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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

TV音声が聴きづらいのは機器のせいばかりではない

2017-02-09 18:09:28 | ●Weblog

 去年の暮れにいくつも書いたきり、忘れていた与太ごと。お茶や食事中のテレビの音声は、とりたてていい音である必要を感じなかったが、ここのところ、適音量で聴いていると、何を言っているのか分かりづらい司会者やキャスターが増えたので、仕事部屋の7.1chサラウンドで音量を上げて試してみた。最も聴きづらいのが、TBS「昼おび!」の司会者。アクセントの高低差やイントネーションの強弱が激しいうえ、発声のエッジが緩く、頻繁に言葉を飲む。このことはいくら音量を上げても変わらず。あとは、日テレ夕刻のニュース番組天気予報で、ゆるキャラの「そらジロー」を、「とらジロー」と発音するバトミントン出の女性キャスター。普段、発声練習とかしているんだろうけれど、親しくする専門家によると、「さしすせそ」の「さ行」を発声する時、炸裂音より母音のパワーが上回っているから、とのこと。そのほか、日韓問題や時事について語るゲスト・コメンテーターが皆、早口過ぎてかなわない、というのは年のせいにしておこう。ちなみに、食卓近くの棚に置いたテレビの音声はモノラルで帯域も狭い。が、TVチューナー内蔵のPCユーザーも、ニュース・ヴァラエティのたびにオーディオをオンにするかどうか。


ながらカーオーディオ

2017-02-09 08:33:03 | ●Weblog

 訳あってタクシーで移動中、すぐ後ろに新しめのベンツ、その後ろからサイレンを鳴らす緊急車両が接近。タクシー・ドライバーが減速して路肩に寄せたところ、ベンツが結構な勢いで追い越していったその一瞬、ハードロック系音楽の大轟音、超重低音のドップラー効果が押し寄せ、恐ろしくなった。さぞや素晴らしいカーオーディオだろうが、あれはそこらの裏通りでも高速でも、ながらスマホと同様、極めて危ない。あまりにも意表を突かれたので、ベンツ・ドライバーの年恰好は目に入らなかったものの、一瞬の大轟音に歪感がまったくなかったことに、ちょっとしてあきれた。