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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

ビニケの受動喫煙

2017-06-23 00:49:45 | ●Weblog

 2枚組CDをビニケに移した頃はまだ煙草を吸っていた。それがどう悪さをしたかが、これで一目りょう然。右のが仕事部屋兼・事務所兼・オーディオ室のはずれのCD棚に並んでいた2枚組用ビニケ。一方が宅内で最も人通りの少ないところの棚にあったやつ。共に日焼けの心配がないところでほぼ同時にスタートしたのに、左は新品、右はジャンクというほどの違いに唖然。煙害が外側ばかりでなく、内側にまで及んでいるとは。受動喫煙の怖さに思いが及んだ。

    


ふたつ目のCD棚を手なずけた

2017-06-23 00:12:51 | ●Weblog

 前項でやったことを弾みに、きつきつで身動きが取れなかったもうひとつのCD棚の中身を、順繰りに後ろへ後ろへと送り込んで空きを作り、新着ものが楽に割り込めるようにした。ウチでは、2枚組、紙ジャケ、デジパック以外の1枚物は、ほとんどすべてが特注ビニケ入りなので、傾きを避けるため、空けたスペースに空っぽのプラケース数枚をあちこちに差し込んで調整している。きつくなってきた時は、1枚2枚とプラケを抜き出す。それでダメな時は、再びディスクを大移動させなければならないが、えーと、ここまで入念にやったのは4、5年ぶりかな。毎度ながら、これが済むと心底からスカっとする。2枚組をプラケースに戻したのも大正解。それが2枚組であることが、一目で分かるからだ。こちらの棚は人目に付かないところにあるためやや散らかり気味だが、ファミリー・ネームの「A」から「F」の中盤までの並びはばっちり。ビニケからプラケへの移行も同様。さてさて、手付かずなのは倉庫の大群だけになったが、そこには邦人作品のすべてと、「L」から「Z」までがあるため、腰を上げるきっかけをどう呼び込むかだ。たぶん、晩秋まで無理かな。

 


飽きずにまたまたディスクねた

2017-06-20 08:33:32 | ●Audio&Visual

 宅内のSACDを掻き集めるのと、ビニケ入りの2枚組CDをプラケースに戻す作業に熱中。そのこと以外は食事を採るだけで、ほぼ半徹状態になったが、気張ってやって良かった。さっと引っ張り出せないところにあったSACD、それもシングル・レイヤーを中心に仕事部屋の棚に集約させることができた。もちろん、ターゲットはまだまだ随所に潜んでいるので、これからは何か事あるたびに、ということにするが、ディスク1枚用の特注ビニケに移してしまったタイトルの発掘には難儀しそうだ。手近に持ってきて良かったシングル・レイヤーの一番は、ユニバーサルのUCGU-90**シリーズ(2010年発売)と、ワーナーのWPGR-100**シリーズ(2011年発売)と、新たなミキシングが施されたヴィーナスのVHGD-**シリーズ。あと、スティーリー・ダンの『aja』と『ガウチョ』は、シングル・レイヤーがあるのを忘れていたので大収穫。ユニバ社のPLATINUM SHM-CD盤より、こちらの方が繊細さに勝る感じがいい。写真は二つ前の項と代り映えなしに見えて、私には大幅にイメチェンできてホクホク。SACDからリッピングできないDSDデータは、ディスク再生のほかは配信をダウンロードするしか手がないので、長い目で見ていくことにした。

                        


2枚組CDに苦戦する

2017-06-20 02:09:43 | ●Audio&Visual

 CDの収納に四苦八苦していた頃、2枚組が収まるビニケを見つけて、少し凝ったことがあった。そのメーカーのHPはここで、ユニオンには在庫ありとあるからまだ手に入るようだが、私が買ったのと同じ寸法のままだとしたら、注意が必要だ。これに入れるとディスクの出し入れにえらく手間取るため、先日、シングル・サイズのプラケースに移し始めたところ、セシル・テイラー(1991年盤)とババトゥンデ・リー(2003年盤)は難なくいったが、マックス・ローチ(1992年盤)とレッド・ホット・アンド・クール(1994年盤)は、インナーの寸法が大き過ぎてプラケースに収まらなかった。たぶんこれらには、4枚対応の分厚いプラケースが使われていたんだろう(捨ててしまったので本当のところは分からない)。では一方で、2枚組がビニケに収まったらだ(実はそう簡単にいかない)。はじめのうちは「やったぁ!!」で良かったものの、以来20年余になる中身を取り出すと、インナーのエッジが歪曲したり、変色があったりで、かなり頂けない惨状。しかも、今やこれが入るプラケースは存在しないかも知れない。まあ、ディスク再生さえきちんとできればいい、と言えばいいのだけれど、部品が痛むのはちょっと考えものだ。が、帰す入れ物のないディスクはこのままにするしか手がない。久しぶりにトホホが訪れた。

     


なかなかいい出来

2017-06-13 07:26:05 | ●Weblog

リッピングしたかしないかをひと目で分かるようにするため、昨日一日を付箋紙張りに費やした結果、まあまあの出来。というより、一応これで白黒はっきりする。付箋紙はダイソーで400枚入りが100円。それをふた袋仕入れて残りはほんのわずか。もっと買い占めておかないといけない。

                  


シングルレイヤーSACD

2017-06-06 23:20:59 | ●Audio&Visual

 超・遅ればせながら、マイルスのシングルレイヤーSACD国内盤をやっと手に入れた。ひとまず、『ジャック・ジョンソン』(SRGS-4504)と『スケッチ・オブ・スペイン』(SRGS-4502)の2タイトル。1999年リリースだから、SACD再生機と同時にリリースされた本邦初になるSACDディスク・グループのひとつで、それがこれ、一応新品。このうち『ジャック・ジョンソン』の「Right Off」を、①1996年のMaster Sound紙ジャケ(SRCS-9120)、②2000年のDSD Mastering紙ジャケ(SRCS-9718)、③2005年のHDCD(SICP-838/24bit +6db Amplification)から改めてflacでリッピングし直し、SACDとの聴き比べをやってみた。ゲインを揃えることのできるfoobar2000のReplayGainが、こういう時に重宝する。で、これらを切り替えるたびにSACDをディスク再生すること10数回、いや、実は「ファイル再生なら③に限る」と一発で結論が出たものの、HDCDをアップスケーリングしたこれのデータをひと口に言うと"ニセレゾ"だ。大体からして、「HDCD」とは「High Definition Compact Disc」のことではなく、「High Definition Compatible Digital」の略で、そもそも変態系の部類に入るもの。そのせいでいつの間にか時間ばかりが過ぎていったが、結論は変わらなかった。太く厚い低域は①と②のはるか上を行く、エレギのリヴァーブの拡散も長く広大で気持ちいいったらありゃしない、時にはSACDよりド迫力な風が吹いてくることもある、など、これには驚きを通り越して呆れ果ててしまった。『スケッチ・オブ・スペイン』にはHDCDがないけれど、近々、似たようなことをやってみるつもりだ。そうこうしていれば、『ネフェルティティ』のシングルレイヤーが後追いで届くはずだ。

 


続・露出計

2017-06-05 17:02:47 | ●Weblog

 こんなのがウチに残っているのをまったく知らなかった。SEKONIC MOVIE METER。方眼のバックはひとマスが10ミリ。もう1枚の写真はこちらから拝借。手巻きの8ミリ・フィルム機を回していた父親が、生前、それ用に使っていたんだと思う。これならシャツの胸ポッケに入れても余裕しゃくしゃく。その代わり、ポロっとどこかに落としたら、踏んづけるまで見つからないかも。実際のところ、こいつは半世紀近く書棚の奥で眠っていた。それだけに、SEKONICというメーカーを見直すことにもなった次第。