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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

キースのハイレゾ配信スタート

2013-05-31 11:20:51 | ●Audio&Visual

 スピーカーのフォーカス合わせがひと段落したのをいいきっかけにと、アップコンバートしながら再生するのをきっぱりやめにした。音楽ファイルは何から何までfoobar2000で2.8MHzに、ディスクの方はDACで192kHzに上げているうち、実のところ大混乱、こうしていては「加工」や「加調」と同じことになると、からだが受け止めたからだ。するとそこに、HDTracksから『サムホエア/キース・ジャレット・トリオ』ハイレゾ配信開始のニュース・メール。全6曲中、最後の〈アイ・ソート・アバウト・ユー〉のみ単曲買い可。ほかの新録新譜より少しお高いのは、ECMの価格設定なのだろうか。


PATのTAP

2013-05-29 23:26:43 | ●Weblog

            

 ジャケ写を逆版にしてみたが、タイトルは洒落ただけ? それとも「TPP」みたいに意味ありなのか? バンドネオンは聞こえても、フリューゲルホーンをどこで吹いているんだろう。  


もう来るパット・メセニーの新作

2013-05-24 15:23:59 | ●Weblog

            

パット・メセニーによるジョン・ゾーン作品集『タップ』を聴いた。まあなんと色々な楽器が様々なテイストでアンサンブルすること。かなりクラクラした。だいぶ前からパットのHPにこの件があったが、NYタイムズも20日に早々報じている。音質も相当切れがいい。


ミリ単位のSPセッティングにアセダク

2013-05-23 17:02:56 | ●Audio&Visual

 『Stereo』誌最新6月号の「スピーカーセッティングの盲点を突く!」の中の、「スピーカーのフォーカスを合わせる」を、レーザー墨出し器で記事に言われるまま汗だくでやってみると、おおーっ、巨大収穫、驚くべき効能。墨出し器=レーザー・レベラーを手に入れておいて良かった。ミリ単位の調整を終えて真っ先に聴いたのは、ギターが左に流れるはずもないにのに流れて悲しかった小沼ようすけの『ジャム・カ』。小沼クンが真ん中にビシっと決まった。そればかりかベースなど低域に厚みと切れが出て、さらにきめ細やかになった。機器の買い換えに走る前に、今ある愛器を見直そう、という考えもこちらにはどんぴしゃ。まだまだ陽が高いのに呑み始めてしまった。


電化ギブソン77周年

2013-05-22 11:46:01 | ●Weblog

 短い拙稿を寄せた『ギブソン・ヴィンテージ・セミアコ&フルアコ・ガイド』をやっと読了。オーディオの軍資金にと、1958年製のギブソンとおさらばしたのを盛大に悔やんだ。一方でヴィンテージ・ギブソンのいいのが欲しいなら、日本へ行くに限る、という風説になるほどと。ギブソンが商業ベースのエレクトリック・ギター第1号機を発売したのは1936年。すると、電化ギブソン77周年、これまた喜寿なんだというのがいちばん感慨深かったことかな。そうこうしている間のBGMは、もちろんチャーリー・クリスチャン。


真っ黒いCD

2013-05-21 09:32:55 | ●Audio&Visual

                                                              

 T5Jazz Recordsの第1弾『オランジュ/アクアピット』の信号面が真っ黒。表もセンター・ラベルを取ってしまえば同じだろう。表面にグルーヴ処理してあるからアナログ風情が出たのがいい。これまで、中国のABCレコードが似たものを発売してきたそうだが、黒くてもレーザー光が通るとはびっくり。ディスクが見えるトップローディングのプレーヤーでかけると楽しそうだ。


最後のキース・ジャレット・トリオ

2013-05-16 11:04:47 | ●Weblog

  

 主催側の公言通りなら、ゲイリー・ピーコックとジャック・ディジョネットとのキース・ジャレット・トリオの活動は、夕べ5月15日(水)のオーチャードホール公演が最終ページ。とはいえ、この先一生やらないこともないだろうとは、ばったり出会った先輩Aさんとのやりとり。3階席から見下ろすと、見える限り空席はひとつもなし。隣の若者の熱狂振りにも大いにやられた。残念至極は、曲の展開についてネタバレ・ツイートした人がいて、不幸にもそれに目を通してしまったこと。知らなければ倍は楽しめたと思う。それさえ除けば内容は文句なし。ECMがいずれライヴ盤を出してくるのは間違いないだろう。あと、資料にある生年月日が正しければ、ゲイリー・ピーコックは5月12日、大阪公演の日に、喜寿、77歳の誕生日を迎えた。トリオ30周年にもなるわけだ。


さきほど松屋を初体験

2013-05-07 14:53:34 | ●Weblog

          

 蕎麦屋でお昼のつもりが、バッタリ出会った地元の友人が松屋に行くというので、怖い物見たさでお付き合いし、おろしポン酢牛めしというのにも付き合い、今年初めてビーフをからだに入れることに。自販機で食券買うんだ、ご飯物はすべて味噌汁付きなんだ、店員は女性だけなんだと色々感心した中でいちばんの感心は、吉野家よりずいぶんもっともらしくできた味噌汁の味とやや多めの分量。カレーメニューがあるから、近々また世話になるかも。


暇に任せて

2013-05-06 18:12:33 | ●Weblog

 米『LIFE』誌1996年2月号の特集見開きページ。真ん中縦の綴じ代を巧妙に消してくれたのは写真家の内山繁さん。なので既にFBにあるのかも知れないが、何かの拍子に目に入ったのでアップすることに。今はもうそこがあるのかないのか。昨日、音楽月刊雑誌約300冊を出張買取に持ってかせたのが、なんだかなあと。


ジョージ・ベンソンのこと

2013-05-06 16:13:44 | ●Audio&Visual

 ジョージ・ベンソンの新作はナット・キング・コール・トリビュートで、邦題は『ジョージ・ベンソン・キング・コールを歌う』になるらしい。解説を書いた手前、あれこれ聴きまくっているうちハマったのが、ベンソンの最強フォロワーU-NAMの『Weekend In L.A./U-NAM & Friends-A Tribute to George Benson』(Sky Town Records  STR001)。特にタイトル曲。何度かけてもこれには参る。これぞベンソン流儀の新化系だ。買ったのは去年の夏か秋だったか。U-NAMの名前で分類収納すると分かりづらくなりそうなので、「Benson George」グループに突っ込んでおいて良かった。なにしろ初めて聴いた時は耳を疑いまくって大汗。そいつをだ、買った頃にはできなかった192kHzと2.8MHzにアップ・コンバートして聴くと、いい意味で笑いが止まらない。とはいえそこはとっぷりと行く趣味の世界。オススメは『キング・コールを歌う』の方。