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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

皇神=すめがみ=芋焼酎

2012-03-31 23:18:16 | ●Weblog

 来賓のため封を切らずにおくと家人がしまい込んだ芋焼酎を、鬼のいぬ間にめっけ。「皇神」と書いて「すめがみ」と読む。ATOKの標準辞書では変換できないが、ググるとすらすら出てきた。金箔押しの豪勢なラベルが誇らしいうえ、桐箱入りでアルコール度数37度。焼酎にはバーボンほど通じなくても、珍味の程を瞬時にはかり知るのが酒飲みの特技だ。夕刊読みつつCDのリッピングがぐんぐん進んだ。


春の気配があったかとも言えぬ一日

2012-03-28 21:30:38 | ●Audio&Visual

 先週、オンキヨーのPC用サウンド・カード絶不調をサポート・デスクに訴えたら、今日、新品交換の代替品が届いたので、余計なことを考えなしにバス・コネクタに差し込むと、古い言葉だがこれぞプラグ&プレイ、オーディオ・プロパティの再設定などにまったく手をわずらわすことなく、スコ~ンと元に戻れた。ただコレのRCA端子とそのシャシー、オーディオ機器に比べようものなら、かなりのところ頼りないのは偽らざるところ。その旨をお世話になりっぱなしのPC STAFF社主に向けると、カードを介さないUSBアクセスがよかれとのことでも、それにはUSB-DACを新たに調達するなどしない限り道は開かれない。いやはや春の気配の訪れと並んで、難関が次々に来るから参る。


こんなのも直せる可能性ありなんだ

2012-03-25 16:25:46 | ●Audio&Visual

 以下、JICO(日本精密宝石工業)のHPから。「針先チップが付いた状態で折損したカンチレバーを掛け継いで再生させて頂きます。折損した物を単純に繋ぐのではなく、元々の針先チップを取り外した上、新しいカンチレバーに埋め込んで再生可能な状態に致します」。オリジナルの音にはなるはずもないが、こんなことが廉価でできるとはつゆ知らず、欠け落ちたオルトフォンKontrapunkt bの針先は、とっくの昔にどこへやら。もちろん、この機種が、あるいはこの症状が修理可能かは向こうさんの腕次第ながら、可能性がなきにしもあらずと知った時は半泣き。いらないものは捨てるに限るのモットーに急ブレーキがかかった。1週間ほど聴いてきたSHURE V-15 type4、やっぱりこれではカラっとし過ぎ。『aja』のアナログ・オリジAB-1006が、SHM仕様SA-CDに負けそうになっては問題だって、『aja』に限ってはそれでもいいのかな。ただ、興に乗ってMFSL盤をかけると、前項マイルスの6枚への思案が一気に決心へと。暇なような忙しいような、差し込む夕陽が気持ち良い、奇特な一日となった。


MFSLからマイルスのアナログ6発

2012-03-25 11:22:07 | ●Audio&Visual

 Mobille Fidelity Sound Labからマイルスのアナログが6タイトル。そのうち『カインド・オブ・ブルー』は45回転180g盤2枚組。向こうのネット・ショップでは予約が始まっていても、本家MFSLのHPや大手Acoustic Soundsが音無しなのが不思議だが、これまでMFSLが出したマイルスのアナログは、たぶん『いつか王子さまが』1枚だけ。何の拍子かは別として、オリジナル・マスターからハーフ・スピード・マスタリング、RTIプレスとなるとこれは強烈。ではあるが、昨日、車検にどっと持って行かれたから全部は無理。どれにしようか思案、思案.....。MFSLが真価を発揮してくれれば、ひとまず『スケッチ・オブ・スペイン』かな。

             

             

 

 


SHURE V-15への帰還

2012-03-17 17:41:45 | ●Audio&Visual

 寝込むほどではないぐずぐず風邪は本当に始末悪い。人混みに飛び出す勇気がわかない代わりに、普段はあまりやりたくない、ちまちましたことに関心が飛んだりして大変。そこで、Kontrapunkt-bのカンチレバーを折ってから代用してきたSPU-GTに、しばしお引き取り頂こうと、だいぶ前にJICO針を仕入れておいたSHURE V-15 TYPE4に交換。もっこりとファットなSPUの次にこれでは世界豹変ながら、なぜかどこか懐かしく頼もしいのは、この音が経験則を育んでくれたからかも知れない。「SPU-GTをリファレンスにするなんてとんでもないですよ」とは、人気オーディオ・ライターのITさん。久しぶりに再会したはじめはキツいことをあまり言わなかったのが、だんだん来るのがイイ。聞きたいのは、普段、原稿にできないことだからね。しかしコレ、オルトフォンのMM、2M-Blackに比べ潤いはガタ落ち、SPUに比べれば超ドライとか何だかんだあるのに、いやそれだけに、次へ次へと止めどない。しばらくはこれでやってみようと思う。


ウェスのアナログ2枚組

2012-03-07 09:58:53 | ●Audio&Visual

 ディスクユニオンから届いた、45回転180グラム重量盤2枚組『エコーズ・オブ・インディアナ・アヴェニュー/ウェス・モンゴメリー』の検盤、いや、検聴と言うのか、それを今し方終えた。ジャケのエッジにほんの一部打痕があるが、世界限定1000枚プレスのうち98番目のナンバリングに、まあ、コレでいいや、と。それはさておき、未だ論議の絶えないウェスの誕生年の件、そろそろ諸説なし、ということにしておいた方が精神衛生上、よろしいのではないかと。それには、コレ、墓石。むこうでは、自分の誕生日すら知らずに生涯を終える人も少なくないそうだが、まさか墓石を当て推量でやる遺族はいないだろう。従って、1923年3月6日、インディアナ州インディアナポリス生まれ、1968年6月15日、心臓マヒのため同地で没。享年45。一度も来日しなかった巨星のひとりでもある。


バーボンのミルク割り

2012-03-05 13:49:57 | ●Weblog

 去年の暮れだったかにIさんから頂いた大冊『Great Whiskys』を通読した。Iさんいわく、「読んでいくと呑みたくてどうしようもなくなるよ」。いやはや仰るとおり。500銘柄のほんのちょいを読み進めただけで、近くのコンビニに駆け込み、ジャック・ダニエルの小瓶を仕入れる羽目に。リッピングしつつ瓶ラベルをながめながら終わりまで行くのに、3時間はかかった。こまめに数えなかったが、呑んだことがあるのは、たぶん1割にも満たないと思う。その代わり、国別、銘柄別などのインデックスも充実しているから、この先重宝しそうだ。で、「Ichiro's Malt」に目を止めるも、野球のイチローとは無関係、とかやってるうちに、小瓶が空に。途中、かなり熱くしたミルクで割る、バーボン・ミルクとかスーパー・ミルクとか呼ばれるミックスにしたのが運の尽きだった。