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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

夕陽

2009-04-28 22:29:52 | ●Weblog
天気のいい日の夕方は、仕事部屋の窓からきつい夕陽が入り、ブラインドの調整に気をつけないとCDプレーヤーの液晶パネルを直撃するので、日々、要注意。ただ、フローリングの床面を這うふわふわホコリをくっきり照らし出すので、それが見えたら、締め切りが押し寄せる緊迫時にも掃除機の出動だ。エアコンを使う部屋は、ビル風と同じ緩急の気流が激しく、無造作に積み上げたCDや本の山は新宿副都心の構造と一緒になり、隙間を抜ける非自然な風がゴミ、チリ、ダニ、抜け毛などを角々に堆積させるそうだ。なので、本は書棚へ、CDはCD棚へ。ネット・オークションにオーディオ機器を出すと、よく喫煙環境かそうでないかキリキリしてくる人がいるけど、大問題はそこばかりじゃあないのではと。僕なら、ダメ出しのいちばんは寝室使用、次にペットと同居。布団の毛ホコリと猫ニャンたちの抜け毛は、夏前の今、絶好調。

♪CDの音

2009-04-18 00:13:34 | ●Weblog
 訳あってXA7ESを持って相島技研にお邪魔した。すると、通常CDならSCD-1の上を行く再生能力があるんじゃないかと嬉しいお言葉。やはり、D-Clockに換装してもらったおかげと思いきや、相島さんいわく、いや、それ以上に機器の素性の問題だろうと。嬉しさのあまり帰ってすぐやったのは、アンプにしか使わないままほっておいた電源ケーブル、ゾノトーン初代グランディオへの差し替え。そして次にTUNAMIに戻してまたグランディオへ。聴いたのは『マイ・フーリッシュ・ハート/キース・ジャレット』の〈フォア〉。TUNAMIとは評判通り、たっぷりと低域を出してくるはずが、グランディオの方がなお出てきたのにはびっくり。そのうえ、ベースのエッジが滑らかに立つものだから、ディジョネットのバスドラとのカブりで団子状になるところがすっとほどけたのにも参って、しかもさらにいちばんのびっくりは、ピアノ・ソロ・パートの左手の動きが気持ち良く浮き上がってきたこと。ただ、ALLIONのT-125svに関しては、オヤイデの単線電ケ(EE/F-S 2.6)の勝ち、というのはアンプだけ200V仕様になっていることと関係あるんだろうか、と。おっとそういえば、この単線電ケをCDPに使ったことがなかった。ゴールデン・ウィーク進行の締め切りラッシュを抜けたら、アルコール抜きでいってみよう。写真は、クロック換装と同時にやってもらった制振箇所。あれからもう2年とは光陰矢のごとし。

♪メロディ・ガルドー20090413

2009-04-14 21:47:59 | ●Weblog
 昨日、恵比寿のリキッドルームで、初来日したメロディ・ガルドーを聴いた。凄かった、本物だった。ギターとピアノを自在に弾き語りながら、自前の表現世界を勝手気ままに妖艶に描いていく光景には鳥肌が立った。そして、一日も早く健常を取り戻してバリバリやって欲しい、と願う一方、そうなったらこの歌は一体どうなるものかと複雑な気持ちになった。それとは別だが、もうひとつ複雑な気持ちになったのは、とある業界美女に人間違いして挨拶したところ、手痛いしっぺ返しが返ってきたこと。「いつも色々お世話になって...」と謝意を告げると、「私はあなたにそんなことしてきておりません」だって。オレならいかなる美人に生まれても、ほかに表現を探すかごまかすな。メロディが素晴らしかっただけに、これにはあ痛たたって感じ。間違いは恥じるとしても、もう一生近づくまい。

●続々チューリップ

2009-04-05 00:20:06 | ●Weblog
 昨日の朝、薄いピンクが滲んできたと思ったら、割引券で昼飯を済ませて戻ると、なんと赤かオレンジの気配がありあり浮かんでいるのにびっくり。すごい成長スピードだ。吹いた芽に気付いて写真を撮ったのは、極寒の1月22日。それらしくなったのは前項の通り3月末のことで、それから5日でこのあでやかさ。原稿の締め切りであっぷあっぷも、しばしの癒しをもらったおかげで仕切り直しに大成功。ただ、土居クンとやってる何色が咲くかの賭は、彼がピンク、私が黄色、だったかな。それはどうやら忘れた方が良さそうだ。