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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

オーディオファイル用CD-R

2012-08-31 22:30:53 | ●Audio&Visual

 ディスク・レヴュー、平たくするとレコード評は、本盤発売日の約2ヵ月前に書く必要がある。そのためのCD-Rメディアが今回、Mobile Fidelity Sound Lab.の24k Goldで届いてうわーっ。スピンドル50枚入りのよくあるRと比べ、1枚単価はほぼ10倍。さすが音にこだわるティートックレコーズだ。中味は金子健(b)、ベニー・グリーン(p)、井上智(g)のセカンド『RESONANCE/KBS TRIO』。編集部に蹴られなければ、『Jazz Life』誌9月売り10月号に拙稿が載るはず。


『ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」』

2012-08-29 12:40:35 | ●Audio&Visual

 2年ほど前に廃盤になったエソテリックのハイブリッドSACD。定価3,300円だったのがamazonで新品44,800円より、中古35,000円より。ヤフオクで直近の落札価格は25,000円。こうなるなら、もう2、3枚買いだめしておけばよかった、とか言ったところで後の祭り。ではと大西順子作品のオークションを見ると、今のところ大きな動きはないようだ。


新発見のHDCD

2012-08-20 18:09:08 | ●Audio&Visual

  

 今日、新発見のHDCD2タイトルは、共に無印の隠れHDCD。『Coming To Your Senses/Frank Gambale』(Favored Nations/2000/ビクターエンタテインメント国内盤)と、『For The Moment/Barry Harris』(Uptown/?/海外盤)。WMPがそうだと認識し、dBpoweramp Ripperが間違いなしだと。かつてゼロハリにはまったことがあっても、バリハリとは近しくしてこなかっただけに、こういうきっかけは本当にありがたい。ともあれ2タイトル追加、


1テラ目前

2012-08-19 16:19:10 | ●Audio&Visual

 明日の締め切りを早めに抜いて暇になったので、950GBのHD使用領域にCDやDVDオーディオなどが何タイトル入ったか数えてみると、BOXセットも1タイトルにカウントして全1,770タイトル。凄いのかしょぼいのか、その数にピンと来るものはないが、リッピングを始めてからちょうど1年は、単純計算するとひと月に150枚近くを処理してきたことになる、という目安が付いてきた。CDのリッピングはdBpoweramp、DVDオーディオのリッピングと日常のファイル再生はfoobar2000で、やっとあれこれ見通しが良くなってきた感じだ。しばし思い及んだアナログ盤のAD変換は、先送りにすることに決めた。

        


続々HDCD

2012-08-17 10:44:40 | ●Audio&Visual

 HDCDに違いないのに前項WMPの表示が出なかったら、オプション設定を確認。「ツール」→「オプション」→「デバイス」→「スピーカー」→「プロパティ」→「オーディオCDに24ビットオーディオを使う」のチェックボックスをオフにして、WMPを再起動。デフォールトがオンだったかオフだったかは失念。ただし、これではHDCDがデコード再生されず、きちんと再生するにはチェックボックスをオンにしないとダメ、とかやっかいだが、ひとまず安直に視認する手はコレ。今のところ、表示が出たものはすべてその通りだった。


続HDCD

2012-08-16 12:47:22 | ●Audio&Visual

 今頃そんなことを言ってる場合か、との文句が殺到するかと思ったら、事態はその逆。いちばん熱烈なレスは、「我が愛器がそういうことになっているとは考えもしなかった!!」。よく見れば、フロント・パネルにロゴ・マークやインジケーターがあるにも係わらずだ。もっとも、買う段階でそのことを気にかけなかったら、止むを得ない話かも知れない。お盆休みはすべて、ディスクの抽出に費やしたそうだ。そこで以下、これまでに出た対応CDプレーヤーの型番。ちょっと調べた限りなのでまだありそうだが、大半が生産終了となると今や貴重種かも。トップ写真は、Windows Media Player 12がHDCDを認識した時の画面表示。あまりの小ささに、目を凝らす必要がある。

●SANSUI  CD-α607と507●LUXMAN  D-600s●DENON  DV-2930と1650AZ●Kenwood  RD-VH7●ROTEL  RCD-1072●LINN  GenkiとIkemi●Mark Levinson  No.390SL


(今月の)私の3枚

2012-08-15 17:09:07 | ●Weblog

今日15日(水)、毎日新聞夕刊掲載の月評「私の3枚」のジャケット写真。左から、『マイ・ウィッチズ・ブルー/小曽根真~クリスチャン・マクブライド~ジェフ・"テイン"・ワッツ』(ユニバーサル・ミュージック UCCJ-2103/8月22日発売)、『ALFIE/西藤(さいとう)ヒロノブ』(T&Kエンタテインメント QACK-35030/8月8日発売)、『アクト・ナチュラリー/三輪洋子』(ビクターエンタテインメント VICJ-61671/7月18日発売)。

      


「そうならそうと早く言ってよ」のHDCD

2012-08-14 11:13:42 | ●Audio&Visual

 今日発売の『Jazz Life』誌にこのことの原稿を入れた時は65タイトルだったのが、19枚増えて84タイトル。ウチにない7枚を除いて、すべてdBpoweramp CD Ripperが「HDCD Track Detected」とがっしり受け止め、ファイルのスペックが「44.1kHz/24bit」になったもの(唯一の例外はBoz Scaggs)。前も触れたように、ロゴ表示があったりなかったり、ある特定のディスク世代だけHDCDだったり、さらには、何かの拍子にHDCDのフラグ・データだけが紛れ込んでそう見えるものまであるとかで、とにかくまあ厄介者もいいところ。ではあるが、信頼の置けるリッパーがそこまで断言し、次に聴感上にも効能が現われたとなれば(例外あり)、これはもう信用するしかない。ウチで未確認の7枚も、二人三脚のパートナーが、ほとんど同じ環境で確認済みで、ないのはパトシリア・バーバーの4枚だけだが、堂々たるロゴ表示がある以上、間違いないはず。ちなみに、英LINNには約140タイトルもHDCDがあるそうだ。以下、括弧内の年号はHDCDの発売年。「無印」はHDCD仕様になっているにもかかわらず、「注記=ロゴの表示」がどこにもない「隠れHDCD」。順序はファミリー・ネームのアルファベチカル。参考サイト。使用PCオーディオのOSはWindows 7(64bit)、サウンドカードはオンキヨーSE-300PCIE、光学ドライブはパイオニアDVR-S17J。

『Autobiography/Nat Adderley』(Atlantic/1999/日本盤)
『Live To Love/Gerald Albright』(Atlantic/1997/日本盤)無印
『Soul Picnic/Roy Ayres』(Atlantic/1999/日本盤)
『Dreams/Philip Bailey』(Heads Up/1999/海外盤)
『Nightclub/Patricia Barber』(Primonition Records/?/海外盤)24k Gold HDCD
『Modern Cool/Patricia Barber』(Primonition Records/?/海外盤)24k Gold HDCD
『Cafe Blue/Patricia Barber』(Primonition Records/?/海外盤)24k Gold HDCD
『Companion/Patricia Barber』(Primonition Records/?/海外盤)24k Gold HDCD
『Slowing Down The World/Chris Botti』(GRP/1999/日本盤)見本盤シールでロゴの有無不明
『Body and Soul/Rick Braun』(Bluemoon/1997/日本盤) 無印
『MCML XX/Ray Bryant』(Atlantic/2000/日本盤)
『Alone At Montreux/Ray Bryant』(Atlantic/2000/日本盤)
『Do You Love Me?/Jonathan Butler』(N2K/1997/海外盤)
『Blue Condition/Bobby Caldwell』(Sindrome/1996/日本盤)
『Come Rain or Come Shine/Bobby Caldwell』(Sindrome/1999年/日本盤)
『In Carterian Fashion/James Carter』(Warner Bros./1998/日本盤)
『Uptown Conversation/Ron Carter』 (Embryo~Atlantic/2000/日本盤)
『Here and Now/Don Cherry』(Atlantic/2000/日本盤)
『Blessed Quietness/Cyrus Chestnut』(Atlantic/1996/日本盤)
『Cyrus Chestnut/Cyrus Chestnut』(Atlantic/1998/日本盤)
『Keeping Cool/Joyce Cooling』(Heads Up/2000/日本盤)
『Inner Space/Chick Corea』(Atlantic/2000/日本盤)
『More Soul/Hank Crawford』(Atlantic/1999/日本盤)
『Somethin' Bout Love/Brian Culbertson』(Atlantic/1999/海外盤)
『Nice & Slow/Brian Culbertson』(Atlantic/2001/海外盤)
『100 Years Of Latin Love Songs/Paquito D'Rivera With Strings』(Heads Up/1998/海外盤)
『Uncle Funky/Cornell Dupree』(Kokopelli/1998/日本盤)無印
『Chill Factor/Richard Elliot』(Blue Note/1999/日本盤)無印
『Doin' It Right Now/Von Freeman』(Koch Jazz/2000)
『Avenue Blue/Jeff Golub』(Mesa Blue Moon/1997日本盤)無印
『Out of The Blue/Jeff Golub』(Mesa Blue Moon/1999/日本盤)極小のロゴで要ルーペ
『Future Shock/Herbie Hancock』(Sony/1999/日本盤)
 通常盤に見えるSRCS-9566(99/11/3発売)と、ハイブリッドSACDのSICP-10074(07/9/19発売)が共に無印でHDCD。ハイブリッドSACDの方は、通常層がHDCD。SRCS-7031とSRCS-9508(紙ジャケ)は通常CD。
『Plug Me In/Eddie Harris (Atlantic/1999/日本盤)AMCY-1263
『The Electrifying Eddie Harris/Eddie Harris』(Atlantic/1999/日本盤)
『Tore Down House/Scott Henderson』(Mesa Blue Moon/1997/日本盤)
『People Get Ready The Freedom Sounds featuring Wayne Henderson』(Atlantic/2000/日本盤)
『Hudson Project(The)/John Abercrombie-Peter Erskine-Bob Mintzer-John Patitucci』(Stretch/2000/日本盤)
『Playn' Hooky/Bob James』(Warner Bros./1997/日本盤)
『Life Between The Exit Signs/Keith Jarrett』(Vortext~Atlantic/2000/日本盤)
『Somewhere before/Keith Jarrett』(Vortex~Atlantic/2000/日本盤)
『Louisiana Hot Sauce/Jazz Crusaders』(Sindrome/1996/日本盤)
『Soul Fountain/Clliford Jordan』(Atlantic/2000/日本盤)
『Until/Robin Kenyatta』(Vortex/Atlantic/2000/日本盤)
『Hair Is Beautiful/Barney Kessel』(Atlantic/2000/日本盤)
『A Place In My Heart/Carol Kidd』(LINN/1999/海外盤)
『Journey/Earl Klugh』(Warner Bros./1997/日本盤)
『Big Blast/Kombo』(GRP/1999)
『Love-In/Charles Lloyd』(Atlantic/1999/日本盤)
『I Believe To My Soul/Junior Mance』(Atlantic/2000/日本盤)
『Tomorrow Never Knows/Steve Marcus』(Atlantic/1999/日本盤)
『Take My Heart/Claire Martin』(LINN/1999/海外盤)
『Perfect Alibi/Claire Martin』(LINN/2000/海外盤)
『Very Best of Claire Martin』(LINN/2001/海外盤)
『To Darn Hot!/Claire Martin』(LINN/2002/海外盤)
『Wall of Akendra/松居慶子(Keiko Matsui)』(Planet Joy/2004/日本盤)
『Summer Selection/松居慶子(Keioko Matsui)』(Planet Joy/2004/日本盤)
『Deep Blue/松居慶子(Keioko Matsui)』(Planet Joy/2001/日本盤)
『Love In Tokyo/松居慶子(Keioko Matsui)』(Planet Joy/2003/日本盤)
『Wildflower/松居慶子(Keioko Matsui)』(Planet Joy/2003/日本盤)
『Much Les/Les McCann』(Atlantic/1999/日本盤)
『Tobacco Road/Jack McDuff』(Atlantic/1999/日本盤)
『Double-Barrelled Soul/Jack McDuff&David Newman』(Atlantic/1999/日本盤)
『Captain Buckles/David Newman』(Cotillion~Atlantic/2000/日本盤)
『High Bias/Niacin』(Stretch/1998/日本盤)
『The Grass Is Greener/Grassella Oliphant』(Atlantic/2000/日本盤)
『Dreamland/Madeleine Peyroux』(Atlantic/1996/日本盤)
『Live at Chene Park/Jean-Luc Ponty』(Atlantic/1997/日本盤)無印
『Optimist/Gerald Presencer』(LINN/2001/海外盤)
『Platypus/Gerald Presencer』(LINN/1998/海外盤)
『Speak Low/Boz Scags』(Decca/2009/日本盤)ボートラ2曲だけ44.1kHz/16bit。
『Soul Song/Shirley Scott』(Atlantic/1999/日本盤)
『Black Woman/Sonny Sharlock』(Vortex~Atlantic/2000/日本盤)
『Salsa Caliente/Bobby Shew』(MAMA/1998/海外盤)
『Blue Smith/Tommy Smith』(LINN/1999/海外盤)無印
『Strings of Desire/Andy Summers & Victor Biglion』(BMG/1998/海外盤)
『Peggy's Blue Skylight/Andy Summers』(BMG/2000/日本盤)無印
『The Last Dance of Mr.X/Andy Summers』(BMG/1998/日本盤)無印
『Green Chimneys/Andy Summers』(BMG/1999/日本盤)無印
『So Cool/Take 6』(Reprise/1998/日本盤)
『Space Island/Rob Wasserman』(Atlantic/2000/海外盤)
『My Dear Life 50th Anniversary Collection/渡辺貞夫(Sadao Watanabe)』(Verve/2001/日本盤)
『Caravan of Dreams/Peter White』(Sony/1996/日本盤)無印
『If I Had My Way/Nancy Wilson』(Columbia/1997/日本盤)
『Plains/George Winston(Solo Piano)』(Windham Hill/1999/日本盤)ディスクにのみロゴ表示


空中配線完成

2012-08-10 15:42:09 | ●Audio&Visual

 昼食後、気まぐれで立ち寄った近所のダイソーで、もう絶版かと諦めかけていたドア・ストッパーを発見し、計画通りに10個購入。今し方、片チャン7.5メートルのトライワイヤーSPケーブルが、1点も床や壁に触れない長距離空中配線ができ上がった。しかし、大半を浮かせ済みだったせいか、いかなるひいき目を煽り立てても音の違いはまったく分からなかった。まあ、副作用のない精神安定剤と思えば、1個100円は高CPもいいところだから、これで良いのだとMFSLの『aja』と『Nightfly』のアナログを聴きまくる。


アナログ新基軸

2012-08-10 11:09:57 | ●Audio&Visual

 昨日はお茶の水のJAZZ OLYNPUSで、ユニバーサル・ミュージックのアナログ新基軸「100% Pure LP」の試聴会。マスコミやジャーナリストらで超満員になるとは、昨今のアナログへの関心度の高さがうかがえた。盤質の純度を上げることに集中した180g盤で、見た目をひと口に言うと半透明かそれ以上なのが特徴的。『ワルツ・フォー・デビイ/ビル・エヴァンス』の〈マイ・フーリッシュ・ハート〉を従来の黒盤と聴き比べると、レースのカーテンを開けた感じがした。それでもこれが最終形ではなく、時間の許す限り追い込めるところは追い込んでいくとのこと。それまでにこっちも、やるべきことをやっておかなくてはいけない。各税込み5800円で12月12日に発売予定の15タイトルは以下。

●ビル・エヴァンス『ワルツ・フォー・デビイ』 
●ビル・エヴァンス『ポートレイト・イン・ジャズ』
●ソニー・ロリンズ『サキソフォン・コロッサス』
●ジョン・コルトレーン『バラード』
●スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト『ゲッツ/ジルベルト』
●ザ・ローリング・ストーンズ『スティッキー・フィンガーズ』
●ザ・ローリング・ストーンズ『イッツ・オンリー・ロックン・ロール』
●ザ・フー『フーズ・ネクスト』
●ブラインド・フェイス『スーパー・ジャイアンツ』
●エリック・クラプトン『461オーシャン・ブールヴァード』
●マイク・オールドフィールド『チューブラー・ベルズ』
●ダイアー・ストレイツ『悲しきサルタン』
●スティーリー・ダン『彩(エイジャ)』
●エイジア『詠時感〜時へのロマン』
●スティーヴィー・ワンダー『インナーヴィジョンズ』


猫と海

2012-08-05 14:18:46 | ●Weblog

 偶然見つけたウシの爪研ぎショット。やられているのは硬質ウレタン製のボディ・ボードで、ここに立てかけて20余年。通りすがりにも人気だから、これでバリバリやったニャン数は三桁近くになると思う。という一方で、昔はこんなので海に浮かんでたかと思うと、懐かしいやら、またやってみたいやらでも、このボードばかりはもはや役に立たない。下写真は30余年前の千葉・勝浦で、波に巻かれてやばかった時のもの。