新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

袋田の滝と月居山(つきおれやま)ハイキング2024.4.27~28

2024-04-29 | ハイキング・登山

リーダーが袋田の滝を見てみたいというので、その上の方の月居(つきおれ)山ハイキングに行こうという話になった。

調べるとバスの本数も少なく、列車も少ない。ともかくも鈍行で行っても登って降りられそう。帰宅はおそくなりそうだから、近場の安宿に宿泊を申し込んだ。ゴールデンウィークで大抵の宿が特別料金を取るのだが、そこは普通の土曜日の料金のままだった。平日より高いのは仕方ありません。

のんびりと常磐線から水郡線に乗り換えて袋田駅へ。常陸男体山から縦走もできるようだったが、前泊でもしないと時間的に無理そう。列車から見ても大分離れている様子だった。

袋田駅からすぐに発車するバスのはずが、ダウンロードしたパンフレットが少し古かったらしく遅かったのか、または数人のお客さんを待って、遅かったのか考えていたよりも少し遅く発車した。車内案内の放送で、往復チケットもあると言っていて、その料金表も貼られていたが、最後に運転手に言えば買えるというのがよく聞き取れなかった。それで片道ずつ買うことになった。

終点の滝本までは10分程度だった。バスに乗ったのは10人いるかいないか。歩くと結構大変そう。道路歩きになるしアップダウンあり。

バス停から広い道路沿いに植栽のつつじを見ながら歩く。反対側の八重桜も結構まだ見ごろだった。このつつじは帰りバス停への目印になった。

茶店の駐車場の客引きがすごくて、あきれた。列を作るほどの車は来ていないのだが。観光地と言っても常陸海浜公園の方とは比べ物にならないほどさびれていた。八重桜とミニこいのぼり

多分こっちの方だろうと前方に進むと、袋田の滝への有料の入り口があった。トンネルをくぐっていくらしい。案内所で一応ハイキングコースの入り口のことをお聞きしたら、男性は分からないみたいだったが、横の女性がパンフレットを渡してくれ、説明して下さった。ハイキングコースには番号が振ってあるから分かりやすいが、階段が多くて大変ですよと言われた。まあ、登山姿だから安心したようだ。

それからまずは袋田の滝を見ないと、とトンネルを歩く。

少し歩くと展望台があり、横にエレベーターがあった。それに乗って2階に登る。降りてから階段を登って、展望台に出た。滝の上部も見えて迫力があった。

その後降りて、下の展望台に寄り、下の方を見たりした。

吊り橋がある方から登るらしいので吊り橋に出るところを通り、吊り橋の端に出た。吊り橋の方から見る袋田の滝も面白かった。

下流側

揺れるがそれほど怖くもない吊り橋を渡ったところの左手に鉄の階段が続いていた。右側は川沿いを歩く遊歩道らしかった。473段あると案内板に書かれていた。

鉄階段は延々と続き、下を見ると怖いくらいの傾斜。大体は手すりが付いていたので、手すりにつかまって、転げ落ちたりしないように気を付けた。リーダーはバーナーもお持ちなので、ザックが重そうなのだ。

途中天狗の岩という所があった。

その先からは袋田の滝の上部が樹間に見えた。

鉄階段が終わったと思ったら、今度はコンクリートの柱が渡してあるような階段が続いた。結構急で、コンクリートの柱も傾いていたりして、足元に注意が必要。

途中月瀬滝を見る方に分岐があり、私は展望台は崩落していると書かれていたが行ってみようとしたが、リーダーが月居山の方に向かってしまったのか、来ないので、後戻った。リーダーは時間を気にしていらした。滝のところで少しのんびりしてしまったので...

それでそのまま月居観音堂に向かってまた階段を登った。道々ミツバツツジは少ないが少し咲いていた。

その間に多分カマツカの花?と思われる5弁の小さな白い花のついて小木が何本か見られて、きれいだった。

それから途中でジュウニヒトエのような植物があったので写真を撮った。ツクバキンモンソウらしい。

途中袋田の滝の上部の岩盤に水が流れていて、一部は滝になっているのが樹木の間から見えた。芽吹く前ならもっとはっきり見えますね。

平らなところに出たと思うとまた階段。

人っ子一人いなかったので鈴をジャラジャラ鳴らしながら登ったのだが、途中で同年配の男性の3人組が降りていらっしゃった。階段階段で473段ではきかないでしょうと言われた。まだ続くらしい。

ミツバツツジが増えてきた。階段が続く。

ヤマツツジが増えてくる。

やっと頂上らしいところに出た。月居山前山という所のようだ。

新緑の山並みが見渡せた。

山つつじがきれいでベンチも二つあった。

荷物が重いから、お腹に入れようと、そのベンチで昼食とした。新しいバーナーは威力がすごくて、というか気温も暑かったからかもしれないが、アッという間に熱湯になって、カップラーメンはすぐに食べられるようになった。持参のおかず少しばかりと果物を食べてから、下に向かう階段を下りた。

少し鞍部のようなところにお堂があった。残念ながら立ち入り禁止のロープがあり、横目に見ながらさらに下ると、石碑とか鐘楼があった。

月居山への登山道と、袋田駅・滝本方面への下山道が分かれていた。

バスの本数が少ないため、あっけなく降りられるとは思わずに、頂上には向かわず、そのまま下山することにした。頂いた地図には所要時間が書かれていたのだが、何分字が小さくて、よく見なかったのだ。

そのあたりはちょっと湿っていて、ウシハコベとニリンソウが咲いていた。登ってきた道よりは緩やかだが、階段も続いた。ニリンソウとかツルカノコソウが道々咲いていて、目を楽しませた。

ツルカノコソウ

ツルカノコソウとニリンソウ

降りるにつれてヤマブキが多くなった。

お茶屋さんが見えて来た。

降り着いた登山口(こちらから登って袋田の滝展望台の方に出る方が楽かもしれませんが、急な鉄階段を下りるのもちょっと怖いですね)

まもなく、案内所で、あっちの茶屋のところに降り着く、とお聞きした茶店に出た。晴れて暑くなってきたので、ソフトクリームを頂いた。無料の野草茶を頂いて美味しかったのだが、買わずに後にした。

対岸の断崖絶壁の新緑

茶店の下から遊歩道に出て、橋を渡り、元来た道を戻って、バス停に出た。

トイレの建物には燕が巣を2か所作っていた。

割と順調にバスに乗れて、袋田駅に。大子町に出る直通バスもあったが、思ったよりも早く降り着いて、袋田行きのバスに乗ったのだった。

袋田駅ではほぼ列車に接続していて、一駅で常陸大子駅に着いた。常陸大子で、4両編成の列車は1両に切り離されて、郡山に向かうようだった。郡山回りも面白そうだったが時間がかかりますね。多分JR料金は同じかもしれない。この水郡線ではスイカは使えなくて、水戸から常陸大子駅までは乗っている車掌さんがスイカの清算をしてくれた。小さな機械で全部清算できるからすごいですね。この先はワンマンカーになるようだった。

常陸大子駅は立派な駅舎だったがみやげ物屋はなく、食堂が一軒近くにあった。

久慈川に近いが離れたところのホテルだったので、旅行会社のサイトの地図を見ながら行ったのだが入り口が分からず、大きな看板を見落として大回り。間に池があり、それを渡れずに畑の中を歩き、草刈りしていた方にお聞きして、やっと宿舎にたどり着くことができた。カンカン照りの中一時間近くも歩いてしまった。

一応温泉だったのか、人工温泉だったのか忘れたが、大浴場で汗を流した。

マイカー族で結構満杯。そういえばゴールデンウィークが始まっていましたね。空いていた部屋は新館の一番端。ロビーや食堂、大浴場まで大分歩かないとならなかった。今回はネットの旅行会社では安いプランに空きがなく、直接宿に申し込んでいて、お金を払っていなかったことに気づいたが、スイカに入れてしまって現金あまりなくて、クレカ使えなかったらどうしようと思ったが、使えたので助かった。

食事は交代制だったが、バイキングの食事は足りなくなることもなく、豪華ではないものの、子供連れも楽しめるようなおかずが並んでいた。飲み放題だったのだが、なんとハイボールのウィスキーが切れていたのか、操作を間違えてアルコールが入らなかったのか、ウィスキーにして色がついていないと思ったのだが、前に色のつかないウィスキーもあったから、そういうのなのかなと思って、そのまま持って行ってリーダーは飲んだのだが、アルコールっぽくないと言われた。私はビール一口ですでに酔ってしまって、そちらを飲んでも寄ったような気分になったのだが、アルコール入っていなかったのかもしれません。炭酸水の飲みすぎ?でリーダー気分が悪くなられたみたいだった。

それでも取り分けた料理はしっかり平らげて、デザートも少し頂き、部屋に戻った。

暑い中、なかなか宿にたどりつけず、すっかり疲れてしまって、テレビ見ながら寝てしまった。

翌朝は早朝またお風呂に行き、一番に近く朝ごはんを頂いて、お土産も他に売っていそうになかったので、その宿舎で買い求めて、また駅までのんびり歩いた。

小学校の正門

古い建物が結構残っている町で、珍しい作りの家屋などを見ながら、また久慈川沿いの民家の藤の花を見たりして駅まで戻った。

立派な門構え

別の家の重厚な窓

古い病院の入院棟だそうだ。

特定の平日しか開かない、まちかど博物館

行きがけに、そうそう観光協会のレンタサイクルが置かれていて、借りたいと思ったのだが、日を跨いでは貸し出せないと言われてしまった。まあ、自転車であの坂を登るのも大変でしたね。

常陸大子駅の近くにはあまり大きくはなかったがりんご畑があり、白い花をつけていた。この辺はリンゴの産地でもあり、お茶の産地でもあるらしかった。

列車で水戸に戻り、折角なので偕楽園に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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