京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

キッチン大原御幸 その後。

2015-09-22 08:54:43 | お漬物の話

前投稿の続きです。

9月16日にキッチンで漬け込んだ、大原御幸(茗荷と胡瓜いっぱいのしば漬)のその後です。

 

(こちらが前投稿までの経過)

 16日11時(漬け込み直後)⇒  17日11時(1日後)

基本、見ているだけです。

こちらが、本投稿からの経過です。

 18日18時(2日後)⇒  19時8時(3日後)

ここらで一度上汁を捨てました。

でも、また汁が上がってきます。

⇒  20日8時(4日後)

茄子だけでなく、胡瓜・茗荷が入っているせいか、発酵のブクブクが激しいです。

胡瓜は水分が多いから、なんだか心配です。

とても元気。

⇒  21日8時(5日後) いよいよ元気です。

酸性化が進んできたのか、赤色に変化してきました。

そして・・・

今日。漬け込みから6日後。

 22日8時

いい感じに漬け上がりました。

茄子だけのしば漬でしたら、そろそろ食卓に上がる頃ですが、

胡瓜の色づきが悪いので、ちょっと小細工してみようと思います。

 

押し替え作業。

ボールに出して、中身を混ぜ混ぜします。

まあ、悪くない出来ですが・・・

 

もみもみすると・・・

紫蘇ジュースのような鮮やかな色が出てきて・・・

胡瓜もなんとなく色づきます

これを、洗い直した漬け容器に戻すと・・・

 こういう感じに

漬け込み時の約半分の量になってしまいましたね。(つまみ食いはしていませんよ)

さっきまでのブクブクの勢いがどこへやら・・・

すっかり大人しくなりました。

もみもみした手は、ヨーグルト調の発酵臭と紫蘇の香り

でもまだしば漬の発酵臭とは言えないなあ。若い。

臭いのは勘弁ですが、もうちょっと野趣あふれる味にしたいので、もう1週間おいてみたいと思います。

 

 

 


キッチン大原御幸をつくりました。

2015-09-17 10:59:33 | お漬物の話

ずいぶん久しぶりの投稿で失礼します。

あっという間に秋です。

気まぐれで植えたプランターの赤紫蘇(そこらへんに野良生えしていたものの寄せ集め)にも、花穂が出始めました。

夏の強い西日にも耐えてくれましたが、だいぶんくたびれてきて・・・

水をあげても、↑ こういう感じで、もうあんまり元気ありません。

そろそろ寿命が近づいてきたようなので、ここらで収穫!

大原御幸(胡瓜と茗荷いっぱいのしば漬)を作ってみることにしました。

洗うと、しゃんとして元気復活しました。

 (洗うだけでアクが出るようですね~)

雑草と混ざったような、緑葉の多い変な紫蘇だったのですが、香りはまさしく赤紫蘇。

野菜は近所のAコープで調達しました。

みょうがは地物が出ていて安い!

茄子6割 みょうが1割 胡瓜2割 赤紫蘇1割弱 合計で約2K

塩は4パーセントで漬けました。

家庭用の簡易漬物器で作るので、材料を和え物のように混ぜ混ぜして、

団子のように丸めて、水分を絞って、容器に移しました。

全部は入らなかったので、200gくらいの量は減らしました。

この容器でしば漬を作るとき、入るギリギリの量まで詰め込みますと、重石加減がちょうど良いようです。

あとは、放っておけば1週間でしば漬完成します。

 

(経過観察)   半日後       ⇒      一日後

  

やはり茄子だけと違って、胡瓜と茗荷は色がつきにくそうです。

茗荷はほんのり色づいてますが、胡瓜は元気な緑色ですね。

だんだん褐色に変化してくるでしょうが、もみ紫蘇・梅酢の力を借りないと、きれいな赤色にはならないかもしれません。

 

この容器で大原御幸を漬けるのは初めてなので、どうなるか楽しみです。