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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

君子蘭とナイトフライ

2012-05-24 20:49:16 | ●Audio&Visual

『ナイトフライ』の独プレス盤にすっかり気を取られているうちに、君子蘭の見頃を逃してしまったが、まだ何とか、という姿を夕方ボヨンと。その後、『ナイトフライ』のアナログを取っ替え引っ替え聴くと、好きなのはMFSL盤、歯応えの良いのはQUIEX2盤、という暫定結果に。最新盤はどうもピンと来ない。君子蘭は土居クン、3年目3度目の感謝です。

 


ジム・ホールとエンリコ

2012-05-13 17:58:27 | ●Weblog

 明日締め切りの新聞原稿を早めに済ませておいたので、今日はジム・ホールをリッピング。あまりの天気の良さに、Convertボタンをクリックすると同時にインナースリーブを手に太陽の下へ。すると出て来た、前々からお知らせしたかったジム・ホールとエンリコ・ピエラヌンツィのツーショット。一体何を話し合っているんだろうと考え始めると切りがなくなるのは、病院の廊下で患者ふたりが粛々と、と見えなくないところ。なにしろ、エンリコさんの「心中お察し申し上げます」風の表情がいい。好きな人には吹き出しのアイディアが止まらなくなりそうだ。アルバムは『Duologues』(CamJazz)。


メロディ・ガルドーの『アブセンス』を聴いて

2012-05-11 23:27:12 | ●Weblog

 メロディ・ガルドーの3年ぶりの新作『アブセンス』を何度も聴いてから振り返ったのは前作、前々作ではなく、1曲ずつゲスト参加した『リオ/ティル・ブレナー』と『ソフィスティケイテッド・レディーズ/チャーリー・ヘイデン』の2枚。その次に、メロディのオリジナル〈ラヴ・ミー・ライク・リヴァー・ダズ〉をカヴァーしたヘイリー・ロレンの『Stages』と、ベス・ハートが〈ユア・ハート・イズ・アズ・ブラック・アズ・ナイト〉をカヴァーした『Don't explain』の2枚。中でも凄いのが、時としてどっちがどっちともなりかねないベス・ハートの熱唱。するとそこから、曲の良さや深さがモリっと立ち昇る。おかげでメロディが大した歌い手であると同時に、大した書き手であることに改めて心服。その後に『アブセンス』に戻ると楽しさ倍増だ。


邪魔になってくるデータ本

2012-05-10 15:35:19 | ●Weblog

 トム・ロード・ディスコグフィーの書籍版を、いずれネットでどうにでもなる見通しがあっても気配の微塵もない頃、全34巻のうちVol.31までコツコツと買い続けた。1巻どれも8000円超は今なら間違っても手を出さないだろう。というのが書棚に平積みになったままおそらく10余年。オークション出ししたところで、期待薄もはなはだしい。しかし、書棚ふた枠近くを埋めてはスペースがもったいないったりゃあらしない。だがしかし、こういう印刷データの最大の問題は、出版されたが最後、情報の進化がそこで止まったままになることで、再版が永遠にあり得ないことを思うと、なんだかなあと。こういうのしかない頃は、ずいぶんと重宝させてもらったこともあるし。


パットの次にジョン・スコ

2012-05-09 23:33:51 | ●Audio&Visual

 foobar2000でリッピングしたFLACファイルと元のCDの音調が、どれも微妙に違うということは、そういうものなのか、またはビット・パーフェクトが実現されずにいるせいなのか、今日はアートワークの欠けを埋めてから関連雑誌を読み漁ったが、結局は一知半解のまま。そうか、ということはあまりにも性急な駆け足は禁物なのかも知れないという一方、しかしこの便利さを痛感しては後に引けずと、ジョン・スコ・ディスコが出来。Browse for Album Artで何もヒットしなかったら、面倒でもAmazonとかから拾ってくればいいわけね。


PCオーディオ・ディスコグラフィー

2012-05-03 23:23:34 | ●Audio&Visual

 時系列の順序はやや曖昧ながら、パット・メセニー・ディスコがこんな具合にできてしまった弾みには恐るべきものがあって、リー・リトナーの次にラリー・カールトン、ジョージ・ベンソン、マイク・スターン、ウェザー・リポート、イエロージャケッツを完リップ。Windowsマイコンピューターの駄目デザインにもかかわらず、アートワークがずらりと全部並んだうえ、それらをマウス操作だけで聴けるというのは何とも実に気持ち良い。その代わり大変だったのは、物によってハイビット・リマスター、ゴールドCD、SHM-CDなど色々あって、総代を決めるのに四苦八苦したこと。なので、半数近くのフォルダー内にサブ・フォルダーを作らざるを得なくなった。その結果、38タイトルのディスク容量が15.5GBで、HDDのトータルはぼちぼち400GB。大した写真も映像も入れてないのにこうなるとは思いもよらなかったが、そこのところは増設すれば事が済んでしまう、ありがたい時代になったもの。