ユニバーサル・タイプのヘッドシェル、フェーズテックCS-1が今朝届いた。メーカー固有の特殊なシェル付きのプレーヤーを15年使ってきたため、この類を買うのが何年ぶりになるか思い出せない。カートリッジの取り付けは、どちらにせよ四苦八苦、七転八倒、艱難辛苦。老眼鏡の度をもっと上げないと手に負えなくなりそうだ。指が震えながらつった、という体験も生まれて初めて。で、やっとのことでアームに取り付け、約束事をじっくり済ませて聴くと、ゲインがガタ落ち。半日後に判明した訳は、スタイラスの緩み。注意深くグイっと押し込んだら、おおーっ、V-15type4に新生命が宿った感じになった(写真は別物)。何という粗忽。もうすぐ、ユニバーサル・レコードから、RVGの重量盤LPコレクション20タイトルが発売になる。ビートルズのリマスターも、早くアナログ盤に刻まれて欲しい。ともあれ、おかげで胃の不調が吹っ飛んだ。