京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

インフルエンザ予防接種

2006-10-31 20:16:38 | 子供の病気
 今日、赤子の風邪を見てもらうついでに、私もインフルエンザの予防接種をしてきました。
 おかげで、(副作用からか)、「風邪ー!」って感じの体のだるさです。
 3500円なり。
 安いか、高いか。

 去年は、忙しさにかまけて、しませんでした。
 ほしたら、子供の風邪がうつって、寝込みました。
 関節ピキピキから始まり、38度の熱が出、何日も下がらない・・・
 一生このままかと思いました。

 そのとき、赤子、1ヶ月未満。
 寝不足、プラス授乳全盛のため、薬も飲めない。
 もー、これはだめだ!、というときに、家族に一切の世話を任せ、寝ずっぱりしましたら、何とか治りました。

 マインドコントロールで、「私は絶対インフルエンザじゃない!」と頑張ってましたが、後から考えると、どうも、そんな感じで。
 他の家族も、ひどかったですもん。
 後からのほうが、きついんですね。
 おばあちゃん、年の暮れから正月明けまで、ずっと寝込んではったし。

 注射打ってた、お父さんと、長男だけは、一日だけの発熱でおさまりました。
 やっぱり、かかっても、軽くで済むみたいです。

 というわけで、今年は早くに済ませました。
 子供たちも、今度のお休みに。
 注射の上手い先生だけど、泣いて暴れるんでしょうねえ。
 大変だ。

南京豆

2006-10-31 16:20:05 | 妻!の料理
 今朝、従業員さんから、南京豆をいただきました。
 ピーナツです。

 夏ごろから、「ああ、ゆでたピーナツ食べたいなあ。琵琶湖に行ったら、ピーナツ掘りするとこあるんですけど。」と、ブツブツ言っていたわたくし。
 お店では、おつまみ用ピーナツみたいな加工品しかありませんよねえ。
 (ええ、生売ってあるで、とおっしゃったお方、それはとても恵まれた環境です。すぐ、我が家までお送り下さいませ。)
 
 それを聞いてくださってた、従業員さんが、自宅で栽培していたのを朝掘りして、持ってきてくださったのです。



 こんなの。



 掃除すると、こんだけになってしまうんですけどね。
 
 生まれてはじめて、生ピーナツ見ました。
 四万十川(沿い)歩いてて、正直無人市で、それらしきものが売ってあるのは見たことあるんですけど。(それも、10年以上前の話)
 本当の徒歩だったので、持ち帰ることもできず。
 
 なぜ、私が、これほどまでに、生ピーナツにこだわるのか。
 
 もう数日で二十歳になるという頃、クラブの夏合宿がありまして、奄美大島の下にある、請島という小さな島に行きました。
 奄美大島は観光の盛んな島ですが、請島は普通の島。
 おそらく、釣り客くらいしか訪れない。
 他に、他所から来た客のような人には出会いませんでしたし。

 ですから、会う人会う人、「どっから来たのー。」と話しかけてくださる。
 野良仕事の人、墓参りの人、保育園の保母さん・・・
 でもって、会う人会う人、茹でピーナツを下さったのです。
 どうも、冷凍庫に常備してあるらしく、殻つきのまま塩ゆでしたものを、ビニール袋に入れて、冷凍しておくようなのです。
 おそらく、この冷凍したものを、自然解凍させ、まだちょっと融けきってないものを食べるのが、格好のおつまみのようです。

 あちこちから、ビニール袋に入った茹でピーナツを頂き、あげくは、合宿の挨拶に行った区長さん宅にて、晩酌にあずかることとなったのです。
 茹でピーナツに、ビール。
 「なんきん」と言っておられましたね。

 「なんきん」とは、「なんきん芋」とのことか?と思うほど、茹でピーナツは、お芋のように柔らかく、ホクホクっとしておるのです。
 
 おつまみのいりピーナツのように、硬かったり、喉に刺さったりということはありません。
 そして、なにより甘みがありました。
 見かけは、どう見てもピーナツそのものなんですけど、それでも、しばらく、「なんきん」という名の、奄美特有の芋なのだと思いながら、いただいておりました。
 それほど、美味しかったのです。
 はい、忘れられないくらいに。

 いつか食べたい。
 そう思いながら、10数年。
 子供もでき、おばはんになった。

 奄美。
 たしかに、海がきれいだった。(ような気がする。)
 だけど、それよりも、茹でピーナツのほうが、印象に残っておるのでございます。

虫の話は置いておきましょう。

2006-10-30 17:16:10 | 大原の風景
 今日の昼食に。



 相変わらず、色の濃い私のだし汁ですが・・・
 ヒロウスだけでは寂しいので、プランター栽培の菊菜を摘んで、入れてみました。
 なんもプランターでなくとも、畑に植えればよいのですが。
 楽なので。

 楽な代わりに、生産性は低いです。
 米プラザで、苗を3株買ってきまして、栽培。
 一枚一枚、チビチビ摘んで、使うつもりです。

 同様に、レタス3株も買ったんですが、一つは枯れ死、二つはバッタに食べられてしまいました。
 何やってんだか。
 菊菜はまーまーですが、ヒットは三つ葉。
 これは、摘んでも摘んでも、後から生えてきて、お得。
 そうそう使うものでもありませんしね。パセリ、同様でしょうね。
 あと、ねぎ。植えたところですが、これも大丈夫そう。

 お店の前で、こんなことやってます。
 そのうち追放されそうです。
 じいちゃんの大菊の陰で、細々やってます。




 さて、今日も、すぐき引き。
 といっても、毎日してるわけではないですよ。
 前回に引き続き、2回目です。



 この写真、ミレーの「落穂拾い」みたいじゃないですか。
 みなさん、おしゃべりしもって、作業してはります。
 (黙々ではないところが、辻しばです。)
 (スピーカーが無いのが残念。この写真からは到底想像つかないようなお話です。)



 ちょっとお見苦しい写真で、すみません。
 今年は、すぐき、栽培時期を早めたせいか、「腐り」が多いです。
 「温(ぬく)たいから」
 「それとも、病気?」
 いずれにしろ、困ったものです。

 小生(お父さんの真似)、取材中にふんずけてしまいまして、「ずくずく」。
 えらい目に会いました。


 


 ちょっと、小話。

 11月、秋のシーズン・ピークに、東山・青蓮院門跡にて、京都伝統産業青年会のイベントが行なわれます。
 主人、漬物(物品)販売くらいで、直接企画には加わってないのですが、グループメールにて、この企画についての話し合いメールも取り交わされています。

 私も、覗き見てますと、(いえ、見たくなくとも、目に入るのですがね。)
この話し合いが、実に面白いんです。
 皆さん、どうも単調なメールのやり取りはお嫌いなようで、ひとくせもふたくせもあるメールばかり。 

 で、この青蓮院門跡でのイベントの企画について、熱い意見が交わされておりました。
 イベントのテーマであったり、ポスターのデザインであったり・・・
 メールの内容も、だんだん、締切り?が近づくにつれて、殺気立ってきます。

 テーマ、何もアイデア出ーへんかったら、「お寺プレイ」で行くぞ!とか。
 ポスターについては、勝手に公表してはいけないような、過激な内容。
 まさかね・・・
 皆さんの士気を高めるために、してはるのよね。そーよね。



 と、思っていたら、ほんとーに、テーマは「お寺プレイ」になっちゃったそうです。ただし、副題ですけどね。
 まじめな話ですよね。
 まじめな話ですから、きちんとコンセプトがあって、なされるものと思います。

 私、この話を聞きまして、非常に感銘を受けまして。
 よくぞ、おえらいがたの声なき圧力にも負けず、この何とも大胆なテーマになされたものだ、と。
 わたくし、頭の中は、とっても革新的、変わったもん好きですが、表向きは非常に保守的です。
 争いを好まない、というよりかは、巻き込まれるのがめんどくさいタチなんですな。ひきょーものでございます。

 この副題。やはり、ちょっと意見が出ているようで・・
 まあ、どしても出ますわなあ。
 いちいち説明して回るのは、大変なことと思います。
 しかし、おそらく、メールでお見受けしている限り、この発案者、すごく頭の切れる、男っぷりのよい方と思われます。
 責任をもって、対処されることと思われます。

 すごいなー。
 わたしも、そこまでの決断をしてみとうございます。
 (でも、やっぱり小心者だから出来へんのやろねー。)

 伝青のみなさん、頑張ってくださいね!

さきほどの虫の話のつづき。

2006-10-29 15:03:21 | 妻!日記
 さて、ここからは大原のお話ではないので、カテゴリーは変更、妻!日記にて書きます。
 
 虫嫌い。
 もともとではありません。先ほども書きましたが。
 田舎育ちやし、そこそこの虫はさわれます。

 虫に呪われた下宿生活。
 約10年前のことです。上賀茂でのこと。

 一度は、学生らしい、ボロ下宿とやらに住んでみたいという、人並みな好奇心から、岩倉・新婚向きハイツから、引っ越してきました。大学二回生のこと。
 そこは、A・B・Cの3つの棟に分かれたアパートでしたが、要は長屋のようなところで、その長屋の一番奥の薄ぐらーい部屋に住んでおりました。

 皆学生ですから、24時間営業、部屋と部屋のあいだが、物干し兼洗濯場所となってはいましたが、夜中でも洗濯していました。みんなね。逆に、昼間するほうが迷惑かも。
 玄関のドアは、インターホンなし、のぞき穴無し、チェーンも無し。(だったと思う)
 サッシは、網戸もなかったし、めんどくさいので、カーテンも付けてなかったです。(すりガラスだったし、どうせ日光入らないので)
 そんなボロ家でも、不自由はなかったのですが、一つ困ったのは、雨が降ると、軒下の洗濯物に、したたってきた雨水が当たること。これは、構造をしらないと何のことか分からないでしょうが、要は、想定外のところから、雨水が跳ね返ってくる、というわけなのです。
 主人いわく、人権のようなものに配慮していたら、こんなアパートなんかとっくに取り壊されてるわ、とのこと。たしかにそうです。
 でも、お向かいの「かもべん」裏のアパートに比べたら、ましでした。ちゃんと、ユニットバスがあるだけ。

 あ、でも、いつも賃貸に引っ越すと、くせのある(というか、年代ものの)湯沸かし器に悩まされましたね。使い方の分からないようなもの。風呂が立派でも、シャワーがなかったり(取れたり、さびたり、もあった)、追い炊きができなかったり、水のみの蛇口だったり。

 今、思い出しました。
 虫に呪われた生活のプロローグ。
 それは、一回生の時の夏休み。長い合宿から下宿に帰ってきて、たまった垢を洗い流そうと、お風呂を沸かした時のこと。

 循環式というんでしょうか、普通のよくある、お水を湯船に張ってから、ガスで湯沸しするお風呂。
 用意もできたので、湯船に入り、さて、もう一息、湯が沸くまで待とうか、というところ。(ここで、メガネは外していた。)

 ゴボゴボッ。
 ? なんだろう。胡麻粒のようなものが浮いてきたぞ。? 
 そろそろ、釜の中の洗浄が必要かな、と思い、めがねをかけてみる。
 と、そこには、小さな虫の幼虫が、ぷかぷかと浮いていたのでした。
 ・・・・・・・

 原因は、ガス器具の湯沸しの釜の中に、(構造はよく知りませんが)虫が卵を産みつけ、長期間の留守のうちに、それがふ化したものと思われます。仕方の無いことですけどね。不衛生な合宿後とはいえ、びっくりしました。
 そういえば、お米の中にも、いもむし大発生したこともあります。もちろん、ゾウムシも。部屋の中をぞろぞろ歩いていて、辿っていったら、米袋だったと。

 たしか、米不足、緊急外米輸入をしたのも、この時分でした。
 タイ米、お世話になりましたね。
 闇の国産米も出たりして。
 タイ米に、もち米いれて炊くと、美味しいとか、いろいろありましたね。

 ブーム?が過ぎ去った頃、ペット屋さんで、タイ米2キロ袋が100円で売ってありました。それを買って帰って、自分が食べましたっけ。
  混ぜて炊く用の麦、安いし、プチプチして美味しいので、よく食べてました。節約で、だんだん麦の割合増やしていき、しまいに全麦で炊いてみると、まさしく、にわとりのえさ!でした。においがね。

 書いてると、尽きませんね。
 本題に入れない。
 これを聞いたら、安物のサフラン(香辛料の)がもう買えなくなるお話。
 次の機会にいたしましょう。



虫の季節

2006-10-29 11:18:58 | 大原の風景
 もうすぐ11月。
 カメムシ警報発令中。
 皆さんの周りではいかがですか?

 春の田おこしの時もすごいけれど、それ以上に秋はすごい。
 生理的に、飛ぶ季節なんでしょうか。(嫁探しか?)
 ことに、ここ2,3日はひどいです。

 昨日、洗濯物をたたんでいると、例の匂い。
 自分のパジャマ。やや匂う。
 姿は無いので、ちょっと止まって、マーキングでもしたんかな、という程度の匂い。
 娘の下着もそう。やや匂う。
 でも、我慢できる程度。

 息子のパジャマ。
 ! 激臭!!!
 ちょっと止まったなんてもんじゃない、たぶん止まっていた所を、取り込まれ、逃げ場を探しつつ、威嚇し、威嚇しまくって、やっとこさ逃げた、というような、ひどい匂い。
 念入りに探しましたが、姿は見つからず。
 やはり、どうにか逃げたようでした。

 シュシュッとファブリーズ。
 したくらいでは、もちろん取れませんが、気休めに。
 その後、じいちゃんがお風呂上りに体を拭くのに、バスタオルに付いてた、と苦情あり、一緒に洗濯しました。

 いやですね。
 昨日がこんなじゃ、今日もそんな日でしょうし。

 朝、おそるおそる、雨戸をしまおうと、見ると、サッシのさんに、一匹。
 すでに、昨日つぶされたとみられるもの、数匹、出てきました。
 ああ、やっぱし。
 雨戸は、絶好の隠れ場所になってるんですね。
 昨日夜、締めるときも、注意深くしたつもりなんですが、見落としてたんですね。気をつけよう。

 逸話。
 昨年の今ごろ、赤子出産の折、前日入院の際、着ていく服、やはり、お気に入りの、新品のマタニティーのワンピースにすることにしました。
 (デパートで買ってもらった、もらい物。私の持ち物では、高い部類、だと思う。)
 これ着るのも最後だしね、と感慨深く。
 すると・・・
 臭い。
 あの匂い。
 しかも、ちょっと我慢できないくらい。
 あわてて脱ぎました。
 ころん、と出てきましたよ。

 時間も無いし、しょうがなく、いつもの地味な服で・・・
 まあ、良いけどさ。
 別に、宮殿にでも行くわけでなし。
 
 それほどまでに、カメムシに呪われてるのが、ちょっと悲しかっただけです。

 大原に来て、だいぶん虫には神経質でなくなりました。
 本来、田舎もんだし、触るのくらい、なんでもない。

 ただ、近年、虫に呪われた下宿生活を送ってましてね。
 要は、家賃が安かったからだと思いますが。
 月 38000円(光熱費込み)のワンルームの時が、一番よく出ました。

 後ほど、また書きましょう。
 別にもったいぶってるわけじゃないのですがね。

どこでしょう?

2006-10-28 16:11:21 | 京都観光に役立つ?話
 きょうも、朝から良い天気で。
 
 子達とお出かけしてきました。
 たぶん、おとうはもう、12月に入るまで休暇は無いから、余計な期待をする前に、自分で行動します。

 わたしの行けるところ。
 それはもう、決まりきったところばかりで。
 運転歴からいくと、もうそろそろ滋賀県堅田あたりなら行けそうなものなのですが、単独行(というほど、大げさなものでもないですが)、途中トンネルで100円払ってまで、わざわざ冒険することもないと思い、やはり、いつものコースです。
 (私は、別にお嬢様でもなんでもない。かごの中の鳥で育ったわけでもないです。けっこう、ブイブイ言わせながらも、原付で、急発進しまして、橋の欄干に激突。日頃の行いが良いので、打撲だけで済みましたが・・・ 以来、自他共に「乗るでない」というレッテルを貼られているわけです。)

 それはさておき。
 某、大型スーパー。
 いや、なにも隠す必要がないので、洛北カナート、イズミヤ、とはっきり言っておきましょう。

 駐車場、屋上に誘導されまして。
 こーんな景色の良いところに!



 見えにくいですけど、五山送り火の「妙」と「法」です。
 あと、舟形と、大文字もよく見えます。
 
 送り火の日(時間帯)は、閉鎖されてるはずですが、絶対誰か見てるよねー。
 抜群のロケーションですもん。
 京都で、4階建ての建物。
 余裕のよっちゃんで、京都タワー辺りまで、見えます。

 さて、このスーパーの裏手の住宅街でどんぐり拾いをする予定だったんですが。
 地下のATMに寄ったところ、香ばしい匂いが漂ってまして、思わず昼食タイムに!
 ああ、今日もまた、いつものマクドナルドに。
 今日は、そば食べたい。食べたいよー。
 あたまは、そばでいっぱいだったんですが、どうしても、大人一人にガキ3人連れて入る勇気がなく、やっぱりマクドに。

 ・・・・・・・
 楽なんですけどね、これでいいのかと自問自答しながら・・・
 子育てに疲れてるときは、ほんと救世主さまですが。
 今日は、そんなにも疲れてないんだけどねー。

 とか思いながら、赤子が暴れてきたので、発散させに、遊びの広場へ連れて行きました。
 3人、よく遊ぶ。
 今日は、母も中に入って、面倒見てやる。

 と、2時間。
 そろそろ、駐車場代のかかってくる時間なので、急いで車に戻り、外にでた。

 どんぐりのあるところへ。
 何だか今日は、むしょうに狸谷不動尊に行きたかったのですが、前述のような理由でやめておきました。
 皆様には何でもないような坂道が、ネックであったりするのです。
 ヘタなのに、住宅街の狭い道や、抜け道は大好きなんですけどね。

 きつね坂を通って、宝ヶ池公園へ・・・
 しかし、駐車代がいらないためか、満員で、あげくに指定外の場所にまで止めてあったので、やめておきました。

 ということで、上賀茂神社へ。
 ここは、運転は初めて。
 だけど、元下宿先なので、道は手に取るように分かる。
 懐かしいなー、と思いながら、運転できました。

 本殿は、ベビーカー禁止だし、何回も行ってるので、今回は入りませんでした。
 で・・・



 どんぐりを探しに、横の森の中に入っていきました。
 上神(かみじん)、世界遺産のわりに、なんでもない神社なんですが、(すごく失礼)、私は、この小川の流れてる森がなんとも好きです。
 坂を上がると、お稲荷さんもあって、そこを通り過ぎると、ふつーの住宅街に出てしまう・・・

 「世界遺産!」と意気込んでお越しになると、ホケッとくるかもしれません。

 でも、学生時分、上神のバス停から、千本通りの「養老の滝」にクラブの忘年会に行くのに、時間が余ったので、同回生の皆で、上神の森の散策をしまして・・・
 なんでもないことやったけど、今では貴重な思い出。
 決して気が合うとも言えないメンツだったんですが、もう兄弟のようで、全国にバラバラになった今では、何ともいえず、懐かしい思い出です。
 今ではもう、集まるのは、ほんと冠婚葬祭のみで、複雑な思い。
 上神に来ると、学生時分を思い出します。
 (とはいえ、学生時代の大半は、睡眠時間だったんですが。
  両親様、ごめんなさい。)

 さて、表では、こんなことをされてました。



 剣友会?チックなことをされてました。
 西洋の出身とお見受けするお方も数名。
 実は、息子には、剣道でも、空手でも、とにかく武道系をやらせたいと思っている母。
 これは、息子的にかっこいいよね。憧れるよね!
 と思い、「どう、やってみる?」と聞くと、「いやだ。」と、即答されちゃいましたよ。残念!
 女性の方もいらして、かっこよかったです。



 上賀茂神社・全景。
 お祈り。
 じゃまして、すみませんね、とだけ、唱えときました。
 
 あ、そういえば、わたくし、神社の看板でみると、ことし、どうやら本厄。
 見なければ、何も気にしないんでしょうけど。
 多少たりとも、お宮参りで、七五三で、子供たち守られていると感じる私。
 どうしようかなー、と迷ってます。


すぐき漬け込み風景

2006-10-27 11:57:36 | お漬物の話
 ただいま、漬け込み中。


 先日下漬けしましたすぐきを、水洗いしています。
 丁寧に、茎の付け根の中の土を取り除く。
 塩がまわって、しんなりしてますので、少々手荒にしても、ちぎれません。

 これから11月に入って、冷え込んできますと、本当に辛い作業。
 ほんとう、頭あがりません、皆さんには。
 私も早く手伝えるようにならなければ!と思います。
 (赤子が幼稚園にあがるくらいかな)

 この作業が、12月半ばまで続きます。
 これが一段落つけば、秋のシーズンも一息つき、温泉旅行が待ってるんですけどね。
 それも、お歳暮時期にずれ込んでくると、おじゃんになってしますし・・・
 そうなりますと、奥方は機嫌が悪うなってきますのじゃ。
 それ楽しみで、頑張って仕事してますしね、みなさん。



 水洗いしたすぐきは、樽に本漬けされます。



 木樽の中に、ぐるぐると渦巻状に並べていきます。
 適時、塩をふりながら。



 最後に、ちぎれた葉っぱや実などを乗せて、「フタ」。
 室に入れて、発酵させます。
 楽しみですね。
 出来上がりは、何日後でしょうかね。
 楽しみですね。
 (あまりしらない、無責任な妻!でした。)



 こーんな感じで、一日作業してもらいます。
 すみません、みなさま。
 (おとうさんは、埼玉に組合旅行です。)

今日の出来事

2006-10-26 18:01:19 | 妻!日記
 おとうさん、今日は朝から三千院参道の店(いや、小屋?、軒下?、橋の上?)に行ってました。

 昼、私がご飯の用意をしてから、事務所に下りると、「お父さんが、カッターで足を切った」との連絡が。
 「とりあえず、おっちゃんに電話して、行ってもらったわ。」
 流血。よからぬ想像を・・・
 びっくりして、慌てて駆けつけた。
 
 本人、ぴんぴんしてました。
 「あーー、ひりひりするわ。」とか言いながら。

 ああ、人騒がせ。
 もう!
 道狭いのに、参道の人込みの中、頑張って運転して、駆けつけたのに。
 私の事故のほうが心配だわ。

 ほんとうに、人騒がせでした。
 



 気分転換に。

 朝、お店に座ってますと、入り口に、野鳥が遊びに来ました。
 25センチほどか。
 体は丸っこくて、足が長く、(ちょうどウグイスのよう)、こげ茶色の羽に、ほっぺたの辺に、だいだい色のある鳥でした。

 人懐っこい。(というか、怖がらない、というべきか)
 距離にして、一メートルほど。
 目が合っている。
 ああ、写真に撮りたい。

 パタパタっと飛んで、高台に止まった。
 私もゆっくり移動して、カメラを構える。
 小さい! もっと近くで撮りたい! 近く。近く。近く・・・

 ああっ、肝心なところで、飛んでしまった。
 バタバタっと逃げ場を探し、そのうち外に出て行ってしまいました。
 残念。
 でも、鳥好きには嬉しいひとときでした。



 夕方、倉庫までお散歩。
 紫蘇の実が干してありました。
 来年用。種を取ります。

 帰り道、こんなものが。 



 サルノコシカケ?
 違います?
 高級品?
 んなわけないか。

 

こんなの嫌なんですけど・・・

2006-10-26 09:53:15 | 妻!日記


 こんなの居るお店、なんか嫌じゃないですか?
 
 従業員さんが、朝、店に来しなに、石垣でみつけてきたもの。
 よーく太ったカタツムリ。
 小さいのなら、可愛いんだけどね。

 悪童。
 人差し指で殻をさわり、その指をなめて「味見」?
 やめてくれ!
 あんたがカタツムリになってしまうわ!

 直径約4.5センチ。
 巨大カタツムリ。(少なくとも、私の心の中では。)
 舶来もの、とでも、札をつけておけば、ちょっとはありがたみが出るでしょうか。

華木サロンについて

2006-10-26 09:17:50 | 京都観光に役立つ?話
おはようございます。もっぱらブログの更新を妻!任せにしてしまっている若主人です。おおよそハード面の構築が専門になってしまいました。とわいえ、WEBエンジニアにはほど遠いんですがね。

さて、私の所属している京都伝統産業青年会では、毎月1回の予定で、華木サロンという京都にまつわる講座を開催しています。場所は、四条西洞院を東、徒歩1分の四条京町家、本日は京人形のお話が聞けます。仲間である京人形青年会の皆様による普段聞けないお話です。毎回非常にディープな内容ですよ。
来月は京都のお魚料理の話。聞いて、作って、食べての楽しい時間のようですよ。
このブログの読者の皆様、是非一度参加してみてください。

詳しくは下記URLをクリックしてくださいね。
11月の華木サロン

すぐき漬け込み前の作業

2006-10-25 11:15:35 | お漬物の話
 今日は、昨日畑から引いてきたすぐきの「掃除」をしてもらっています。



 そーや!
 きのう投稿した中の漬け込みの手順、間違ってました。
 
 引いてきたすぐき、した漬け前には水洗いしません。
 その代わりに、「掃除」します。

 折れた葉っぱや汚い葉っぱを取り除き、実の表の厚皮をむきます。
 皮をむくことで、同時に泥ものぞくわけですから、(当たり前ですわな)
 これでずいぶん、小ぎれいになります。

 水洗いは、下漬けのあと。
 塩がまわって、しんなりしてますので、少々手荒に扱っても、茎が折れることもなく、丁寧に洗うことができます。

 


 すぐき、ドアップ!
 漢字で書くと、酢茎。(でしたっけ?)
 大根やカブラに似ていますが、葉っぱはギザギザがなく、まあるいです。
 実(根っこ)は、ちょうど大根とカブラの中間くらいでしょうか。
 丸、よりも、もうちょっと面長さんです。

 この野菜、煮炊きに使えるのか?とのご質問。
 葉っぱは、小松菜などの青菜同様、あげさんと炊いたりして、おいしくいただけます。
 実は、どうなのか?
 ・・・・たぶん、美味しいでしょう、としか言えません。
 たぶん、食べたことがないので。
 実は、(葉っぱもなんですけど)、金のたまご。
 大事な商売道具?ですので、食べたことがないです。
 習わしでもなんでもなく、ただ一個でも多く、つけもんに仕上げたいがため?だろうと思います。

 まあ、それ以前に、この時期、畑で大根や小カブもとれるし、それで事足りてるんだと思います。
 でも、どんな味か気になりますね。
 ちょっと、拝借してこようかな。
 たぶん、苦味も少なくて、優しい味ではないかと思います。
(匂いから想像しますと・・・)



                    



 さて、今日の辻しば。
 お店の前の菊が、よく咲いてきました。



 けっこう、小ぶり?
 だけど、咲いてきてから、もひとつ、大きく膨らみます。
 意外と早く、見ごろが訪れそう。
 長持ちするんですけどね。
 だんだん黒くなってくるので、要注意です。

すぐき・初収穫

2006-10-24 14:00:18 | 妻!日記
 畑の土が乾くのを待って、本日、午後より、従業員さんに、すぐき畑に行ってもらいました。
 初収穫。
 今年は早いです。
 刻みすぐきの在庫も無いし、そのぶん、日程繰り上げで、生産・製造に取り掛かりました。
 
 今日、すぐき引き。
 明日、洗って、下漬け。(塩でざっと漬けます。)
 数日後、塩漬けの洗い。(もう一度、丁寧に洗い、泥を落とす。)
 その後、本漬け。
 室に入れて、発酵させます。
 数週間?後、出来上がりです。
 本当かな、適当に書きました。
 まあ、ざっとこのような流れです。

 これからの時期、さむーい作業。
 わたくし、子守りで手伝えないのが、申し訳ないですけど。
 素敵なおばさまたちに頑張っていただきます。
 
 ずっと同じ姿勢での作業。
 筋が伸びきって、戻らない・・・
 なーんて、おばさまたち。
 「動けないー、たーすーけーてー!」
 はい、レスキューにまわります。

 私、十年前のまだ娘だった頃、無睡で、作業に出たことがあります。
(夜型生活で、急に早く寝ようと努めても、寝れなかった暁・・・)
 引いたすぐき、持ったまんま、寝ていきそうでした。
 今では、もうできません。若さゆえ。

 さて、せめて、皆様に作業風景を・・・ 
 ということで、今から散歩がてら、撮影に出かけます。
 
 宣伝。
 今日から、三千院参道のお店(借り店ですよ)がオープンしたし、おとうさん、お見舞いがてら・・・
 畑に行ってきまーす。

千枚漬出ました。

2006-10-21 15:12:06 | お漬物の話


 本日午後より、店頭に出ました。

 ネット販売でも取り扱いますが、アップが追いついてません。
 今すぐ欲しい!方は、お問い合わせメール、または直接のご連絡にて、宜しくお願いいたします。

 味見してみましたら、初出しのわりに美味しい!
 正直、あまり時期のはやいカブラは、美味しくなかったりするのですが・・・

 ご覧の通り、ちょっと透明がかっているのですが、お味はグーでした!
 だから、オススメです。







今日は天候が良く、車が多いです。
 そのわりには、お店はヒマなんですけど、午後3時過ぎ、関東からのご婦人のお客様 ご一行がおいでになりました。

 千枚漬をご試食なさって、
 「買おうかしらー、でも、日持ちがねー。送ろうかしらー、どうしようかしらー。」と、ご思案なさっておられるご様子。

 そうなんですよね。
 千枚漬は日持ちがしません。
 といいますか、遠方までのお持ち帰りには非常に気を使います。

 正直、傷むとひどいことになります。
 ガスが出て、ふくれてきますし・・・
 匂いがすごいです。
 酸味が出てしまうと、ビリビリ舌がしびれて、とても食べれたものではありません。

 送料いただくのが申し訳ないのですが、ご自宅までの発送をオススメします。
 鮮魚と同じ取り扱いをされるほうが、無難です。はい。ほんとうに。

 先ほどのお客様。
 「どうしようかしらー。京都駅で買おうかしら。どうしようかしら。」
 と、迷っておられる。
 
 行く末を考えますと、無理して、お持ち帰りなさるよりかは、京都駅で他店の商品をお買いになることをオススメします。はい。
 だって、店の売り上げより、京都の漬物のイメージが保たれるほうが大事ですもん。

 それほど、傷むとヒドイ匂いがするのです!

 お客様、最後には、ご自宅まで発送されることになりました。
  あーりーがーとーうーごーざーいーまーすー!!! 
 とても、ありがたいご決断。

 もちろん、発送時に一番できたての商品を入れさせていただきますね!