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【経営コンサルタントへの道】1-3 経営コンサルタントになる前に考えよう 実務経験をしてからでも遅くない

2023-10-10 08:06:00 | 【専門業】 経営コンサルタントへの道

  【経営コンサルタントへの道】1-3 経営コンサルタントになる前に考えよう 実務経験をしてからでも遅くない



 私は1970年代から、「経営コンサルタントとはお節介焼き」「当たり前のことが当たり前にできる企業作り」「現場を重視」「管理とは温かいもの」をモットーとして経営コンサルタントという職業に就いてきました。 経営コンサルタントになってから、いろいろな人から「なぜ経営コンサルタントになったの?」「経営コンサルタントになるにはどうするの」あるいはすでに経営コンサルタントになっている人からは「経営コンサルタントとして成功するこつは」などと聞かれてきました。 経営コンサルタントを目指す人の大半が、世の中に漂う“常識”的な方向定めと方法で準備を開始しています。しかし、経営コンサルタントへの道は厳しいですが、成功法による近道もあります。 経営コンサルタントを目指す人が一度は辿るこの道に、正しい回答になるかどうか、お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、以下のようにまとめてみました。ご参考にされ、皆様の自己責任でもって判断し、行動して下さい。


 


■1 経営コンサルタントになる前に考えよう 


 経営コンサルタントになる方法は、経営コンサルタントとして何をやりたいかによって選択が異なると思います。








 実務経験をしてからでも遅くない 

学生さんや若い方から「経営コンサルタントになる近道は」という問い合わせを受けますが、「実務経験を積んでから経営コンサルタントへの道を歩んだ方が、実績を上げられる経営コンサルタントになれますよ」とアドバイスをすることにしています。


若くして経営コンサルタント会社に入った先生方の多くが、中堅・中小企業を相手にしたときに、頭でっかちのアドバイスしかできないために失敗しています。社会人としての経験が浅く、理屈で経営が行われていると錯覚してしまっているので、中堅・中小企業のように「人」が中心であることを軽視しがちです。


私は、経営というのは心でするもので、頭でするものではないと考えています。自分が社会人として苦労してきていれば、経営コンサルタントという業務についても人の心の痛みがわかるコンサルティングができるのです。


 大学生・大学院生・高校生へ 























 学生にとっての「経験」とは何か 
 経営コンサルタントになるためにどのような準備を
 経営コンサルタントを目指して公認会計士資格取得を目指す大学生  
 経営コンサルタントを目指す大学生の進路
 経営コンサルタントを目指す大学生の就職先は大企業か中小企業か
 大学生に求められる社会人としての常識とは 

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【経営コンサルタントへの道】1 経営コンサルタントになる前に考えよう 大企業それとも中小企業

2023-10-02 05:46:00 | 【専門業】 経営コンサルタントへの道

  【経営コンサルタントへの道】1 経営コンサルタントになる前に考えよう 大企業それとも中小企業

 私は1970年代から、「経営コンサルタントとはお節介焼き」「当たり前のことが当たり前にできる企業作り」「現場を重視」「管理とは温かいもの」をモットーとして経営コンサルタントという職業に就いてきました。

 経営コンサルタントになってから、いろいろな人から「なぜ経営コンサルタントになったの?」「経営コンサルタントになるにはどうするの」あるいはすでに経営コンサルタントになっている人からは「経営コンサルタントとして成功するこつは」などと聞かれてきました。

 経営コンサルタントを目指す人の大半が、世の中に漂う“常識”的な方向定めと方法で準備を開始しています。しかし、経営コンサルタントへの道は厳しいですが、成功法による近道もあります。

 経営コンサルタントを目指す人が一度は辿るこの道に、正しい回答になるかどうか、お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、以下のようにまとめてみました。ご参考にされ、皆様の自己責任でもって判断し、行動して下さい。

 

■1 経営コンサルタントになる前に考えよう 

 経営コンサルタントになる方法は、経営コンサルタントとして何をやりたいかによって選択が異なると思います。

大企業それとも中小企業

中小の経営コンサルタント会社では、大企業に入り込むのはかなり難しいのが現状です。大企業を相手に仕事をしたければ、大手のコンサルティング・ファームに若いうちから入社するのがよいでしょう。ただし、コンサルティングという仕事は、ビジネス実務経験が必要で、とりわけ組織的な活動の効率的な進め方は経営コンサルタントになってからも大いに役に立つでしょう。

私もはじめは日本の代表的な経営コンサルタント会社に入社しました。でも、そこでできることは、大きな歯車のひとつとなって、大きな歯車を部分的に修復したり、置き換えること程度しかできませんでした。

日本にある企業の99%は中堅・中小企業です。私はそこで困っている経営者の手助けに生きがいを見出しました。ちょっとしたアイディアや改善提案でも業績が急激に改善されることが多々あるからです。私もご多分に漏れず、「先生のおかげで業績が回復してきました。」と言われると無上の喜びを感じました。経営コンサルタントこそわが天分と思いつつ、今日に至っています。

中堅・中小企業におけるコンサルティングのポイントは、企業は人によって運営されていることを忘れてはいけないことです。大企業は組織で運営されているので「管理」の視点に重点をおいて経営支援をします。

それに対して、中堅・中小企業は理屈だけでは変化が起こらず、企業の運営は「人」が行っているということを忘れてはなりません。ひとり一人の社員が動けるように心が通いかつ具体的なアドバイスをしていくことを心がけています。それには自分がサラリーマンであった頃の経験が活きてくるのです。

 

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【経営コンサルタントへの道】1 経営コンサルタントになる前に考えよう ドメインを明確に

2023-09-26 07:38:58 | 【専門業】 経営コンサルタントへの道

  【経営コンサルタントへの道】1 経営コンサルタントになる前に考えよう ドメインを明確に

 私は1970年代から、「経営コンサルタントとはお節介焼き」「当たり前のことが当たり前にできる企業作り」「現場を重視」「管理とは温かいもの」をモットーとして経営コンサルタントという職業に就いてきました。

 経営コンサルタントになってから、いろいろな人から「なぜ経営コンサルタントになったの?」「経営コンサルタントになるにはどうするの」あるいはすでに経営コンサルタントになっている人からは「経営コンサルタントとして成功するこつは」などと聞かれてきました。

 経営コンサルタントを目指す人の大半が、世の中に漂う“常識”的な方向定めと方法で準備を開始しています。しかし、経営コンサルタントへの道は厳しいですが、成功法による近道もあります。

 経営コンサルタントを目指す人が一度は辿るこの道に、正しい回答になるかどうか、お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、以下のようにまとめてみました。ご参考にされ、皆様の自己責任でもって判断し、行動して下さい。

 

■1 経営コンサルタントになる前に考えよう 

 経営コンサルタントになる方法は、経営コンサルタントとして何をやりたいかによって選択が異なると思います。

ドメインを明確に

「経営コンサルタントという仕事はかっこよさそう」という理由だけで経営コンサルタントになろうとする人はいないかもしれませんが、はじめはそこから始まることも多いようです。

しかし、決して安易にできる仕事ではないことを理解してください。経営コンサルタントといわれる人の半数は、年収が1000万円に満たないという統計があります。

では、経営コンサルタントになる前にまず考えるべきことは何かというと「なぜ経営コンサルタントになるのか」というテーマです。経営コンサルタントでなければ、その夢は実現できないのか」「今のままではそれが実現できないのか」、自問自答してみましょう。

次に、経営コンサルタントとして自分の強みは何か、経営コンサルタントとしてその強みをどのように活かすか、他の経営コンサルタントと差異化がきちんとできているかを考えましょう。

多くの人が、自分がサラリーマン時代に得意としていた職種を中心に、経営コンサルタントとしてのドメインを決めます。例えば、いろいろな部署を回ったが、営業部門が一番自分の性に合っているとしたら、営業部門関連のコンサルティングをするという方法です。

一見すると安易な決め方のようですが、スムーズに経営コンサルタント業には入れる方法の一つと言えます。

自分のドメインが決まれば、そのドメインを核にしていくために、自分はどのような経営コンサルタントになりたいのか。自分の夢で結構ですから、自分が理想とする経営コンサルタント像を描いてみましょう。

このようなことをしている内に、経営コンサルタントとしてのドメインが固まってくるでしょう。

 経営コンサルタントとしてのドメインの決め方

 【参考】 自分は起業すべきかどうか、再考しよう

 

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