京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

昨日は酒蔵開き!

2011-11-28 12:56:04 | 妻!日記

伏見銘酒組合さん主催の

新酒ふるまい酒蔵開きでの出店、

今回も楽しませていただきました~

 

私どもも、これで何回目かな?

夫婦そろっての出店は、二年目かと思います。

設備のない場所での出店ですから、いろいろ不便もありますが、

逆手にとって・・・

いかに効率よく仕事をするか、工夫した出店づくりに燃えています。

 

年々進化をとげまして・・・

のれんは、大原みつる工芸さん製

台は大工さんに作ってもらい、試食は織部焼の器

清潔を保つための水場は、大きなスポーツジャグとたらいで

自己満足の境地かな

 

銘酒組合さんも、いろいろイベントに工夫をされてるようで、

今年は、お店ごとのスペースがチョークで仕切られてたり、

大人気の酒粕販売が、屋外の広場になって、

とても良い感じになってました

 

毎年、飲み過ぎへべれけになる人がいるせいか、

水分補給が大事!ということで、

辻しば出店の横で、地下水(お酒の仕込み水)が自由に飲めるようになってました。

*給水器?の中の水が減ったら、横の井戸みたいなとこから、ポンプで水を補給するのが、私たちの仕事

一杯頂いたら、とげのない円やかなお味でしたよ

 

人気の酒粕は、販売開始の一時間以上前から列が出来始め・・・

だんだんトグロを巻いて、長蛇の列になってました。

4000個やけど、無くなるかも、と私も焦って並びましたよ。

お一人様5個まで。ほんとは6個欲しかったけど。

私は、先頭から50メートル(もっと?)くらいの位置でしたが、なかなかで・・・

まあ、買うまでに、周りのお店の品の物色(目視ですが)・粕汁販売の観察などしておりました。

大変だったけど、たぶん、初めて蔵開きの雰囲気味わったかも

(もう何年も来てますが

 

新酒のしぼりたての試飲も、最高でしょうけど・・・

私は日本酒が飲めないので、飲んでる人の姿を見ては羨ましくなってました。

みんなフワフワしていて、幸せそうでした

 

来年、1月2月にも開催されます。

     1月15日(日)

     2月 5日(日)

開催時間は、11時~3時ですけど、10時くらいに来て、様子を見てもらうほうが良いかもしれませんね。

まわりには、商店街がたくさんありますので、退屈はしませんよ。

 

*薩摩藩・木曽川改修事業で自刃した

 工事総奉行 平田靱負 のお墓は、酒蔵開きの会場から歩いて行ける距離にあります。

 大黒寺

結構マニアックな歴史史跡も点在していますし、伏見は良いですよ。

ちょっと離れた龍谷ミュージアム(こんな名前やったかな?)では、親鸞聖人の資料が多いですし、行ってみたいです。

 

あと、はまっているのが、師団街道(龍谷大沿い)の業務スーパー・ムライ。

老舗なのか、京都の小さいメーカー品の取り扱いが多くて、楽しいお店です。

 

ほんま、引っ越したいくらい、伏見が好きです。

(そやそや、小学校の時から、龍谷大学に入りたいと思ってたんでした。実際受けませんでしたけど

 

 

 

 

 


日曜日は、ぜひ伏見酒蔵開きへ!

2011-11-25 14:52:53 | 京都観光に役立つ?話

恒例の酒蔵開き・辻しば出店です。

場所は、伏見の鳥せいさんの・・・

横!

伏見銘酒協同組合さんの近代的な酒蔵!

京都市伏見区丹後町148-1

京阪などの駅からも近くて便利!

伏見大手筋商店街や龍馬の寺田屋など、見どころも多い場所です。

 

辻しばの漬物の他、野菜や和菓子・生花・陶器の出店もあります。

 

(日時)

平成23年11月27日(日) 午前11時より午後3時

平成24年 1月15日(日)  時間同じ

        2月 5日(日)  時間同じ

各酒造さんのお酒の試飲 ・ 酒粕や粕汁の販売     毎年好評です

正直、ご飯欲しくなりますよね~ 

オススメは、豊澤さんの「豊祝」 

そのほか、酒造のご主人自ら販売してらっしゃるので、

いろいろ質問してみるのもよいでしょう

 

若!と妻!で売りに行きます。

こちらも楽しみにしている出店です。

商店街でのお買い物も楽しみだな~


力作。

2011-11-21 16:11:02 | 妻!日記

いぇ~いサンタだぜぃ

玩具の絵の具のりみたいなやつで作りました。

身長8センチほどのサンタさん

目元なんて、職人芸みたいになってしまいました

目はチカチカ、肩はがちがちになりました

ちょっとコツがわかったので、また何か作ろうかな。

 

で、も一回・・・

いぇ~いサンタだぜぃ


新商品「食べる赤紫蘇」で、いろいろ試してみました。

2011-11-20 16:54:51 | お漬物の話

ただいま製造元の店頭のみで、お試し販売している

「食べる赤紫蘇」

赤紫蘇の塩漬けと、お茄子のしば漬け  オリーブオイルとごま油  カシューナッツとアーモンド  

甘みに紫蘇ジュースを使っているという・・・

摩訶不思議な商品。

 

お客様の反応は様々で、(というか、私は良い反応を見たことがない)

突拍子のない商品て感じです。

 

で、気の弱い私・・・

「何となく買うたけど、あれ何やねん、まずうてどうにもならへんねん」みたいな

苦情が来るのではないかと、心配でしょうがないです。

 

だから、この土日、

どうにか危険回避?するため、「食べる赤紫蘇」の工夫した食べ方を考えてみることにしました。

 

題して、「食べる赤紫蘇」入門

行ってみましょう

 

まずは、【初級】  

どなたでも食べられる方法。

やっぱり白ごはんにのせるか、おにぎりの具にするのが、美味しいんですけど・・・

オリーブオイルの味に慣れてない方は、結構びっくりされるかもしれません

 

そこで思いついたのが、こちら・・・

チャーハン

まずは、お好みの具(玉ねぎ・ひき肉・ちりめんじゃこ)と一緒にご飯を炒めて、チャーハンを作ります。

(めんどくさい時は、じゃこだけでもOK)

仕上げに、食べる赤紫蘇を入れて、軽く炒めあわせて、出来上がり。

これは、はっきり言って、美味いです。

嫌みのない赤紫蘇風味・ナッツが香ばしくて、コリコリとした食感も楽しめます。

それに、オリーブオイル効果で、チャーハンがぱらぱらっとして、ライトに仕上がります。

テフロン加工のフライパンなら、炒め油も不要。

チャーハンが嫌いな方以外は、どなたにもオススメです

「食べる赤紫蘇」買ったけど、どうしても苦手、という方は、ぜひお試しください。

 

*「食べる赤紫蘇」には、良質の脂分が含まれています。

 普段オイルを控えている方にも、おすすめです。

 適度なオイル摂取は、脂肪燃焼を促したり、お肌の保湿効果、便秘解消など促進します。

 試してみてくださいね!

 

【中級】 ちょっとアレンジ編

しば漬けとチーズの相性が良いのは、結構知られています。

ん十年前発行のお料理本にも、結構「しば漬け×チーズ」レシピが掲載されてますので、

まずまずオススメかと思います。

 

シンプルなピザのトッピングにしたり、じゃがバターにのせてみたり・・・

トマトソース、ピザの甘み付けに必要不可欠ですが、

量が多いと、赤紫蘇の風味とかちあってしまうので要注意です。

 

じゃがいも×バターのトッピングにしてみたけど・・・

こちらは、今一つ(別になくてもいいって感じ)

とろけるチーズを全面にたっぷり乗せた上なら、グーかもしれません。

 

ピザより、赤紫蘇風味をシンプルに味わいたい方には、チーズトーストがオススメ

トマトソースに代わる甘みは欲しい所なので、

「食べる赤紫蘇」にはちみつ少々加え混ぜてから、トッピングするのがお勧めです。

 

そう

「食べる赤紫蘇×はちみつ」が結構オススメ

こちらは、「食べる赤紫蘇」×マヨネーズ×はちみつで作った

タルタルソース

 

生野菜ディップも食が進むし、フライ物のソースにも良いです。

たぶん、このソース・ハム・レタスなんかのサンドイッチ、最高でしょうね。

*まあ、マヨネーズ×はちみつで、すでに完成されていますけどね。

 そこに、「食べる赤紫蘇」が入っても、味を邪魔しないってことで

 

【上級】 製菓材料として使う

「食べる赤紫蘇」には、余計な旨み調味料は加えてませんので、

パウンドケーキ・クッキーなどの具材として使えます。

店頭のリーフレットに、レシピが掲載されている

じゃがいも塩サブレ

 

ちょっとしば漬け特有の匂いが気になるけど、慣れるとお子様でもパクパク食べれます。

(最初は毒みたいに嫌がってた次男が、食べてますし)

発酵臭は、ちょっとブルーチーズっぽい?

野菜クラッカーに似た味です。

 

【究極レベル】

画像がないけど、上級レベルのじゃがいも塩サブレの進化編です。

 

上級編サブレの材料は、(じゃがいも・薄力粉・砂糖・バター・食べる赤紫蘇)ですが・・・

究極レベルのサブレは、砂糖→黒糖やキビ糖、バター→オリーブオイルに変えて、作ります。

 

オリーブオイルは、バターのレシピ時よりも量控えめで・・・

(生地がゆるいので、扱いにくいです。)

 

マクロビ系(まだ不勉強ですが、より自然な食事ってことかな?)、

工業的に精製された白糖は、体内吸収率が早く、

うんたらかんたらで(ごめんなさい・あまり分かってません)良くない影響がある、と聞き、

なるほどね、と思いました。

 

バターは動物性で結構重たいし、オリーブオイルだと軽やかな仕上がりになります。

サブレというより、クラッカーって感じです。

 

でも、正直、上級編のサブレの方が、食べやすくて、万人受けする味です。

究極編は、オリーブオイルの風味が大好き!という方にお勧めかな。

オイルは、山中油店さんオススメのルスティコを使ってます。

美味しいオイルで、私は、いつもルスティコ×はちみつをパンにつけて食べてます。

(美味しくなくては、これは頂けません

 

 

「食べる赤紫蘇」が本格的に発売されたあかつきには、ぜひお試しくださいね。

ただ今、シールやパッケージなど、急いで開発中です。

お洒落な洋菓子風に仕上げたいんですけど、

なにぶんセンスのない私たち

ご容赦くださいね。

 


呂川の畑、すぐき引き。

2011-11-18 20:58:16 | お漬物の話

三千院の観光参道にほど近い畑。

こちらは、段々畑になっていて、石垣がきれい

見晴らしも良いので、大好きな畑です。

すぐき引きをするので、撮影がてら付いて行きました。

すぐきの収穫には、ちょっと早いのですが、大きくなったのから引いていきます。

引いて、根っこの土を落とす作業。

だいたい10個ずつにまとめて、

後ろのかごに積んでいく。

撮影ばかりでは悪いので、私は運ぶ作業に専念しました。

夏は紫蘇畑、秋はすぐき畑になります。

早朝の紫蘇刈り、ブトに顔中刺されたのが懐かしい・・・

( ↑ 野村町・静原峠方面)

( ↑ 寂光院方面)

旧型のフォークリフト、まだまだ現役です。

赤かぶも、ぼちぼち収穫始まり。

葉っぱは立派やけど・・・

実はまだ小さい・・・

 小さいやんけ~とか怒らんといてくださいな。

生姜も育てております。

草だらけやけど

 

ひそかに、自家産の生姜・紫蘇を使った紅生姜って、すごいんじゃないか、と思います。

あとは、梅酢と塩もお手製になれば、ゆーことなしですけどね。

 

*あとは、なぜか結構大きいにんじん畑が出来てました。

 (一体何の使い道で、社長は種まきしたのだろう・・・)

 社長曰く「もうほっとけ」って (忙しくて相手できないからです。)

 主婦的にはもったいないので、たまにはお世話して、 立派なにんじんに育てたいと思います。

 全く世話してないので、間引き菜がいっぱい獲れそうです。

 27日の伏見蔵開きで、販売しようかな~なんて計画中です。

 (間引き菜の甘辛炒め、美味しいでしょ。)

 

(妻!の日記)

写真撮影だけでは悪いので、作業の手伝いもした私。(いや本当は、作業が本業ですが)

ちょっと運ぶのしんどいな、と思ったけど、頑張りました。

先日の筋違いも、大分治ってきたのでね。

って

すっかり調子に乗っていたんですけども・・・

夜寝て、夜中に強烈な痛みで目が覚めました

筋違い、復活

しかも、日曜日の1.2倍くらいで・・・

痛いです、痛いです。とっても痛いです。

今日は、できれば痛み止めの注射(大っ嫌いやけど)打ちたいくらい、チョ~痛かったです。

ちぎれそうです。腕が千切れかかって、そのままブラ~ンとなって、揺られるたびに痛いというような・・・

今までこんなことなかったのに。

外傷で病院に通うなんてことなかったのに、(バレーで捻挫したって、辛抱していましたよ)

暇さえあれば行きたいと、切に思いました。

あ~年齢を感じます。切ない・・・

 

 

 


美山かやぶきの最中。

2011-11-17 11:15:03 | いろんな最中。

う~んと

夏休みに美山にお出かけした時に買った、美山の最中

かやぶき型の最中です。

かやぶき集落向かいの、地元の物産店みたいなとこで買いましたが、

美山・・・大原のさらに奥

てイメージですが、地元産の食材が豊富でビックリしました。

お豆系・佃煮系に強いです。

 

しばらく、地元ネタから離れています。

今日は昼から畑に行くので、明日は、そちらを投稿するつもり。

お楽しみに~


兵庫・丹波の最中。

2011-11-15 09:43:22 | いろんな最中。

前回投稿に続き、丹波編その2です。

丹波市春日町にある道の駅

丹波おばあちゃんの家には、いろんな最中が売ってありました。

 

有難いことに、バラ売りもしてあったので、助かりました。

最近の私のお土産は、最中が多いので、

「また最中か…」て感じなんですよね

 

てわけで、いろんな最中を購入。

「丹波」をポイントにすると、やはり小豆と栗が最中の主役となるようです。

 

①甲賀山最中

 

 

②保月の里

 

 

③うりっ子猪

 

中の餡も、大体似たような感じ

うりっ子が、(表示には入ってないけど)塩味が一番聞いてて、私好みでした。

 

ところで、私の最中収集も、通算何個目になったでしょう?

これまでの考察ポイントは、最中皮の焼き加減と、中身の餡の状態でした。

ふと気づきましたが、身長体重・・・基本的な計測を忘れていました。

これって大事ですよね。

 

せっかくなので、見た目とボリュームのリアル感が伝わるような記事が書けたらと思います。

(商売的には、ボリューム・量のない割に、見た目のインパクトと重量感があるのが、でしょうか)

 

 

(私の日記)

おとといから、筋違いを起こして、右側の首から肩甲骨にかけての筋が痛いです。

ちょうど、筋の中に畳針でも通してて、ちょっとでも曲げると痛みが走る、というような・・・

つらい状態です。

こんなヒドくて広範囲の筋違いは初めてで、初日は寝込みたいほど辛かったです。

(車の運転の後方ちょっと見が激痛・ハエを叩こうとして激痛・上向き下向きアウトでした)

ネットで調べると、単に寝方とか姿勢の問題でなく、わきの下にある筋だか神経を痛めると、

そのダメージが首の筋に伝わってしまい炎症を起こす、とかいうことでした。

強いて原因を挙げれば、毎日両側に子供の腕枕をして寝るのが、悪かったのかもしれません。

筋に炎症を起こしているので、無理に動かしたり揉んだりするのはダメだそうです。

安静・ロキソニンシップを患部に貼っておくこと。

今日は、首はまわるようになったけど、肩甲骨の刺すような痛みがあります。

はじめて頭痛の薬を飲んでみましたが、よく効いてます。(初日に飲むべきでした。)

ま~加齢恐るべし、というべきか、しっかり治そうと思います。

皆さんもお気を付け下さいね。揉んではダメ!がポイントです。

(スポーツ選手も寝違いで欠場するという・・・私だけじゃないんだ~)

 

 


丹波三大山城のひとつ。

2011-11-14 13:52:02 | 石垣のある風景(大原以外の!)

なかなかアップできませんでした。

丹波編。

 

10月23日、息子のサッカーのお供で、兵庫県丹波市に行ってきました。

…アスコザパーク

サッカー総合施設で、総人工芝生・宿泊まで出来るという、素晴らしい場所!

ちょっと遠いけど、そんなとこに連れてってもらえるなんて、贅沢ですね。

 

で、せっかく丹波に行くのなら、どこかお城へ・・・

と、下心出しまして、向かった先がこちら 

 

丹波市春日にある

春日局・出生の地 黒井城

 

(でも、ここまでが紆余曲折でして・・・

 京都は快晴やったのに、京丹波から兵庫エリアに入ったとたんに

 雨が降ってきました

 

 「そ~よね、別にお城が目的で来たんやないんだもん」と強がってはみたものの

 やっぱり、傍目からは落胆して見えたのか、若!が「行こ~や!せっかく来たんやし」と言ってくれました

 いや、言ってくれはりました

 ので、昼食を済ませてから、ホームセンターで傘を買い、登山口に向かいました。)

 

そう「登山口」

私が行動に慎重になってしまったのも、

どうも、散策ではなく登山になってしまいそうなコースだったため・・・

長女5歳を連れていたので、あまり無理をして風邪とか怪我とかあってはいけないと思いました。

とか言いながら、やっぱり来てしまいましたがね

丹波三大山城にあげられる黒井城

戦国時代、丹波一帯に勢力を広げていた赤井氏の次男、赤井直正のお城でした。

この黒井城の主であった荻野氏に養子に入りましたが、養父を殺害して、成り上がります。

(そのため、悪右衛門の名がついたとか、どうとか…)

 

*どなたかの城ブログにあったけど・・・

 「なぜに、赤井氏なのに、黒井城」 

持ちネタに加えよう・・・

 

当初は、織田氏の勢力下にありましたが、まもなく背き、

丹波攻めにおいては、織田主従の明智光秀に激しく抵抗しました。

 

粘り強く明智勢の攻撃から城を守った赤井氏でしたが、

城主直正の病死で、統率を失った黒井勢は、ついに破れてしまいました。

(中国・毛利勢、吉川元春に援軍を申し出ていたらしいですが)

 

その後、城主として派遣されたのが、明智光秀の重臣・斎藤利三です。

そこで、娘の春日局(福)が誕生しました。

お福の育った下館は、ちょうど登山口下の敷地で

現在は興禅寺となっており、当時の姿を偲び見ることができます。

 

城主の娘としての穏やかな日々もはかなく、

本能寺の変の後、明智勢は一切追い払われ、お福も、素性を隠す生活が始まりました

 

その黒井城の全貌

この地形図を見ても分かるように、完全なる山です。

住まいとしての城ではなく、戦闘態勢100パーセントの山城でした。

 

これまでにいろんなお城に行ってきましたが、

こんな険しい登城は初めてでした。

私たちは、駐車場の右手にある登山口から登りました。

(左手・上の一番最初の写真の道が、メジャーな登山道だったのかな?)

いきなりの石段やし、

昨日までの雨で、砂利が石段にたまってるし、ちょっと不安になりました・・・

看板が設置されていたことで、かなり不安軽減

そうでなかったら、この道引き返したかもね。

少なくとも、母子二人では絶対に行けません

こんな道がずっと続く・・・

獣除けの柵

ほんと~に大丈夫か、この登山道

大手道? そういう概念自体、山城にはなかったかな?

忍びの下々が駆け上がり、飛び降り去った、とでも、想像するべきか・・・

お~い、幼児が登るような道じゃないぜ~

ハイヒールでは絶対無理です。

出来れば登山靴で!

上りは良い良い

帰りは・・・

そうとう膝が笑いました

中腹に来ると、少し平坦な道

ちょっとした広場が見えてきたら、長女がぜん元気になりました

「太鼓の段」

ちょっとした広場で、JR春日駅方面が一望できます。

古い(たぶん江戸時代の)顕彰碑がありました。

 

そして、ふたたび登城

朴葉がいっぱいです。

崖沿いの進みます。

山の東側になるのかな、舞鶴縦貫道が見える側です。

ちょっと落ちたら大変な場所

やっぱり幼児には厳しい道・・・

二つ目の獣柵を過ぎると・・・

もう石垣ないのかな?と思った頃に、石垣登場

山登りに精いっぱいで、もはや石垣目当てなのを忘れてしまいそうな頃でした。

この石垣の上の敷地が出丸(三の丸) ↓

こちらの出丸から見えてる石垣の・・・上の敷地が北の丸(二の丸)

 

(北の丸から見ろした出丸やったかな?)

素晴らしく景色が良いです

こちらの北の丸から見える石垣の・・・上が本丸です。

特大ポップコーンのような菌類?

誰かが落としたメレンゲ?と思いましたが、においをかぐと、やっぱりキノコの匂いでした

(手前が北の丸、奥が本丸)

 

北の丸→本丸の部分

すぐれた造形美です

たぶん、地元小学校のハイキングコースかな?

風光明媚・歴史満載の優れたコースですね

若!も来てよかったと言ってくれました

↑ 本丸の先の西の丸

 

西の丸から、来たほうの道・出丸方面に向かっては、石垣が良く残っていました。

(石段の上が、本丸・北の丸です)

きれいに整備されており、余計な設備もないおかげで、

山城の構造が分かりやすい、とてもよいお城でした

良い運動にもあるし、おすすめですよ。

行きはよいよい、帰りは恐い登山道

私はKeenのトレッキングシューズ履いてたんですが、それでも、

関節痛が出ましたよ

それなりの対策はしてからお出かけ下さいね。

長女転倒もなく、無事に帰れました。

 

すぐ近くの道の駅・丹波おばあちゃんの家での買い出しも満足

最中(もなか)収集と・・・

野菜は、セロリ・ラッカセイ・干しソラマメ 購入

もちろん、青菜・枝豆・クリ・黒豆などもありましたよ~

 

 

 


大原の新スポット。

2011-11-10 09:44:53 | 大原の風景

大原の農地改修で整備された・・・

農道を使って、大原学院(小中)のマラソン大会が行われました。

こちら、大原学院の子達が一昨年植えたクヌギ林。

林というより、まだまだ畑って感じですが。

背丈ほどに成長して、「木」らしくなってきました。

ドングリから育てたそうですよ

実をつけるころには・・・

うちの子達はドングリに目を向けることもなくなってるでしょうが

クヌギ林の下で、子供たちが賑やかにドングリ探す光景を想像しては、うれしい気持ちになります。

で、大原学院マラソン。

85名の小さな学校ですが、かなり本気モードです。

7~9年男子は5.1キロ

完走するだけでも大変ですが、アスリート並みの強者もいて、

中々見ごたえがあります。

 

5・6年男女、7~9年女子は、3.5キロ

3・4年は2.5キロ

1・2年は1.4キロ

正直、1.4キロも走るの嫌だ~!!!

親子ともども、準備期間は大変です。

振り返ると、風光明媚な大原

素敵なジョギング・ウオーキングスポットです。

 

ノルディックウオーキングの教室もあったり

(今は寒いけど、温かい時期は)

お月見ヨガ・お外でヨ~ガも出来ちゃいますよ。

(別の度胸が必要ですが

ちょっと呼吸を整えて歩いてみるだけで

大地を抱く気分を味わえますよ~

 


大原宝泉院ライトアップ!

2011-11-07 10:01:21 | 大原の風景

大原在住のアフロブラジリアンダンサー

林夏木さんの公演が行われるので、宝泉院に行ってきました。

拙いカメラ操作でやっぱりピンボケ写真

立派な五葉松がお出迎え

大きすぎて、カメラに入りきりません。

額縁庭園と、供養されている血天井。

歴史を把握してから見学するのは初めて!

とくに子達を連れて行くと・・・

葬られることなく朽ちて行った名もなき侍たちへの

様々な思いが沸いてきました。

 

素敵な音楽と舞踊、そしてたくさんの人たちが集まることで、

お侍さんたちの供養となればよいのですが・・・

 

公演は、民族楽器奏者のロビンロイドさんの演奏とのコラボ・・・

即興演奏に合わせたダンス公演でした。

 

林さんは、即興演奏に即応できるよう、早い時期から、体内環境と意識を高めておられるようでした。

(なぜ知っているかというと、実は、私のヨガの先生でもあるので・・・)

アメリカ・カリブ・ブラジル・インドネシアなどで、舞踊の研鑽をつまれたそうです。

 

その即興のダンスは、和とも洋ともアジアとも、ひとくくりに語れない

まさに林さんそのものという感じでした。

 

とても不思議だったのが、

演奏と舞踊・会場の雰囲気が、私の故郷広島の神楽によく似ていて、

すごく懐かしい気持ちになったこと。

やはり世界中、どこか何かでつながり合っているんだろうなあと思いました。

 

きっと・・・

この場に集まった人たちとも、場所とも、どこかで何かでつながっている・・・

そう思わずにはいられませんでした。

 

な~んてロマンチックな気持ちにも浸れて

良かったですよ、とっても。

贅沢なひと時を過ごすことが出来ました。

ロビンさんの様々な楽器も見せていただいて・・・

何かの木の実でできた楽器。

貝のようなもの

写真にはありませんが、

バリ島のガムランのような音色の不思議な楽器は、ギターの原型のような楽器で

流木に針金がいくつも引いてあるようなシンプルな形。

それから、どうして、あのような美しい音色が出るのか?

本当に不思議でした。(じっと観察しても分からないんです)

 

さて、宝泉院さんのライトアップは、12月4日まで毎日行われています。

イベントも、13日の魚山声明・20日は真砂さんのネイティブフルート公演があります。

私も毎回行きたいと思っております。

 

ぜひ、皆様もお誘いあわせの上、大原におこしくださ~い!!!

早朝の朝市~里の駅でのお買い物~寺院や里山散策~大原山荘の足湯~など

一日かけての滞在がお勧めです。

お待ちしてま~す