (unmanned ground vehicle)」

   driverless car   self-driving car
 まだ、ディファクトスタンダードになっていないのですね。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 

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