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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

2枚組CDに苦戦する

2017-06-20 02:09:43 | ●Audio&Visual

 CDの収納に四苦八苦していた頃、2枚組が収まるビニケを見つけて、少し凝ったことがあった。そのメーカーのHPはここで、ユニオンには在庫ありとあるからまだ手に入るようだが、私が買ったのと同じ寸法のままだとしたら、注意が必要だ。これに入れるとディスクの出し入れにえらく手間取るため、先日、シングル・サイズのプラケースに移し始めたところ、セシル・テイラー(1991年盤)とババトゥンデ・リー(2003年盤)は難なくいったが、マックス・ローチ(1992年盤)とレッド・ホット・アンド・クール(1994年盤)は、インナーの寸法が大き過ぎてプラケースに収まらなかった。たぶんこれらには、4枚対応の分厚いプラケースが使われていたんだろう(捨ててしまったので本当のところは分からない)。では一方で、2枚組がビニケに収まったらだ(実はそう簡単にいかない)。はじめのうちは「やったぁ!!」で良かったものの、以来20年余になる中身を取り出すと、インナーのエッジが歪曲したり、変色があったりで、かなり頂けない惨状。しかも、今やこれが入るプラケースは存在しないかも知れない。まあ、ディスク再生さえきちんとできればいい、と言えばいいのだけれど、部品が痛むのはちょっと考えものだ。が、帰す入れ物のないディスクはこのままにするしか手がない。久しぶりにトホホが訪れた。

     


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