新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

戸隠神社中社と善光寺2024.5.19

2024-05-21 | ハイキング・登山

黒姫山からの帰り、普通は帰りは送迎しないと出ていたのだが、今日は人手があるからいいですよ、と言って頂いて、朝食の準備も忙しい時間に、早めに食事をさせていただいて、7:15頃宿を出て、戸隠中社のバス停のところまで送っていただいた。

なんだか、通常の朝食時間に食べたら、20分歩いて、8時45分のバスに乗れるという頭があって、その前に日曜日はバスがあるのに気づかなかった。打ち出した時刻表にも書いてあったというのに!

長い階段を登って本堂にお参り。ちょうど御祈祷していたのか、お稚児さんたちの舞が奉納されていた。笛の音に合わせて、赤っぽいあでやかな烏帽子?を被った女の子たちが踊りを披露していたが、撮影は禁止だった。しばらく見て、横の滝を見てから、緩い階段を下りて鳥居の方に戻った。

面白いのは、神社の境内に、天台宗のお坊さんが祀られていたことだった。いわれが書かれていたけれど、あまり覚えていない。

それから門前のお蕎麦屋さんが7時半ごろだったが、そば打ちを次々なさっていて、興味深かった。玄関の前に店の予約票が置かれていて、見たら朝5時前から予約している人もいて、もう15人くらいは予約者がいた。ビックリ。

おそばは緑いろがかっていて、見るからに美味しそう。12時のバスで早めに帰ろうと予約していたから、とても10時半迄待てない。

それで宿坊が並んでいる方に散策。宿坊は茅葺屋根や、それを鉄板で覆った屋根の大きな建物が多かった。

道端にはオドリコソウや、ネコノメソウ、2輪草などが見られた。

反対側の窪地にはニリンソウの大きな群落があり、その右手にはクルマバソウかと思われる白い花が付いた草が群落を作っていた。

園芸種なのか色が鮮やかなショカッサイも見られた。タンポポの綿毛がまん丸で面白かった。

3本杉という樹齢800年の大きな杉を3か所見た。そのうちの一本は根元から3本に分かれていて、3本杉の一本の3本杉という感じだった。

三本杉のコンクリートで保護された一本の根元にはシラネアオイが植えられていて、終わりに近づいていたが、まだきれいな花も見られてうれしかった。

みやげ物屋さんも一軒8時半ごろには開いて、リーダーは竹細工を見にいらした。

その後バス停の方に戻って、時刻表をよく見たら7:47があった。女の子が待っていて、バス来ないのにどこに行ったのかしら?と話していたのだが、なんのことはない、一台前のバスに乗ったのだろう。それに乗っていたら、もう少し善光寺あたりで余裕があったのにね!

戸隠から長野に向かう途中の車窓から見た戸隠山、もっと良く見えたのだがすぐに見えなくなってしまった。

バスは善光寺大門を通るのでそこで降りようと思っていたのだが、乗り合わせた中年女性4人組が、城山公園の先から行けるという話をしていた。バスの案内放送で、城山公園から善光寺にも行けるような話をしていた。バスの運転手さんにお聞きしたら、最初行けないと言われたが、思い出されたのか?すぐに行けると思うと言い直されて、ちょっと戻って善光寺北に出たら、入れるという話だった。

降りたところはきれいな公園で、美術館があるようだった。公園にいた方にお聞きしたが観光客の方で分からないと言われた。

それで適当に少し戻った交差点を渡って、左に行ったら、善行寺北という信号があり、観光客の方が南側に渡って行っていたので、私達も渡って行った。

大きな建物が見えて来て、それが本堂だった。

横から見た本堂

正面

ちょうど10時の鐘撞が行われていた。

お参りして、お坊さんの像をさするとその部分が治るというので、私も腰とか右手の先とかなでたが、頭をなでるのを忘れてしまった。忘れっぽいのをなんとかしないとならないのに!

時間が余りないので、有料のところには寄らず、大勧進という建物の意味も分からず、素通りして、山門を通り、仲見世を何軒か見ながら、仁王門を通って、表参道を下って、長野駅を目指した。大勧進って、善光寺は浄土宗でもあり、天台宗でもあるとのことで、本堂が浄土宗、大勧進が天台宗の建物だそうだ。あまり宗派を問わないのだそうだ。

延命地蔵

山門

仲見世

仲見世だったと思うが、焼団子の案内の声につられて、珍しく頼んでしまったのだが、串がお神籤になっていて、まれに凶もあると言われた。万一凶が出たら、お詫びに一本差し上げると言われて受け取ったのだったが、大きめの焼団子を食べ終わったら、なんと自分の串が凶だった。それで、その串を見せて、もう一本頂いた。最初はクルミ味噌だれだったので、次はあんこにして、頂いたのだが、なんと今度は大吉だった。ミラクルと言われてしまったが、大吉は何も特典はなかった。昨日がミラクルな快晴だったからかもしれない。

ということでお腹いっぱいになって、坂をのんびり下って行ったが、店の人が駅まで20分位と言われたのに、実際はもっとかかってしまった。ふと見たら12時のバスまで30分もない。バス停があったので時刻表見たら、すぐ来るみたい、と待ったが来ない。おかしいわねともう一度時刻表を見たら、平日と休日とは書かれていても、日曜日は運休という但し書きがあったのだ。

工事中の宿坊も立派

横のコンビニのお兄さんに聞いたら、そこからでも歩くと20分位かかると言われた。

戸隠でおそばのお土産を買ったので、ザックはまた重くなっていた。それでもピッチを上げて歩き続け、やっと駅前に出た。まあ15分位で着いたので、バス案内所には15分位前に着いた。実は予約時に乗車券を打ち出すかスマホ乗車券を選ぶのに紙ベースの乗車券にしていたのに、それを打ち出すのを忘れていた。予約の確認書だけ打ち出してきていたので、事情を話して、そのまま乗れるようにしていただいた。時々やってしまいます。

途中の演芸場

長いアーケード

長野オリンピックの記念公園

歩いたおかげでいろいろ見ることができましたが、時間がかかりました。

ともあれ、無事バスに乗れ、渋滞もなく、早めに帰れて良かったです。山間部ではニセアカシアの花がすごくて、山の方は真っ白だったが、東京に近づくにつれ終わりかけになり黄ばんでいた。野生らしい桐の花も多かったし、野藤の花も見事に咲いていたが、うまく写真には撮れなかった。

天気に恵まれ、最高の山旅になりました。足もほぼ大丈夫だった。7時間歩いたと、外科のお医者さんに話したら、ほどほどにしてくださいと言われた。かすかに膝の痛みが出ているのはそのせいだろうか?ヒアルロン酸はまだしばらく2週間おきになりそう。チクっ、が何時までも緊張して動いてしまって危険、と言われます。

 

 


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