デヴィッド・ボウイのことは、未だに〈スターマン〉が大好きというだけで何も語れないが、これなら、というのがパット・メセニーとライル・メイズが注力した映画『The Falcon and The Snowman／コードネームはファルコン』サントラ盤の〈This Is Not America〉。あいにくCDが見つからなかったので、倉庫からアナログ(SV-17150)を引っ張り出すと、これが怪我の巧妙どころか新発見も数々。「MASTERDISK」スタンプ と「RL」の刻印入りで、この曲だけスイス・モントルーのスタジオ録音とは30年もの間知らぬ存ぜずだったうえ、シャープ&リッチな音調と音景に感謝感激。もちろんメセニー&ボウイにもだ。しかし、それがなんとも、肝心な映画本篇を一度も見たことなし。この機に手に入れておかないといけない。それから、ボウイのライヴhttps://www.youtube.com/watch?v=cUliUWMrMZAにはぶっ飛んだ。『ノット・イン・アワ・ネーム／チャーリー・ヘイデン・リベレイション・ミュージック・オーケストラ』のレゲエ・アレンジによるインストは、ほんわか感が心地良い。