京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

秋の味覚・仕込みで忙しい・・・

2006-09-27 16:08:16 | 妻!の料理
 近頃、あちこちから頂く、秋の味覚の仕込みで忙しい。
 つけもん屋の話ではない。
 主婦業の話である。

 
 昨日より、一家のかなめのおばあちゃんが、九州に旅行に行っている
 朝5時出発、飛行機ではなく新幹線で九州に向かう。
 高千穂までいって、一泊して戻るというのだから、かなりの強行軍。

 パック旅行で、すごくお得だったそうだ。
 ま、確かに、このコースで新幹線だったら、3,4万はする。(パックでも。)

 夜は、23時の帰宅予定らしいし。
 すごいなー。旅行パワー。


 おばあちゃんお留守で、もちろん忙しい。
 それはいいのだが、なんで、こんなときに黒豆やら(去年のだし・・・)、栗やら、茗荷やらのお世話をわざわざしているんだろう。
 そんな自分に何だか腹が立つというのか、もはや、わざわざ忙しくする習性とあきらめるべき、というのか、自分に呆れるばかりである。

 眼精疲労。ひざ関節痛。
 何をやってるんだ、わたし。
 そんなこと、明日でいいじゃないか。

 などと、自問自答しながら、秋の味覚の仕込みをしています。

 昨晩。



 先日頂いた栗。
 栗ご飯ばかりも芸がないので、甘露煮を作ってみることにする。
 皮を厚めに取ってから、焼きミョウバンをいれた水に一晩つけておく。
 
 こちらは、黒豆。
 去年の暮れに、おとうさんの弟宅から頂いたもの。
 神戸・有馬の近く・産。


 
 よーく太って、すごく良質の黒豆。ほとんど丹波黒豆と言っていいだろう。
 神戸は丹波?
 こちらも、一昼夜水につけて、ことこと2,3日かけて煮ていくつもり。


 
 今日のお昼の筑前煮。
 岩国れんこん使いました。
 朝市のしいたけも。

 忙しいときに、手間のかかる献立は辛いのですけど、冷蔵庫はおかずなし状態なので、仕方なく・・・
 昨日、スーパーに買い物に行ったんですが、あまりにもバタバタしてたので、肝心のおかずを買うのを忘れてしまったのです。
 わたしゃ、サザエさんか。



 でもって、昼から、例の栗を煮ました。
 クチナシの実を入れて、着色です。
 初めての経験。
 こんな良い色が出るんですね。

 でも、忙しすぎて、すごく雑。
 こういう時は、失敗しやすい。
 気をつけよう・・・

 煮あがった栗は一度水にさらしてから、砂糖水で煮る。
 後は、そのまま明日までおいて、仕上げします。