4月4日、霊山歴史館・維新ミュージアムに行きました。
維新土曜トーク「梅田雲浜と松陰」の講演がありましたので。
幕末の尊王攘夷派のリーダー格・小浜藩出身の梅田雲浜。
安政の大獄でつかまりました。
大河ドラマでは、きたろうさんが演じてらっしゃいましたね。
その雲浜公の子孫の方の講演でした。
約2時間。
梅田雲浜公は、幕末小説では、ちょくちょく名前の出てくるお方ですが、
大義を成し遂げる前に亡くなられたせいか、いまいちどんな方か分かりませんでした。
マンガ「風雲児たち」での印象と、生誕地小浜で見た説明書きでの印象があまりに異なったから・・・
なんだか気になっていた、というのも講演に来た理由にあります。
テーマの一つにあげられた、梅田雲浜と吉田松陰の関係。
残っている松陰公の文献からは、どうも嫌っていたようなことが読み取れ、
仲はさほど良くなかった、との通説がありますが・・・
その他さまざまな証言に基づいていくと、そんなことはなかったのではないか、とおっしゃられていました。
お話からは、雲浜公が周りの人々に慕われ尊敬されていた姿が見えてきました。
まあ、情勢の不安定な時代においては、誰かをかばうために、心にもないことを書き残す、ということもあり得ますし・・・
あとは、想像するばかりで、あの世に行って聞いてみなければ分かりませんね。
でも、私の偏った知識に、また別の角度からの情報を加え入れることが出来ました。
新たな雲浜公の姿を想像できることに、喜びを覚えます。
幕末史は、近現代政治にも結び付いているためか、情報歪曲した部分も否めませんし。
客観的かつピュアな視点で読み解いていきたいと思います。
そこが幕末の最大の魅力かもしれませんね~。
さて。
この花めいた賑やかな時期に、家族をおいて出かけるのは後ろめたかったので・・・
暇そうな次男を連れていきました。
講演への同伴はあっさり断られたので、待ち合わせの時間を決めて、自由行動をしてもらうことに。
中1ですしね、早いもので。
おこづかいと入場料を渡し、歴史館前で別れました。
以下、次男のカメラ撮影。
しぶい!観光コースです。
霊山護国神社
ここから、竜馬の墓のある霊山墳墓へ・・・
母が恋しかったのか、歴史館の建物の写真。
雲浜公生誕地の福井県小浜からは
歴史の同好会の方が団体で来られていました。多分そのバスですかね。
焦点がどこかわからんけど、なかなか良い写真。
この時期どこも花爛漫ですが、霊山からの眺めも良いですよ
志士をたたえる碑があちこちに・・・
母と一緒で、長州びいきなのか・・・
木戸孝允公の墓
品川弥二郎の碑
オフシーズンはひっそりとしていますが、この季節は子供一人でも楽しく散策できたようです。
次男は、その後維新ミュージアムに入りました。
行くのは3回目で勝手は分かっているし、安心です。
特別展「松陰をめぐる人々」で、映像も新しいものに変わっていたし、
きっと楽しめたことと思います。(歴史好きには楽しめます。)
さて、この時期ミュージアムの数少ない駐車場に停めるのは気が引けたので、
東山三条の格安駐車場に停めておりました。
往復4キロ。
次男とおしゃべりしながらなので、あっという間です。
長男の反抗期の始まりと同じように、最近は母へのダメ出しが増えてきて、
時々ケンカのようになりますが、楽しい道中です。
東山三条~古川町商店街~知恩院前~円山公園~石塀小路~霊山
円山公園の桜
石塀小路
すごい人です!
知恩院前。
人ひと人です!
日曜からの雨で、市内の桜は散ってきているでしょうか。
でも、大原はこれからですよ!
次男と、しみじみ「大原にはなんで人が来てくれないんだろう・・・」って。
「遠いからね・・・」
でも、人の少ない分二酸化炭素が少ないから?桜のコンディションも良いはずです。
自然のきれいな大原にも、ぜひ来てくださいね!