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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

老化連鎖

2017-02-24 10:38:02 | ●Weblog

 10数年前に入れた業務用のどでかいコピー機が、交換部品生産終了とのことで無用の長物に。すると、同じ頃から使い始めたキャノンのレーザー・プリンターが頻繁に紙詰まりして、これもおそらくもうダメ。ではと家人が使うエプソンのインクジェットでやってみると、これもまたそろそろ寿命らしく、新品インクなのに印字がかすれてどうしようもない。しょうがないので、生まれて初めてコンビニのコピー機のお世話になった。が、先客の爺さんがまったりと保険証やら免許証やらを並べて、なかなか終わりが見えない時間にしびれた。そこで目下、インクジェットの複合機を物色中。まだWin XP用のドライバーが供給されているのに驚いた。


盲検試験

2017-02-16 08:56:00 | ●Weblog

 単盲検試験(Single blind test)二重盲検試験(Double blind test)という日本語があるのを初めて知ってウロウロしているうち、http://mp3ornot.com/を思い出してやってみたところ、寝起き間もないせいか正答率が半々でイライラしてきた。Step 1でclip A とclip Bを聴き比べた次に、どちらかがランダムに再生されるStep 2のclip Xを聴き、AかBかをStep 3で答えると、すぐ正誤が表示される。ただこれ、どこまでデータがしっかりしているのか、未だ精査したことがないしやる気もない。


TV音声が聴きづらいのは機器のせいばかりではない

2017-02-09 18:09:28 | ●Weblog

 去年の暮れにいくつも書いたきり、忘れていた与太ごと。お茶や食事中のテレビの音声は、とりたてていい音である必要を感じなかったが、ここのところ、適音量で聴いていると、何を言っているのか分かりづらい司会者やキャスターが増えたので、仕事部屋の7.1chサラウンドで音量を上げて試してみた。最も聴きづらいのが、TBS「昼おび!」の司会者。アクセントの高低差やイントネーションの強弱が激しいうえ、発声のエッジが緩く、頻繁に言葉を飲む。このことはいくら音量を上げても変わらず。あとは、日テレ夕刻のニュース番組天気予報で、ゆるキャラの「そらジロー」を、「とらジロー」と発音するバトミントン出の女性キャスター。普段、発声練習とかしているんだろうけれど、親しくする専門家によると、「さしすせそ」の「さ行」を発声する時、炸裂音より母音のパワーが上回っているから、とのこと。そのほか、日韓問題や時事について語るゲスト・コメンテーターが皆、早口過ぎてかなわない、というのは年のせいにしておこう。ちなみに、食卓近くの棚に置いたテレビの音声はモノラルで帯域も狭い。が、TVチューナー内蔵のPCユーザーも、ニュース・ヴァラエティのたびにオーディオをオンにするかどうか。


ながらカーオーディオ

2017-02-09 08:33:03 | ●Weblog

 訳あってタクシーで移動中、すぐ後ろに新しめのベンツ、その後ろからサイレンを鳴らす緊急車両が接近。タクシー・ドライバーが減速して路肩に寄せたところ、ベンツが結構な勢いで追い越していったその一瞬、ハードロック系音楽の大轟音、超重低音のドップラー効果が押し寄せ、恐ろしくなった。さぞや素晴らしいカーオーディオだろうが、あれはそこらの裏通りでも高速でも、ながらスマホと同様、極めて危ない。あまりにも意表を突かれたので、ベンツ・ドライバーの年恰好は目に入らなかったものの、一瞬の大轟音に歪感がまったくなかったことに、ちょっとしてあきれた。


いつもの与太ごと

2017-02-08 23:50:20 | ●Weblog

 インフルエーザーとまで行かない風邪ひきと、ベンピイストの汚名をついさっき一気に返上。ヨガの「鍬のポーズ」、壁相手の「逆立ち」、数年ぶりのジャック・ダニエルが効いたらしい。冷え込むという明日への心構えができた。


カセットテープよりオープンリール

2017-02-08 16:03:29 | ●Audio&Visual

 コンパクト・カセット・テープ、およびその録再機、まあ、ひと口に言えばカセット・テープ・オーディオ。ここのところその魅力再認識、再発見の声が高くなる一方らしいけれど、私はそこまで帰る気はない。廉価なハイレゾICレコーダーが出現してから、もういいやと写真のSONY KA7ESを売り払ってから、以来ウチにある健常カセット機はウォークマン・プロだけ。ただ、これを取っておいたのは音楽再生用ではなく、インタヴュー・テープをデジタル変換するため。もうひとつふたつある物置で眠ったままのデッキは、もはや完璧なジャンク品に成り下がっているはず。しかし、雑誌編集員時代のインタヴュー取材では、カセットの携帯機なくして生きながらえなかった。が、昔の編集部では、原稿起こしの済んだテープを使い回し、保存しておく発想がまったくなかった。これが残念極まりない。中でも、東京・四谷の編集部にマイケル・ブレッカーが訪れ、応接室でプチ・セミナーをやってくれた時の実録、あれは一度でいいから再体験してみたい。とか言ううちあれれ、なんだかKA7ESが名残惜しくなってきた。新宿のオーディオユニオンの買い取り価格は、たしか2万円くらいだったかな。いずれにしてもテープに帰るなら、夢は2トラ38だ。そういえば、断捨離なるマナーが出てくるはるか前、一滴も酒を入れてないのに、TEACのA-4010というオープンリール・デッキを粗大ゴミに出した。あの時は何を考えていたんだろう。写真は「オーディオの足跡」さんから拝借。いつも大変お世話になっております。